金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

自然のなか

2015年11月11日 21時13分09秒 | 日々あれこれ
紅葉が・・・


テレビ番組で映る秋の紅葉。
きれいなもんです。

ピクチャーウインドーとはいえませんが
隣りの廃墟になった家にあるモミジが少しずつ色を変えています。
どう生き抜いているのか・・・
自然の恵みを頂いて成ることを教えてくれます。

「陶街道、きれいだろうね~・・・
 あの場所、行きたいね~・・・」
「そうですね!次の休みには行きましょうよ!」

陶街道とは、内子町から砥部町に抜ける山道。
今夏に涼を求めて何気に走った初めての道でした。

コイツにとってありえない行動。
予定しているところを判で押したように行動するコイツは
道を反れるってありえないのです。

でも、最近ちょっと寄り道っていいもんかもって思える余裕も出たりします。
稀ですけど。

山陽道の白鳥インター辺りで続くトンネル。
北側に突如出てくるシンデレラ城のようなセンスのいい建造物。
下りの車線でしか見えません、ホンの一瞬。
コイツみたいなもんでも感動しましたから・・・

なんなんだろう・・・

その時以来、ここを通ることのうれしさ。
京都から帰る時の楽しみの一つになっていました。
いつだったでしょうか・・・
行ってみようってインター下りましたから・・・コイツが。

小高い山の頂に建つお城はきれいなものでした。
これか~って・・・

これ、コイツにとって大きな忘れられない寄り道。

これに匹敵する寄り道、陶街道。
ジブリに出てくるような古びた暗いトンネル。
その手前には左右から自然にできた木のトンネル。

そこに飛び込む時のドキドキ感。

どうなっているの・・・
飛び込んだら他所にタイムスリップするかのようなワクワク感・・・

あの木々が紅葉しているかと思うともう一度って思ってします。

「ワ~ッ!!!」って感動する気持ち、大切にしたいですね。


今日も原チャリ「ビーノ」に跨りミ~ンミ~ンって気持ちよく走りました。
今日は原チャリって分かってましたから厚手のシャツ。
それでも山の木陰は寒くて
早く抜け出そうとアクセル回します。
気分はホイルスピンして「マッドマックス」よろしくキュルキュルいわしているのですが、
ス~ッと軽4に追い越されると見えないコイツの姿が客観的に知らしめられてしまいます。

ハンドルの上に大きな顔を乗せる勢いで前傾姿勢、
大きな頭に合う大きなヘルメットも風に追いやられ後ろへ飛ばされる。
左手でヘルメット押さえ
布袍も和袈裟もたなびいて
鼻水ズルズルのオマケつき。

あらあら坊さん、そんな格好で・・・って皆に見られる視線がキツイ。

それでもいいんです、
結構、自然の中で自然であることに気付いているひと時だから・・・

キツイ旅のなかでも自然の温もりに包まれている温かさ。
コメント
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