「好物を
大食いしてしまう
たちなのです。」
多数の銘柄に投資することで
リスクを減らすのは金融界の常識であり、
グレアムも極端なほどの分散投資を勧めている。
だが、バフェットは分散投資は
合理的でないと早くから考えていた。
端的な例が若い時のガイコへの投資だ。
通信販売専門の保険会社である。
興味を持ったバフェットは本社のあるワシントンDCまで行き、
直接話を聞いている。
対応した財務担当副社長も並外れた若者だと気づき、
何時間も話してくれた。
バフェットは成功まちがいない事業だと確信、
金融商品の4分の3を売り払って全額投資した。
絶対の自信を持っていた。
グレアムとは反対のやり方だったが
バフェットはこう言っている。
「好物を大食いしてしまうたちなのです」
「もしグレアムのアドバイスに従っていたら、
今でもきっと1万ドルぐらいしか持っていないでしょう」
(1万ドルとは当時のバフェットが持つ所持金総額)
「1分間バフェット」
桑原 晃弥 著
好物を大食いすることが
原則中心とはとても思えないけれど・・・
バフェットの好物とは何なのか
きっと、その好物を選ぶ上で
原則が働いているに違いない
素人が好む好物で
大きな利益を得られるわけがない
きっとバフェットの好物とは
どんな不況が来ようと
世界を揺るがすような金融パニックが起ころうが
確実に右肩上がりの上昇トレンドを
キープする企業を好むのだろう
とはいえ、そんな企業が存在するのだろうか?
短期間ならそれもわかるけれど・・・・
でも、バフェットのことだから、長い時間をかけて
掘り起こし、育て上げて
所持金1万ドルから巨万の富を築いたに違いない
僕の好物は肉とチョコレート・・・
こんなものばかり食べていていい訳がない
でも老いても食べられるように
できるだけ普段は食べないようにして・・・
でも、食べるときは
ついつい大食いしてしまうタチなんです(笑)
早起き鳥
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