ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

小金井公園の桜その2

2012-04-29 11:47:39 | まち歩き

春ですね。小金井公園の春、行ってみましょう。西口から、菜の花でございます。

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櫻の園。

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たてもの園前の広場。前日の嵐で散ってしまいました。

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一輪だけ残ってた梅です。実がついてました。この実はどうなるんだろう?

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ももです。

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楓と桜。

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光背的なw。

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小金井薄紅桜。

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染井吉野。幹から直接咲いてます。この花、その後どうなるんでしょうね。

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花の絨毯。

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江戸。

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小川と橋と桜。いい感じでしょ?w。

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江戸東京たてもの園。

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西口に戻って、チューリップ。

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小金井公園から離れ、ウチの近所の海岸禅寺。

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サクラキッチンさんのお昼。法政大学の横にあります。

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2012J1リーグ第8節FC東京vs清水エスパルス@味スタ20120428

2012-04-28 23:12:30 | スポーツ

春が一気に通り過ぎ、初夏がやってきました。東京です。

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ファミリージョインデー。

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ドロンパ寸劇。悪役登場。

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正義の味方、ドロンパ見参。あれ? 主役はコナン君じゃないのか?

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対決。てか相撲。

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格闘技はドロンパらしくないということで、ダンス対決。

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寸劇を影でささえる黒子さんは誰?

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阿久根社長ww。

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リーグ戦2連敗、ホームゲームも2連敗で向かえた第8節の相手はエスパルス。貯金がかろうじて一つ残ってます。ここが序盤の踏ん張りどころかもしれません。

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非常に悔しい敗戦です。貯金を全部使ってしまいました。4勝4敗のイーブン。ゴールデンウィークの入口でつまづき、サポーターとしてはションボリですね。敗戦はもとより残念なのですけど、それにも増して残念なのは清水の戦い方。今日は理不尽を招致で、清水を批判したいと思います。負け惜しみ上等。

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東京はひさびさのベストメンバー。梶山とアーリアが戦線に戻ってきました。ルーカスもスタメンに復帰し、連敗脱出に最善の体制で臨みます。ただ、ポポさんが不在です。仙台戦の退席で、1試合のサスペンション。代わって長島コーチが指揮をとりました。戦略家のゴトビさん相手に、ベストメンバーに戻ったプラス要素よりも監督不在の影響が心配でした。

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まあただ、東京はベストメンバーだろうが監督がいなかろうが、やり方は全然変わらないんですけどね。

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清水は4-1-2-3と4-1-4-1を併用するやり方です。伊藤翔とアレックスをウイングに起用。今日の右SBは吉田豊でした。

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清水の守備は、ようするに仙台モデルです。ただ普段はクリーンな戦いをしますから、東京対策の臨時プランです。したがって普段からアグレッシブな守備を信条とする仙台と違い、洗練されていません。「アグレッシブ」ではなく、「ラフ」。前線の3枚、ジミー・フランサ、アレックス、伊藤翔が東京の司令部にプレッシャーをかけてきます。高木がスタメンでなかったのは意図だと思います。180cmオーバーのゴツイ選手を前線に並べ、プレッシャーの効果をあげたのでしょう。プレッシャーなんて綺麗な言葉では説明がつかないですね。秀人、アーリア、宏介、徳永、モリゲ、ヒョンスに襲いかかってきます。さすがにマッチョ徳永には効きませんが、スキルフルな秀人やアーリアには効果的です。宏介には、清水サポの大ブーイングの後押しを受け、大前と吉田豊が入れ替わり急襲します。前節までの清水の警告総数は13枚。それに対して、今日一日で実に8枚のイエローカードが出ました。ジミー・フランサとアレックスのレッドカードを含めると、なんと10枚。この数字が、今日の清水の酷さを物語ってます。ちなみに前節の仙台は4枚です。レフリーが違いますから比較はできませんけど、にわか仕込みのアグレッシブがいかに危険なプレーを生むかを表すデータだと思います。東京の選手に怪我がなくてよかった。

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清水の攻撃について。なにしろSBのポジショニングが高いです。岩下とヨン・ア・ピンが開き、2バックになります。前節までの清水を見てないのでわからないのですけど、今日は、ヨン・ア・ピンから前線のジミー・フランサまたはタッチライン際深い場所にロングフィードを送る、シンプルな戦い方できました。手数をかけず、シンプルに東京ゴールに迫るという意図でしょう。フィードを清水が確保できた場合は、ほとんどの場合小野伸二にボールを集めます。伸二のポジショニングによって、シュートアテンプトが決まる。つまり、伸二が東京ゴール前でボールを持ったときは脅威でした。それから宏介に対峙する大前元紀と吉田豊のコンビ。縦に向かうパス交換で宏介を振り切ったとき、効果的なクロスをどちらかがゴール前に待つアタッカーに供給してました。東京は何度か危ないシーンがありました。だけど、少なくとも守備陣形がちゃんとセットした状態であれば、東京の守備網を突破するのは至難の技です。加えて、ジミー・フランサにしろアレックスにしろ伊藤翔にしろ、シュート精度が低いですから、それほど不安はありませんでした。

