はいほー通信 短歌編

主に「題詠100首」参加を中心に、管理人中村が詠んだ短歌を掲載していきます。

「湾岸戦争におけるニューウェーブの役割」について

2012年09月21日 20時15分59秒 | インターミッション(論文等)

下の文章は、短歌研究『第三十回 現代短歌評論賞』に応募した文章です。
例によって一次予選堕ちでしたので、こちらに供養のため載せました。

今回の課題は、『機会詩としての短歌の可能性を探る』。
必然的に、先の大震災を念頭に置いてしまうテーマですが、あまのじゃくな中村は、ご覧のように湾岸戦争を題材にしました(湾岸戦争なんて、どれくらいの人が覚えているんだ?)。

ここ数年、ライトバースやニューウェーブの時代に興味を持ってまして、その極北でもある荻原裕幸氏の一連を挙げない手は無いだろう、と。

中村の文章の出来はともかく、氏の連作は、今も(今でこそ)現在短歌のひとつの基点になると思うのですが、如何。

ご意見等、いただけたら嬉しいです。


追記
ブログの設定上、横書きにしか出来ませんでした。
荻原氏の連作をご覧になるなら、ぜひ『資料』でお楽しみ下さい。



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2 コメント

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Unknown (冥亭)
2012-10-19 23:31:07
ご無沙汰です。

久々に見ました、この作品。
冥亭的には▼の羅列に鼻白んだクチですが・・・
これだけ並んでると、結構すごいですね。

個人的な体験として。
「FRONTLINE ASSEMBLY」てな打ち込みバンドにハマってる時に、
中継のテレビとステレオを同時につけてたら丁度陸上戦始まって、
画面が真っ暗に落ちて「ブラックアウトです!」と叫ぶ特派員。
その時、ステレオの曲名が偶然にも「BLACKOUT」

けれど、まるでリアル感はなかったな~。
休日の朝だったし・・・

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冥亭さんへ (中村成志)
2012-10-20 06:05:43
いらっしゃいませ。
僕も、最初にこの作品を見たときには鼻白みました。何かの批評での、数首の引用だったし。
でも、だからこそ一枚絵で見たときのショックはすごかった。

あの戦争の時がちょうど大学卒業と重なって、けっこう気分的に暗かったのを覚えています。
あのころは短歌に興味がなかったけれど、リアルタイムにこの連作を見ていたら、どういう感想を持ったのかなあ。

ありがとうございます。
また、お越しくださいね。
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