お盆西日本旅の3日目後半は、隣県に生まれ育って実は初の広島カープ観戦です。
竹原から広島にバスで戻りました。鉄道のような風情はないけど、楽だし早いですね。
広島市内に入ると、雨が降り出しました。これは降り続くなぁと思いました。
広島駅に戻ると赤一色。これが毎週何日かあるんですから、やっぱり野球の引力は強いですね。
見えて参りました。
人波に押されるまま、やって来ましたは、念願のマツダZOOMZOOMスタジアム広島!
新広島市民球場です。
今日はジャイアンツ戦です。お盆のジャイアンツ戦なので、一般発売当日たしか3月にチケットを買いました。
先発をチェックしましたら、なんとマエケンと内海!。両投手とも不本意なシーズンとは言え、エース対決です。いっそう楽しみになってきました。
それほど楽しみだったのに、よりによって雨。前日のスワローズ戦も降雨ノーゲームだったので、二日続けてもあるかな?と半ば諦めていました。スタジアム近くのローソンが赤かったです。
スタジアム内のBAR。壁に落書きができます。
コンコースの構造は、外見に比べてシンプルです。
席についてみると、なんと屋根下でした(^o^)/。
本日は、丸選手のユニフォーム。
中川翔子さんが始球式でいらしてました。
心配された雨は、試合開始前にパラパラっときただけでプレーボール時には止んでました。
順調にすべり出したかに見えたマエケンは、一回2死後、坂本にソロを打たれます。今日の乱調を予告するようなスタートでした。
続く2回も先頭の由伸にソロを浴び、いきなりビハインドのスタートです。
3回表。雨が徐々に強くなってきていて、スタンドから見てもマエケンの投球に影響が出ていました。先頭内海に四球。ここでマエケンのリクエストで一度中断して、マウンドを整備します。再開後もマエケンはピリッとしません。長野に二塁打で2、3塁。球筋が安定せず、置きにいったところを狙い打たれました。橋本にタイムリー。坂本、慎之助も続いて無死満塁から由伸が今日3打点目の2点タイムリー。あっと言う間に6失点し、試合がここで決まってしまいました。巡り合わせというか、マエケンは確かに本調子ではなかったとは言え、マエケンの投球の時とくに雨が強くて、ホントに気の毒でした。切り替えて欲しいです。
広島は細かく継投します。4回は横山、5回から小野、7回から中田、9回は永川勝とつないで、終わってみれば4回以降は、小野が慎之助に打たれたソロの1失点のみ。
広島の強さをかいま見れたような気がします。
カープラッキー7のがんばれ広島カープ♪。
いっぽうの内海は、7回以外は毎回出塁を許す、必ずしも調子がいいとは言えないピッチングでした。それでも4回の小窪の犠牲フライと、8回の田中のタイムリーの2点に収めます。内海の被安打12は、ジャイアンツのチーム安打数と同じ。ヒットを打たれる割には要所をしっかり抑えていて、悪いなりに責任を全うする、マエケンとは正反対の内容になりました。内海の凄みを感じました。
雨は4回から5回表にかけて強くなり、5回表二死でアンパイアの判断で中止。カープファンからは万来の拍手、ジャイアンツファンからは怒号が聞かれました。
ただ、前日も降雨ノーゲームとなり日程が厳しいカープの運営側は、結果はともかく試合を成立したいという祈る思いだったでしょう。幸いにして雨は止み、長い中断を経て再開しました。最終回にまた少し降り出しましたけど、9回まで成立できました。キーパーさん、スタッフさん、おつかれさまでした。
ジャイアントがホームラン3本を含む効果的な加点と内海の粘りのピッチングでカープを抑えこみました。カープ2-6ジャイアンツ。
長い中断でちょっと帰路が心配でしたけど、広島駅から歩いて10分という好立地は、マツダスタジアムの魅力ですね。噂通り見やすいですし、選手を身近に感じられます。雰囲気もいいですし、素晴らしいスタジアムです。欲を言えば、koboスタ宮城のような、選手のスタッツ、とくに当日のスタッツを詳しく表示してくれるスコアボードがあれば最高です。あのボードは全チームで採用すべきです。
完全に中止を覚悟していたのですけど、奇跡です。雨のなかがんばった選手とスタッフに感謝です。すっかりカープとマツダスタジアムのファンになってしまいました。また来ます。