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守備重視できた清水に対しても、東京のポゼッション力は上回ります。前半30分頃からアレックスの足がとまり、それに比例して秀人とアーリアが攻撃をオーガナイズできるようになりました。ボランチが機能しなければ、東京自慢の梶山も両SBも両ウイングも消えてしまいます。とくにほぼトップに入った梶山は、序盤完全に消えてました。でも、秀人とアーリアがパスを前線に供給するようになると、梶山がゴール前中央で決定的な仕事をするようになります。梶山が入ると、東京に中央突破の可能性ができますから、相手にとっては脅威でしょう。目下の東京の課題は、この時間帯、相手の戦い方に慣れ自分たちのプレーが出来始めた時間帯で確実に得点すること。それができないので、ズルズル相手のペースに引きずり込まれることになるのです。で、今日もやっぱり得点できず、前半終了。

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後半11分、ジミー・フランサが2枚目の警告で退場します。伊藤翔をトップにあげ、小野をボランチ、アレックスと大前をハーフに下げ、ボックス型の4-4-1にシフトを変更します。小野が下がり目になりますから攻撃力が落ちますけど、守備バランスは崩れませんから、ゴトビさんのゲームプランに大きな影響はなかったと思います。清水はとくにリトリートすることなく、戦い方を変えませんでした。落ち着いたところで小野に代え高木、伊藤に代え高原投入。投入直後はフォアチェックする高木、高原に対し、リスクを犯したくない清水DFとギャップが生まれ、東京にとって都合のよいスペースができるシーンがありました。東京はこの時間帯に得点したかったですね。

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ところが、清水に更に退場者が出ます。後半28分、アレックスも2枚目の警告を受けました。清水は高原と高木に攻撃を委ね、7人で守りを固めます。それでも守備バランスが崩れたわけではないので、ゴトビさんはもう、勝ち点1で十分満足したことでしょう。

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サッカーの神様は悪戯好きです。後半32分、試合が動きます。太田のバックパスをカットした高原がドリブル。東京は前がかりになってましたから、DFラインが崩れ、さらに広大なスペースがありました。左サイドから高木が猛ダッシュ。ヒョンスも並走しますけど、一歩高木が速かったです。ゴール前で高原から丁寧なパスを受け、高木がワントラップしてゴール。東京0-1清水。

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東京は猛攻しますが、閉じこもった清水の守備網を破れません。後半37分には秀人を下げ、平山を投入。守りを1枚削るのかと思えば、梶山がボランチに、ルーカスがトップ下に下がっただけ。前線の数は変わらず。このシーン、ワンボランチでもよかったのでは?。さらに後半43分、ヒョンスに代え千真。ようやく2トップになりますが、問題は最終ライン。それまで重要な攻撃のカードだった徳永と宏介がCBに入った3バックになりますから、サイドから選手が消えてしまいます。パスの供給先がなくなり、無力なパス回しか強引な中央突破に攻撃が限られてしまいます。むしろ秀人を中央に置いた3バックにして、徳永と宏介の攻撃力を活かすべきだったのでは、とよっちさんが仰ってました。ポポさん不在のハンデがあるとはいえ、東京ベンチの失策だったかもしれませんね。結局得点できず、試合終了。東京0-19人の清水。

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もちろん清水は、二人も退場で失うという償いは果たしているわけですから、ルール上はこれ以上の罪を問われる必要はありません。そんなことはわかっています。それから、相手のことを云々言う前に、東京ががっちりゴール前を固める相手を崩せないことにも問題がある、なーんてことは重々承知のうえです。それでも、今日の清水のようなサッカーを、断じて許してはなりません。サッカーに対する冒涜です。守備重視やフォアチェックなんて聞こえがいいですけど、怪我をさせんばかりの悪意があるラフプレーを重ね、勝ち点1、あわよくば勝ちをかっさらおうなんて、誰が許していいものですか。

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と、これはあくまでも東京サポの立場からみた批判です。もちろん恣意的な批判です。広島と鹿島が、東京は守りを固めた相手から点を取れないことを発見しました。仙台と清水は更に、東京のビルドアップ起点にプレスをかけることで、東京のポゼッションを無力化できることを証明しました。これから対戦する相手が、最低でもドローを求めるなら、仙台清水モデルをコピーしてくることが容易に想像できます。さらに手数をかけずシュートまで持っていくことができる攻撃力を持ったチームであれば、どカウンターで勝ち点3を狙うこともできる。極端に言うと、攻撃陣を2枚失ったからと言って、守備のバランスが崩れなければ東京の攻撃は止められるということを清水が発見したわけです。となれば、警告や退場を覚悟のうえでラフプレーをしかけてくるチームがいないとも限らない。東京は、もし今後もプレースタイルを変えないのであれば、クラブが全力をあげて、様々な手段でこれを阻止する必要があります。ようするに、ピッチ外の戦い、ポリティカル・ネゴシエーションです。優勝を狙うためには、そのくらいのしたたかさを持っていたい。清水への合法的な批判の手段はないものだろうか。

