正さん日記

世の中思いにつれて

野党らしくなく、与党でもない維新の会。馬場代表の夢は自公との連立か

2023-08-08 13:57:40 | 政治

 過日、日本維新の会代表の馬場伸幸氏が、維新の会を「第2自民党」と呼んでも結構だと言い放った。

 その馬場代表が、今度は6日の放送した民間のラジオ番組で「選挙を経て自民党、公明党の二つの政党で政権が維持できない状況になった場合、交渉のやり方とか色々考える余地が出て来る」と述べ、状況によっては連立入りも排除しない考えを示した。

 予てから、政権入りが目的のような発言を繰り返している馬場氏の本音が表面化した感じだ。

 馬場氏は、先に「第2自民党と言われても結構だ」と述べ、暗に自民党とは対決しない方向性を示している。

 馬場氏の政権入り排除せずの発言は、前提に選挙を経てとしているので、果たして選挙公約に「自民党との連立を模索する」程度の方針を書き込む意向があるのだろうか。

 それを選挙公約に入れずに、馬場氏が述べたように選挙が終わった後に状況判断で政権入りを画策するようなことは有権者の選択を戸惑わす形となり、許されないだろう。

 元々、日本維新の会の立ち位置は、自民党を右派政党とすると、左が立憲民主党、右に日本維新の会となっている。つまり、維新の会は欧州風に呼べば極右と呼ぶとちょっと言い過ぎになるだろうか。

 現在、どの世論調査でも、立憲民主党より、日本維新の会の方が、政党支持率が高い。

 しかし、有権者は恐らく立民は何でも反対する党と決めつけ、維新は妥協を厭わない柔軟な政党であり、自民党より改革性は高いとして支持しているように見える。

 つまり、日本維新の会が憲法改正を旗印にしている政党だと言うことを支持する理由の中に余り意識していないように見える。

 しかし、維新の会は野党らしくなく、当然与党でもなく、煮え切れないいわゆる「ゆ党」でもないとすると一体党としての存在価値は一体何んなんだろう。「関連:7月31日」

 

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