除光液にマネキュア落とし明日よりはふたたび愛を語らぬ戦士
橘 みちよ(夜間飛行)
主体の静かな覚悟と緊張感が伝わってきます。
「明日よりは」から、歌われている時刻は夕方から夜にかけてと推測します。
その暗闇と「除光液」、さらには明日から始まる光(希望)のない戦いの予感が呼応します。
ただ、上の句の読みにちょっと迷いました。
「マネキュアに除光液落とし」ならば分かりやすいのですが、「除光液」に「マネキュア」を「落と」す。
まず思い浮かぶのは、器に汲んだ除光液に、マネキュアを1,2滴落とす。
場面としてはおもしろいですが、「だから?」となって、下の句につながりません。
次に考えたのは、除光液を塗って普段の爪に戻していた指先に、再度マネキュアを塗ったという解釈です。
これなら下の句の「ふたたび」につながるし、風景も見えてきます。
ただ、マネキュアを指につけるとき「落とす」という形容をするのか?
お化粧関係には詳しくないんですが、確か小さい刷毛のようなもので塗っていた気がします。
そう考えると、この読みも違うかなあ。
違う読みをされた方、教えてください。
橘 みちよ(夜間飛行)
主体の静かな覚悟と緊張感が伝わってきます。
「明日よりは」から、歌われている時刻は夕方から夜にかけてと推測します。
その暗闇と「除光液」、さらには明日から始まる光(希望)のない戦いの予感が呼応します。
ただ、上の句の読みにちょっと迷いました。
「マネキュアに除光液落とし」ならば分かりやすいのですが、「除光液」に「マネキュア」を「落と」す。
まず思い浮かぶのは、器に汲んだ除光液に、マネキュアを1,2滴落とす。
場面としてはおもしろいですが、「だから?」となって、下の句につながりません。
次に考えたのは、除光液を塗って普段の爪に戻していた指先に、再度マネキュアを塗ったという解釈です。
これなら下の句の「ふたたび」につながるし、風景も見えてきます。
ただ、マネキュアを指につけるとき「落とす」という形容をするのか?
お化粧関係には詳しくないんですが、確か小さい刷毛のようなもので塗っていた気がします。
そう考えると、この読みも違うかなあ。
違う読みをされた方、教えてください。