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自分は東京サポをリスペクトしています。誇りですらあります。だけど今日は、ちょっと残念でした。批判の矛先を東京に持っていってしまった。数的有利になったとはいえ、清水の守備バランスが崩れたわけでなく、心理的には逆に東京が追い込まれる状況でした。それなのにワンミスでため息や罵声が飛ぶようでは、選手をサポートするどころかプレッシャーになるだけです。そんなのサポーターじゃない。選手を落ち着かせ、勇気づけるべきでした。バックスタンドにそんなサポーターもどきがいっぱいいました。

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帰り際、スタジアムの外周で母子ずれサポが言ってました。「近くのおじさんがどなってて怖かったね」。「サッカーって怖いね」。今日はゴールデンウィークの初日で、初めて味スタに足を運んでくれた人も多かったと思います。新しいファンにまたスタジアムに来てもらいサポーターになってもらうためには、我々サポーターが勝ち負けに限らず良い雰囲気を作ってあげないといけないと思います。我々がホームゲームごとにスタジアムに集うのは、勝ち負けとは違う、それを超越した魅力がそこにあるからですよね。新しいファンも、それに気づいた人はサポーターになってくれるんです。とにかく門戸を狭めないこと。選手に問題がある場合、たとえば覇気を感じられないとか、一体感がない場合のブーイングは、奮起を促すという意思表示として必要だと思いますけど、少なくとも今日の内容でブーイングは必要ないです。まして選手の挨拶を受けないなんて。個性的とか蝗とか言われ、いい気になってる場合じゃないです。お客さんではなく、真にチームをサポートするファンになりたいものです。

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梶山はまだ、フィジカルコンディションが戻ってないようですね。動けてはいるけど、局面で相手をぶっとばすパワーはまだないみたい。でもこれは、試合を重ねれば戻ってくるでしょう。

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前節でも言いましたけど、東京がやるべきことは変わりません。パススピードをあげ、トラップを正確にし、小さなスペースを見逃さない戦術眼を磨き、ポゼッションを高速化すること。ただ、もう一つ。シュートを撃つこと。今日は清水に退場者が出たこともあり、二桁シュートを記録しましたけど、効果的なアテンプトは少なかった印象が強いです。ゴール前で相手DFラインにギャップを作る動きしたい。もっと裏のスペースを狙ってもいいと思います。ポゼッションにこだわらず、ショートカウンターを加えたハイブリッドな攻撃を試みてもいいと思います。

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貯金があったおかげで、まだ五分の星取。シーズンは長く、これからです。チームだけじゃなく、クラブもサポーターも一体になって、はやく連敗から脱出し、もう一度連勝街道に戻りたいですね。

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2012J1リーグ第7節ベガルタ仙台vsFC東京@ユアテックスタジアム仙台20120421

2012-04-22 23:34:24 | スポーツ

今年の桜前線は、例年より2週間程度遅れているようで、仙台はまだ五分咲きくらいの感じです。

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桜前線とともに北上する「プチ東北の旅」のテーマは、目下のところJリーグ首位で無敗のベガルタ仙台の強さを確認することです。

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いやあ、仙台はものすごく強かったです。完敗です。グーの音も出ません。久しぶりにゴレアーダ敗戦を目の当たりにしましたけど、脱力感も不満も絶望もありません。むしろ、いいものを見せてもらったという感謝の気持ちすらあります。

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東京は、梶山がまだ不在。さらにまたまたアーリアがサスペンション。梶山のところには、ACLでよかった大竹が谷澤に代わって入りました。アーリアのポジションも、同じく北京戦でよかったヨネ。さらにトップもルーカスに代え千真。ようするに、北京戦で調子がよかったメンバーを中心にスタメンスコッドを組んできました。ポポさんが常日頃、コンディションがいい選手を使うと言ってましたけど、これはどうやら本当のようです。

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権田とヨネは怪我が心配されましたけど、元気にスタメンをはってました。

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というわけでメンバーこそ違えど、東京の戦い方は基本的に変わりません。

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仙台は中盤がスクエアな4-4-2。布陣はオーソドックスですけど、戦い方は攻守とも非常に個性的です。いや、個性的というよりも、現代サッカーの教科書があるとしたら、それを完璧に実行できるチームです。

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仙台の強さを下支えするのは、コレクティブな守備です。まず仙台vs東京は中盤の攻防戦から始まります。仙台は、東京のフォアチェックを止めるために、3列目で無駄なポゼッションをしません。スペースにむけ、シンプルにボールを入れます。だから、仮に東京にボールを奪われたとしても、東京陣深い位置になります。東京がビルドアップしようとする時には、すでに仙台は守備陣形をセットした状態です。仙台の陣形は、中央をぎゅっと締めることから始まります。FWから東京のボールホルダーにじわーと圧をかけ、パス回しを外へ外へと追い出します。東京のSBにボールが入ると、そこには仙台のアリ地獄が待っています。SB、ボランチ、CBで組むトライアングルが、東京のサイドプレイヤーを囲みます。このトライアングルの距離感と連動性が絶妙なんです。ただ囲むだけであれば、それは東京の思うつぼ。パスとトラップ技術に長けた選手が多い東京にとっては、逆にトライアングルの中心はフリースペースとも言えますから。でも仙台のトライアングルはタイトで、しかも立ったままじゃない。必然的に東京のポゼッションは、コンサバティブになります。

