ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

「偏屈老人の銀幕茫々」 石堂淑朗 

2008年05月10日 | こらむ
「偏屈老人の銀幕茫々」 石堂淑朗 筑摩書房 2008/3/15 初版

前書きの「私の文筆の仕事は本書で終わりました。後は冥界で実相寺昭夫や今村昌平と会うだけです」は、とても重い。私もそんな事を思う時が来るとはわかっていても、同じ男としてズシリときます。一度もお会いした事もないけれど、私の師匠熊井啓監督らと同じ世代であり(仲悪かったかもなぁ笑)、昭和ヒトケタ生まれの男達の、とんでもない生き方がこの本書の中にありました。