アメリカ大リーグエンゼルスの大谷翔平が６月に続き７月も月間最優秀選手（MVP）に選ばれた。
メジャーでの2カ月連続は大谷が２０２１年の６、７月に選出されて以来。通算４度の受賞は自身の持つ日本選手最多記録を更新した。
大谷は７月に9本塁打を放ち、打率２割８分２厘、１４打点。１５日のアストロズ戦からは3試合連続本塁打。
２７日のタイガースとのダブルヘッダー第1試合ではメジャー初完投となる９勝目を１安打完封で飾り、指名打者で出場した第２試合で2打席連続本塁打。２８日のブルージェイズ戦の第1打席でもアーチを架け、3打席連続本塁打をマークした。
大谷は、今朝で強豪ブレーブス３連戦を終え、チームは１勝２敗と負け越したが、自身、本塁打はでなかったものの１０－５と安打を稼ぎ０．３０７と打率を伸ばした。
現在本塁打３９本と２位に１０本差をつけ、打点も２位で三冠王を狙える成績となっている。
投手でもあと１つで１０勝の大台に乗せることができ、４日のマリナーズ戦で１０勝目と、本塁打４０本の大台を狙う。
大谷自身はもとより、ファンが心配していた８月１日締め切りのトレードは無くなり、今シーズンいっぱいエンゼルスのポストシリーズ進出と、日本人初の本塁打王と、年間ＭＶＰを取った２０２１年に継ぎ２度目のMＶＰ獲得が期待される。
ただ危惧されるのはオーバーワークが原因の怪我などによる故障だ。大谷は、体調管理には人数倍の努力をしているが何のアクシゼントがあるのかは分からない。その点では幸運を祈りつつ、シーズンいっぱいベンチにいる元気な大谷の姿を見続けたい。「関連：７月１７日」
