正さん日記

世の中思いにつれて

持病の発作が原因か=児童6人死亡事故

2011-04-20 09:30:16 | 社会

 18日早朝、 栃木県鹿沼市樅山(もみやま)町の国道293号で登校中の児童の列に12トンクレーン車が突っ込み、5、6年生児童6名が死亡すると言う痛ましい事故が起こったが、このクレーン車を運転していた柴田将人容疑者(26)は、持病のてんかんの薬を飲み忘れて運転していたとのことだ。

 柴田容疑者は、事故直前にハンドルに突っ伏し、事故後もしばらく車内で動かないでいる姿が目撃されており、県警は発作を起こし、意識を失っていた可能性もあるとみている。

 

 また、同容疑者は2008年4月にも小学生をはねる事故を起こし、怪我をさせ、この事故で有罪判決を受け、目下執行猶予中だった。この事故も、鹿沼市の国道で、自家用車を運転中に対向車線を越え、登校途中で歩道にいた小学5年生の男児をはねた。この後、車は住宅などに突っ込んだ。男児は右足を骨折する重傷を負ったとのことだ。そのため柴田容疑者は、自動車運転過失傷害罪で起訴され、宇都宮地裁は同年11月、同容疑者に禁錮1年4月、執行猶予4年を言い渡し、判決が確定した。事故原因について、判決は前日の仕事の疲れから眠気を覚えながらも運転し、出勤途中に事故を起こしたと認定していた。
 

 どうも、事故の原因は、持病のてんかんの発作で一瞬気を失ったためとの見方もできるが、どちらの事故も小学生の登校時に起きたもので、偶然性があるとすれば犠牲者は本当に気の毒だ。

 このような持病がある人を雇うことは、雇用者にとってはかなりの決断がいることだが、雇用した以上は雇用者責任を負わなければならず、今回の事故は余りにも惨いだけに、雇用者は厳しい立場に置かれている。関連:4月19日

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