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もうひとつ、仙台の守備の特長は、非常にタイトなコンタクトです。危険な局面では、ファールを辞さないプレーで東京のキーマンをつぶしてきます。山田直樹の件に始まり仙台の激しいマークは物議を醸してるようですけど、誤解を恐れず言えば、やられるほうにも問題はあると思います。極端な話になりますけど、怪我は結果論で、仙台も怪我をさせる悪意がある訳じゃないです。コンタクトを厳しくするのは、精神面を含めて合法な戦術のひとつです。仙台が激しいのをわかっているなら、コンタクトを避けるか、パワーで上回る準備をすればいいのです。まあ、怪我をさせるのは良くないですけどね。コンタクトの激しさにフォーカスがあたりますけど、それより注目すべきなのは、仙台の戦術眼。全員、試合の流れを左右する局面を察知する能力が高いです。これはホントに素晴らしい。

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攻撃のポイントは4つ。まずはコレクティブなポジションチェンジです。流動的というよりは、決まり事がしっかり守られている感じがしました。たとえば関口がインサイドに入ってくると、赤嶺がサイドに流れるとか。仙台のアタッカンチ4人は、全員ユーティリティです。どこでもできる確かな技術があってこそ、できる戦い方だと思います。

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そのうえで、各自のスキルが非常に高いです。ウィルソンは、足元も上手いしポストも上手い。おまけにスピードがありますから、攻め手がないときは、とりあえずウィルソンを目指すという決まり事が作れます。太田と関口は、スキルフルなうえにシュートイメージがありますから、ボールを持つと相手に受け身に回らせることができます。だからシュートで攻撃を終えることができる。赤嶺は抜け目なく、常にゴール前のスペースに飛び出るイメージを持ってます。赤嶺だけでなく、4人がかわりばんこに、繰り返し繰り返し東京ディフェンスラインの裏を突いてきます。これは東京にとって、非常に脅威だったんじゃないかと思います。

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さらに4人の攻撃陣に加えて、菅井と朴柱成の両SB。ウイングがスペースを開けるとすかさず攻撃参加してきます。今日はどちらかというと控えにしてたような気がしますけど、相手にオーバーラップがあることを意識させるだけで効果があるのです。十分脅威でした。

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最後にセットプレー。FKでは太田吉彰、関口、復帰した梁さん。CKのターゲットも豊富だし、いずれも脅威。赤嶺、ウイルソン、角田、次郎、上本。

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さて、サッカーは相対的なスポーツです。お互いに「自分たちのサッカーをする」ことを志向するチームですから、仙台の戦い方に対して東京の戦い方が上回れば、東京に勝ち目がくるということです。

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試合の趨勢を決めるポイントは、両者の戦い方の交差点にあるわけです。仙台のコレクティブな守備に対し、東京のスキルフルなボールポゼッションが上回れば試合を優位に進めることができたのです。ようするに、ボール回しのスピードと意外性。それが、結果としてゴールに至るという、正のスパイラルにつながるのです。だから東京は、もっとパススピードとスペースムービングのスピードを上げるべきだったんです。残念ながら今日のメンバーは、個人で局面を打開しようとした。パススピードをあげるということは、判断のスピードもあげるということ。つまり、視界にいる選手に難しいことを考えないでどんどんパスを出す。残念ながら、この基本に徹することができませんでした。

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それからフォアチェック。仙台は東京のフォアチェックを避けるため、どんどんスペースに出すか、関口に渡してドリブルさせてくる。それすらもできないようなフォアチェックが、今日の東京には必要だったんです。

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基本的に東京はクリーンなチームです。仙台はそこもついてきました。流れが掴めそうな局面で意図的にファールされ、東京の選手はストレスを溜めていたと思います。ストレスが溜まるとプレー精度は落ちます。

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ジリジリと仙台の強さを肌に感じていた前半を、なんとか凌ぎきれると思ったアディショナルタイム、先制を許します。次郎のFKを東京ディフェンスラインの裏に抜けた赤嶺が受け、ゴール。東京0-1仙台。

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仙台の追加点は後半13分。松下のクロスを、石川ともつれ合いながら関口がヘッドで押し込みます。東京0-2仙台。

