特別な結び方だと聞かされてそれからいつもポケットにある
青野ことり (こ と り の ( 目 ))
物理的な見方。プレゼントをもらったら、そのリボンが特別な
結び方だった。プレゼントそのものより気に入って、いつも持
ち歩いている。
比喩的な見方。心を触れ合わせ、あなたは特別な人だと言われ
た。それ以来、あの人の心は私とともにある。
ストレートな見方。そいつと手首同士を結んだらほどけなくな
ってしまった。しかたなくポケットに入れて持ち歩いている。
うーん、どれもちょっとずれてるような…。
下手に読み解いたりせず、想像をおもいきり広げた方が、この
歌にふさわしいかもしれません。
-------------------------------------------
靴紐を結べるようになったからコロボックルに会えないのかな
みにごん (MINI'S LIFE blog)
子どもが大人に、幼児が少年(あるいは少女)に変わるのは、
いつなんだろう?
昔からさまざまな意見がありますが、「靴紐を結べるようにな
った」とき、という回答に、はっとしました。
自立の象徴として、靴紐はまさにふさわしい。
色々なことが出来るようになることの代償として、いろんな
「コロボックル」と会えなくなっていく。
せめて、その思い出だけは忘れないようにしたのですが。
-------------------------------------------
山木蓮うたい出せその手をうえに結んだら春ひらいたら風
おとくにすぎな (すぎな野原をあるいてゆけば)
すぎなさんのお歌を紹介するのは、意識的にセーブしているの
ですが(やりだすと際限が無くなってしまうので)、この歌は
どうしても取らざるを得ませんでした。
読み解きなんか、どうでもいいでしょう。
春のうれしさ、風のあたたかさ、うーんと背伸びしたいような、
あのうきうきとした感情に浸りたい。
涙さえこぼれてきそうです。
-------------------------------------------
結い上げた髪をほどけばかけられた魔法もとける 続きは夢で
振戸りく (夢のまた夢)
言われて気付きましたが、「結い上げた髪」というのは、確か
にどことなく呪術的な匂いがしますよね。
複雑に結われた髪の、ある一点を操作したら、黒髪が(黒髪
じゃなきゃやだ)音もなくほどける。
魔法は無くなったのではなく、自動的に夢に移行されます。
誰にかけられた魔法なのでしょうか。
あなたに?自分に?あるいは世界に。
-------------------------------------------
そこここに晴れてふたりは結ばれてお伽噺のつづく四月夜
斉藤そよ (つれづれつづり)
おとぎばなしと言うと、今でこそ架空の話や夢物語の意味です
が、元々は読んで字のごとく「お伽」(ようするにセックス)
の時にする話、寝物語のこと。
ここでは、その二つの意味を兼ねて読まれているんでしょうね。
春は出会いの季節。結ばれる季節。
初々しい二人は、ふたりの間に「お伽噺」を作り上げ、その世
界に包まれて「お伽噺」を閨でするのです。
さて、5月は?
青野ことり (こ と り の ( 目 ))
物理的な見方。プレゼントをもらったら、そのリボンが特別な
結び方だった。プレゼントそのものより気に入って、いつも持
ち歩いている。
比喩的な見方。心を触れ合わせ、あなたは特別な人だと言われ
た。それ以来、あの人の心は私とともにある。
ストレートな見方。そいつと手首同士を結んだらほどけなくな
ってしまった。しかたなくポケットに入れて持ち歩いている。
うーん、どれもちょっとずれてるような…。
下手に読み解いたりせず、想像をおもいきり広げた方が、この
歌にふさわしいかもしれません。
-------------------------------------------
靴紐を結べるようになったからコロボックルに会えないのかな
みにごん (MINI'S LIFE blog)
子どもが大人に、幼児が少年(あるいは少女)に変わるのは、
いつなんだろう?
昔からさまざまな意見がありますが、「靴紐を結べるようにな
った」とき、という回答に、はっとしました。
自立の象徴として、靴紐はまさにふさわしい。
色々なことが出来るようになることの代償として、いろんな
「コロボックル」と会えなくなっていく。
せめて、その思い出だけは忘れないようにしたのですが。
-------------------------------------------
山木蓮うたい出せその手をうえに結んだら春ひらいたら風
おとくにすぎな (すぎな野原をあるいてゆけば)
すぎなさんのお歌を紹介するのは、意識的にセーブしているの
ですが(やりだすと際限が無くなってしまうので)、この歌は
どうしても取らざるを得ませんでした。
読み解きなんか、どうでもいいでしょう。
春のうれしさ、風のあたたかさ、うーんと背伸びしたいような、
あのうきうきとした感情に浸りたい。
涙さえこぼれてきそうです。
-------------------------------------------
結い上げた髪をほどけばかけられた魔法もとける 続きは夢で
振戸りく (夢のまた夢)
言われて気付きましたが、「結い上げた髪」というのは、確か
にどことなく呪術的な匂いがしますよね。
複雑に結われた髪の、ある一点を操作したら、黒髪が(黒髪
じゃなきゃやだ)音もなくほどける。
魔法は無くなったのではなく、自動的に夢に移行されます。
誰にかけられた魔法なのでしょうか。
あなたに?自分に?あるいは世界に。
-------------------------------------------
そこここに晴れてふたりは結ばれてお伽噺のつづく四月夜
斉藤そよ (つれづれつづり)
おとぎばなしと言うと、今でこそ架空の話や夢物語の意味です
が、元々は読んで字のごとく「お伽」(ようするにセックス)
の時にする話、寝物語のこと。
ここでは、その二つの意味を兼ねて読まれているんでしょうね。
春は出会いの季節。結ばれる季節。
初々しい二人は、ふたりの間に「お伽噺」を作り上げ、その世
界に包まれて「お伽噺」を閨でするのです。
さて、5月は?