せっせと読んで
記憶したところで何になる。
知識の足し算を
やっているだけのことではないか。
知識がいくらあっても時勢を救済し、
歴史をたちなおせることはできない。
「おれは、知識という石ころを、
心中の炎でもって溶かしているのだ」
継之助の面構えは
石でも溶かしかねぬ
ところがありそうである。
「峠」 著 司馬 遼太郎
継之助の好きな陽明学にあっては
知識を溶かし込んで行動のエネルギーに
転化させるということのようである
さて行動にうつすといっても
いろいろな感情がうまれ、
モラルとかメンツとか
矛盾の中での行動
ということになると思うが
継之助の場合には即断即決
すべて「いさぎよさ」ということばで
言い表されるような気がする
早起き鳥
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