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この時点で東京はまだ崩れてませんでした。後半20分頃からしばらく、東京の攻勢が続きます。草民、ルーカス、谷澤の投入が功を奏したことと、仙台が守りに入ったことが要因でしょう。サッカーって難しいですね。どんなに強いチームでも完璧に90分を支配できることはない。逆に言うと、この時間帯が東京の勝機でした。ここで1点とれてたら両者の心理に何らかの影響を及ぼせたと思います。ある意味流れを断ち切ったのは東京自身、ていうかポポさんでした。後半30分にささいなプレーの抗議で退席処分。イケイケムードを止めてしまったし、以降選手への指示を塚田さんがやるという混乱っぷりでした。大一番にポポさんも気合が入り過ぎたのかな。それから、ポポさん不在時のセカンダリがいない問題も浮き彫りになりました。

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その直後、後半31分、仙台に3点目が入ります。角田の深い位置からのクロスをヒョンスが弾きます。それが富田の正面に。富田のシュートぎみの縦パスが太田に入り、ゴール。東京0-3仙台。

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これで東京は切れました。仕方ないです。人間ですから。大事な試合で気合いが入っていた分、ショックが大きかったでしょう。

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締めは次郎。後半42分、松下のFKが、次郎→ウイルソンと渡り、最後は次郎が押し込みました。東京0-4仙台。

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仙台は梁さんを投入。キャンプ中の怪我からようやく復帰。試合はこのまま終わりました。東京0-4仙台。

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結果はゴレアーダをくらいましたけど、悲観する必要はないです。仙台対策から事を始めない東京なればこそ、この結果になったとも言えます。正面からぶつかりあって力負けしたわけですから、自分達の現在地がわかってかえって良かったと思います。この強い仙台を倒さないと東京のリーグ優勝はない。

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確かにベストメンバーでぶつかったらどうだったか、興味はあります。結果論ですけど、千真と洋平のチョイスも今日に限ってはミスキャストでした。でも、チャレンジがあって初めて成長と成果を得られるわけですから、ミスはむしろ歓迎すべきことです。ミスを言い訳にするより、この結果を正面から受け入れたほうがチームの将来にとって良いと思います。

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サポーターも同様。試合後のブーイングはいただけないなぁ。「このサッカーやるって決めたんだろ!」って声が聞こえましたけど、まさにその通り。東京のサッカーで仙台越えをすればいいのです。ブーイングより、勇気を持て、自分達を信じろ、俺達も信じてるという想いを込めた拍手が相応しかったです。

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仙台の惜しむらくは、空席が目立ったこと。ある意味、今年のJで最高の組み合わせとなる今日の試合だったのに。しかも仙台はダントツの首位なのに。楽天の存在はやっぱり大きいのかな。震災も影響もあるんでしょうか。現場は頑張っているんですから、今度はユアテックを満員にするために営業が頑張る番だと思います。すばらしいサッカーをしていますから、どうかどうか、仙台の皆さん、近隣の東北の皆さん、ベガルタ仙台を観に行ってください。

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4月の負け越しが決まりました。貯金もひとつになってしまった。でも悲観する必要はありません。もとより3月、4月は難敵が続く日程でしたから、勝ち越せたことのほうが大事。まずは上々と見るべきです。とにかく連敗しないこと。リーグ戦初の連敗となりましたけど、ここで止めたいです。そして広島、鹿島、仙台を2戦目で破る。そのための成長を期待しましょう。

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AFCチャンピオンズリーグ2012グループステージ第4節FC東京vs北京国安@東京スタジアム20120417

2012-04-18 22:13:15 | スポーツ

ホーム味の素スタジアムでは初めてのACL開催です。スポンサーの関係でネーミングライツは表記できないとか。看板に覆いが被せてあったり、ベンチスタッフがビブスをつけていたり。異様です。やっぱりおかしいですよ。まあ、覆いがないところもあって。ささやかな抵抗ですか?w。

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平日開催ということで、入場者数は1万に達しませんでした。東京サポのACLに対する価値観がわかります。ACLの価値を上げる努力は、他ならぬAFCの仕事ですよね。がんばって貰わないと。

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北京国安戦、勝ちました。完勝です。東京はベテランを休ませたメンバーでしたけど、代わって入った大竹と草民が躍動してました。ちょっとベンチスコッドの硬直化を心配してたんですけど、活性してるみたいで安心しました。

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北京での1戦目と違い、北京国安はそれほどアグレッシブなフォアチェックをかけてきませんでしたね。序盤はコレクティブに守って来ました。アウェー対策なのか、コンディションの問題か。そういえばスタメントップがカルジェロビッチでなくデカいレイナウドだったんですけど、運動量という面で劣るのかもしれません。ボランチの一枚、とくに6番がフォアチェックに来るのは変わりませんから、中盤でインターセプトを狙うことは変わらないのだけれど。圧力のレベルを戦略的にコントロールしたのかもしれません。だけど、結果的に、北京国安唯一の可能性を自ら閉じたように感じました。東京は中盤にスペースがあると大喜びするチームです。

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前半7分。いきなり先制します。ヒョンスがレイナウドに倒されてFKを獲得します。ちょっと距離のあるナオのFKを千真がヘッドでドンピシャ合せ、ゴール。東京1-0北京国安。

