正さん日記

世の中思いにつれて

終戦の日、言葉では平和を誓うが、実態は危うい政策進む

2023-08-15 16:16:49 | 政治

 今日は78年目の終戦の日だ。台風7号が紀伊半島に上陸、昨日から新幹線など交通機関の一部が運行を取りやめたこともあり、日本武道館で行われる政府主催の「全国戦没者追悼式」などに出られないなど少なからず影響が出ている。

 終戦の日には、毎年、戦死した若い兵士の逸話や悲惨な話などが新聞紙面で紹介されているが、戦争経験者も段々減り、平均年齢も85歳なっている。

 それだけ、あの悲惨な戦争を語る人も少なくなり、戦争を知らない人が、政治家を含め大多数になっている。

 従って、あの悲惨な戦争の歴史をいかに後世に残すことができるかが極めて必要不可欠になっている。

 現状は、ロシアのウクライナ侵攻を頂点に世界では内乱を含め戦争が絶えない。

 それを現実的な脅威として煽り立て、核兵器を含め軍事費の増強に走っている。戦後、平和国家として軍事行動に抑制的だった日本も、NATOとの連携を画策するなど、専守防衛の枠を飛び出しそうな状況になっている。

 具体的には、NATO並みの軍事力を持つとして、防衛予算を倍増する計画だ。

 8月は、6日が広島原爆、9日が長崎原爆、今日の終戦日と、日本が不戦の誓いを再認識する特別な日が続くが、それとは裏腹に、岸田文雄政権は、核兵器禁止条約加盟には後ろ向き、軍備増強には前向きになっている。

 しかし、このような事態に対し、歯止めを掛ける力学がほとんど失いかけているのが実態だ。危うい事態と言うべきだろう。「関連:8月14日

 

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