もう少し最近のことですけど、
「無純」という文字に
出会った事がありました。
これは「精心」よりも
衝撃が大きかった。
この「無純」という
文字を書いた学生は
この言葉を正しい意味で
使っていたからです。
つまり、「無純」を
「矛盾」という意味で使っている
ですから、「むじゅん」という
言葉をオーラルで語っている限り
彼女の破綻は露呈しない。
それどころか彼女は
この字を自力で
考え出したということです。
「下流志向」著 内田 樹
確かに「無」と「純」
とを組み合わせて
造語したというのは
かなり頭がいい人
でも問題は「矛盾」という字を
思い浮かばないというのが
考えられないこと
新聞を読んでも
テレビのニュースの字幕にも
良く出てくる言葉、文字
私だって良く目にするから
読めるし、「むじゅん」
と聞けば「矛盾」と思いつく
でも正しい字かというと自信がなく、
ネットで検索して正しい
「矛盾」と書くこともある
でも決して「無純」とは書かない
今「無純」と書く学生に
何か大きな変化があるのかも
早起き鳥
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