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北京国安はマンツーマンディフェンスに切り替えてきました。第一戦の戦いかたに戻しました。でも、東京の対策は万全でした。ワンタッチの高速なパス交換を繰り返し、北京国安の圧力点を分散します。ときおり北京国安は東京サイド深く攻めこみますけど、およそ可能性を感じませんでした。先制してたこともあり、安心して見ていられました。

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前半はとくに、スタメンのチャンスを貰った大竹と草民が輝いてました。大竹はトップ下でフリースペースに潜り込み、パスルートのハブとして機能します。大竹に限らず東京のパス供給源、アーリア、ヨネは縦のスペースにボールを送り、アタッカーを走らせることを意識してたみたいですね。ワンタッチでボールを廻し、タイミングがあったところで縦に入れるイメージ。緩急のメリハリをつけることに成功しました。北京国安はこの東京の緩急についてこられませんでした。

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草民はやっぱりサイドで活きますね。パスの受け役とラストパス供給源として機能してました。草民は多くの束縛なく自由にプレーできるほうが躍動します。昨シーズンの草民を見るようでした。ヨネアウト後はボランチとしてプレー。秀人が担う、攻撃の方向性を決める仕事をきっちりこなしてました。鹿島戦のSBといい、ユーティリティーな能力を身につけてきたのでしょう。心強いバックアップです。

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前半のうちにもう一点欲しいなぁと思っていたアディショナルタイム。東京に追加点が入ります。相手ゴールキックをヒョンスが競り合い、イーブンボールをナオが拾います。徳永に戻したボールを再びナオが自陣で受け反転。右タッチライン際に流れたアーリアに縦パスを入れます。アーリアはトラップで相手をかわし、相手右サイド深くのスペースにロングボールを入れます。走り込んだ千真がボールに追いつき、タメを作ります。アーリアのパスで千真とともに奪取し、ゴール前につめていた大竹にパス。相手DFに当たりますが、ちょうど大竹の前に落ち、ヘッドで流し込んでゴール。大竹は今シーズン初ゴール。東京2-0北京国安。

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後半2分、右肩脱臼でヨネが退場します。せっかく試合で全力プレーを見せられるようになったところなのに、かわいそう。悪くないことを祈るばかりです。がんばれ、ヨネ!

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ヨネに代わり、谷澤投入。

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後半12分。代わって入った谷澤がいろんな仕事をします。北京の自陣FKをモリゲが跳ね返したボールがフリーでナオに渡ります。ナオはセンターライン付近から相手バックライン裏のスペースにロングボールを送ります。抜け出した谷澤がフリーで受け、トラップで相手を二人かわし、ゴール。ヤーザ、決めてくれた。東京3-0北京国安。

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ゴール後谷澤は、微妙な三点倒立(のやりかけ)パフォーマンスを見せてました。

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終盤、平山と丸山を投入。

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丸山はプロデビューです。おめでとう。

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このまま試合終了。東京3-0北京国安。北京国安の守備、とくに最終ラインのスキルは、Jを基準にするとかなり劣ります。だから大竹と草民の活躍とチームのパフォーマンスを安易に考えるわけにはいきません。でも、胸がすく、見てて安心な試合だったことは素直に喜びたいですね。

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東京は勝ち点8、得失点差でグループ首位です。 蔚山現代との決戦に向け、ゴールデンウィークのブリスベン戦をきっちり勝ちたいですね。


2012J1リーグ第6節FC東京vs鹿島アントラーズ@味スタ20120414

2012-04-14 23:35:15 | スポーツ

満開の桜を二度の雨が洗い、一斉に散り始めています。不思議なもので、桜花が散ると、突然降ってわいたかのように新緑がまばゆく鮮やかになるんです。今年の冬は長かったですけど、いよいよ盛春ですね。

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ENEOSデーでございます。エネゴリくんとドロンパのコラボ。このふたりのコラボが一番ぴったりくるような気がするんですけど、いかがです?

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今日の相手は鹿島です。開幕5試合でいまだ勝ち星無し。前節、興梠のゴールで、ようやくチームのシーズン初得点という絶不調でシーズンインした鹿島は、今節も逆風で、ジョルジーニョ監督がペナルティでベンチに入れません。東京としては、もう1節、絶不調でいて欲しいところですけど、正直ちょっと嫌な予感はありました。いずれは鹿島も勝つわけで、その流れが今日来る可能性を考えると。

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予感は悪いほうに的中しました。鹿島が長いトンネルを抜け、シーズン初勝利。結果は残念でしたけど、内容は東京が勝っていたし、初めて見た珍プレーもあり、エキサイティングで中身の濃い試合でした。それにしても、引いて守る相手を東京がどうやって崩すか、というテーマの試合でしたけど、まさか鹿島相手にこのフレーズを使うことになるとは。思わず遠い目をしてしまいますw。

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東京はアーリアをサスペンションで欠きます。ボランチには、中盤のボール獲得を考慮してか、ヨネがスタメンです。梶山もまだ復帰できず。羽生と谷澤がフォローする形は川崎戦と同じ。怪我が心配された太田は、無事スタメンで出場してました。その他はいつものメンバーですから、戦い方もいつも通り。

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鹿島はボランチに青木が入ったことを除けば、第5節とほぼ同じメンバーです。開幕前には、中盤をダイヤモンド型にしたアグレッシブなシフトが注目された鹿島ですが、結果が残らないなか、オーソドックスな布陣にしてきました。ただ、戦い方はおよそ鹿島らしくなく、極めてコンサバティブ、てかディフェンシブです。極端にいうと、11人で守るシフト。攻めは少人数で手数をかけず。守備の基本スタンスは、最終局面で東京にシュートさせないことにありました。東京がボールを持つと、鹿島は3ラインを作り、全員が自陣に引き、東京の攻撃を受けます。ですので、秀人とヨネは、基本的にあまりプレッシャーを感じることなく、パスをさばけたと思います(さすがに鹿島がリードした後は、FWのどちらかがプレスに行ってましたけど)。パスの供給源だけでなく、出し先も自由にプレーできます。徳永と太田は、ボランチがボールを持つと二人とも鹿島陣深く進出します。だから東京は、サイドを基点に攻め込むことができました。

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ボランチのパスコースは、両SBだけじゃなく、バイタルエリアにもあります。サイドは鹿島があえて「捨てた」感がありましたけど、バイタルエリアは、東京のチーム力が上回っている証拠だと思います。鹿島が極端にバイタルを開けているわけではなく、東京の前線4人がポジションチェンジをしながら、巧みにスペースに入り込むことと、出し手が繰り出すパスのクオリティが極めて高いこと、つまり速く正確なパスを出せる成果だと思います。したがって東京は、シュートに至る最終局面までは、ほぼ試合を支配できたと思います。

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ただ、ここから鹿島は固かった。ようするに、今日の鹿島の守備に関するストロングポイントは、岩政ということです。ザ・岩政チーム。サイドとバイタルを捨てても、ゴール前を死守するという方針ですね。岩政と山村のCBは難敵でした。ルーカスにパスは通るのですけど、いい形でシュートさせてもらえない。東京の攻撃は多彩ではあるんですけど、ルーカスを抑えたら最もリスクを小さくできるという考え方でしょう。

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ということは、ミドルショットを撃つタイミングとスペースが生まれるということです。前半ではヨネとモリゲの惜しいミドルがありましたし、後半にも谷澤や羽生など、何本かミドルがありました。鹿島にしたら、ここはある程度撃たれてもいいかな、というところだったんでしょう。そもそもミドルショットは決定率が下がりますし、東京でミドルを撃てるのは秀人、梶山、アーリアくらいで、そのうち二人が不在であればリスクもミニマムだろうということでしょう。

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いっぽう、鹿島の攻撃は人数をかけないことを旨としました。まず、とにかくロングボールを東京のサイド深くに送り、大迫か興梠を走らせます。鹿島の両FWはキープ力がありますから、東京陣で楔になり、時間を作れる。そこから、多くても2、3人でシュートまで持っていこうという考え方だと思います。でも、大迫はモリゲにほぼ完敗でしたし、興梠も孤立していました。だから、後半途中まで、鹿島にはまったく得点の香りがしませんでした。

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だけど、少し怖かったのが興梠の存在。興梠は、前半29分の接触プレーで権田を負傷退場に追い込んだせいで、味スタを敵にまわしました。ある意味で、明確なヒール役がいると試合がわかり易くなって楽しいのです。これ以降、興梠がボールを持つ度に、東京サポは大ブーイングです。とくに子供達や初めて味スタに来てくれたお客さんにとっては、こういうわかり易い敵味方のシチュエーションって、試合に入り込む機会になって楽しい筈です。プロスポーツはエンターテイメントですから、WWFのような演出とまでいかなくとも、敵味方をはっきりさせることは、集客面で重要なポイントじゃないかなと思います。でも、こういうシチュエーションは、興梠の大好物だと思うのです。却って燃えさせるというか。なんとなく不気味でした。権田の負傷が大事でなければいいのですけど。

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さて、試合は東京の攻めを鹿島が受け、カウンターに賭けるという展開で進行します。その意味では、鹿島のプラン通りに展開したと言えるでしょう。今日ひと試合だけの監督代行、鹿島アイルトンコーチです。

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後半に入り、珍プレーがありました。秀人が興梠と競ったロブがバックパスとみなされ、キャッチした塩田が手で処理したと判定されました。ゴールエリア内の直接FK。ゴール内に東京と鹿島の選手が密集します。ゴールなんて無理w。案の定、遠藤康のシュートは壁にあたりました。

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後半21分、ついに均衡が破れます。太田と羽生の緩いパス回しを狙ってインターセプトした遠藤康がドリブル。ゴール前に進出し、右の大迫にパス。大迫の丁寧なクロスを、ヨネに競り勝った興梠があわせゴール。東京0-1鹿島。3人で作ったカウンターによるゴールで、鹿島にとってまさに絵に書いたような展開です。

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すっかり鹿島の術中にはまり、自分的に無得点敗戦も覚悟してきた後半39分、またしても珍プレーから東京が同点においつきました。鹿島ゴール前で放ったルーカスのシュートが新井場にあたり、たまたま曽ヶ端の正面にとびキャッチ。当然曽ヶ端にイエローカードw。ひと試合でまったく同じ珍プレーを二度も見るとはw。これだけでも雨のなか味スタに来たかいがあったというものです。今度は東京のFKです。ルーカスのシュートは、一度鹿島の壁にはじかれますが、鹿島DFの飛び出しがはやくアゲイン。

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二度目も、ルーカスのシュートは壁にあたり再びルーカスのもとに。このシュートも曽ヶ端にはじかれますけど、そのこぼれ球を草民が拾い、ゴール。東京1-1鹿島。

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スーパーヒール興梠の存在と、珍プレーからのゴールチャンスを東京がモノにしたというシチュエーションのなか、冷たい雨が降り続きますけど、味スタは大盛り上がり大会です。攻める東京と守る鹿島。

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しかし、アフロディーテは勝利のない鹿島に微笑みました。後半アディショナルタイムも残り1分、興梠に代わって入っていたジュニーニョが左サイドでパスを受け、ドリブルをしかけます。東京ゴールエリアに進出しシュート。塩田が弾いた先に、大迫に代わって増田が入った関係でトップにあがっていた遠藤康がいて、流し込みました。またまた絵に書いたようなカウンター。東京1-2鹿島。

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やっぱり嫌な予感は的中w。試合はこのまま終了。東京1-2鹿島。広島戦に続き、ホーム2連敗。

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鹿島戦で、引いて守る相手をどうやって崩すかが試合のポイントにあがるのは感慨深いですけど、あまり違和感はなかったです。それだけ東京は、個々の選手のスキルとチームとしての成熟で鹿島を凌駕してました。だからこそ、シュートに至る最終局面での組み立てが課題として残りました。たとえば今シーズンは、ナオや羽生がゴール前をダイアゴナルランでかき回すシーンがありますけど、今日はあまり見かけませんでした。可能なのであれば、ゴール前でサイドチェンジするのも面白いと思います。ミドルの精度をあげることも、亀さんをおびき出すために意味あるポイントだと思います。たしかに梶山がいれば、ゴール前で細かいパスやドリブルのアイデアを見せますから、違いを生み出せると思いますけど、梶山がいなくても点の匂いをかげるようにならないといけませんね。個人に頼らず、組織として崩し型が必要かもしれません。

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鹿島の不調は連携不足です。中盤と前線で、攻撃の意図が噛み合わないシーンもありました。これは、選手間の信頼関係が維持されていれば、時間の問題で解決できるものです。もともと良い選手が揃ってますし。ひとつ勝てましたから、自分達を信じてじっくりチームを熟成すれば、かならず浮上してくるでしょう。

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今日はヨネをチョイスしたポポさん。ところが思いのほか鹿島がリトリートしてきましたので、ひょっとすると草民スタートのほうがよかったかもしれません。中盤の競り合いが厳しいチーム相手はヨネ、引く相手は草民という選択基準と仮定したら、ですけど。でも、ヨネ良かったです。ボール奪取はもとより、秀人とタスクを交代してパス供給役もこなしてました。ボランチとして草民を一歩先んじた印象で、十分アーリアと競争できるまでに成長してます。楽しみですね。アーリアと比較すると、ですけど課題は最終局面への参加です。キックオフ早々、ヨネがゴール前に進出したシーンがありましたけど、そんなプレーをもっとみたい。3列目から点をとれると、今日のように引く相手に対して、強力な武器になりますから。

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今日の草民は、スクランブルで太田に代わって左SBに入りました。キャンプで試されていたということですけど、ビックリしました。引いてる鹿島とはいえ非常に攻撃寄りの交代ですから、ポポさんの負けん気を感じました。太田の体調も考慮したんだと思います。結果的には、攻撃のリズムを崩す交代になってしまいました。攻め上がっているべきタイミングでオーバーラップしてないシーンが多かったです。太田がいた場所に草民はいなかったということ。もちろん本職ではないですから、単純比較はかわいそうですけどね。

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大竹はこの間より良かったです。自分でスペースを見つけてタイミングよく動けてました。だから攻撃に絡めてました。FKも蹴りましたし。これを続けてほしいです。

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雨のなか、花冷えする試合で、しかも負けてしまったけど、内容が濃く、楽しかったです。雨ニモマケズ風ニモマケズのてるてる坊主くんたち。

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次節はアウェーのユアテック。首位仙台。好調なだけでなく、フォアチェックを旨とする東京が苦手とするスタイルの難敵です。優勝を狙うなら連敗は絶対避けなければならない。逆に仙台は、そろそろ負けるかも、という流れが考えられるわけですから、絶対勝ちたいです。そろそろ桜咲く仙台と、アウェーの勝利を楽しみたいです。

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