ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

天皇杯準決勝@国立霞ヶ丘競技場v鹿島

2010-12-29 22:49:00 | FC東京

皆様、今シーズンもお疲れさまでした。
谷あり谷ありのシーズンでしたが、国内で年内最後のプロサッカーイベントに参加できたのはうれしかったです。
てな結果でございます。
国立競技場はいいですね。霞ヶ丘は丘なんでしょうかね。小川の名残的な道が周囲にありますが、ブラタモリでいかがでしょう。なにしろ眺めがいいんですよ。普段はホームスタジアムですからホーム側からの景色しか見ないのですが、今日はアウェー。新宿や代々木の摩天楼のなか、スタジアムのなかにいると都会の異空間な感じがして、ずっと飽きません。寒いですけどね。今日もヒートテック大活躍。
天皇杯ベスト4。2008年v柏以来。その前は97-98年の東京ガス時代。ちなみにその時もアントラーズ。期待しましたー。苦しいシーズンでしたからね。選手やスタッフのためにも自分のためにも、ぜったい元旦を国立で迎えたかった。
小笠原を軸に、むっくんを狙ってフェリペ・ガブリエルと宮崎を絡めたサイド攻撃をしかけてくる鹿島が攻勢を握る展開。フェリペと興梠、大迫のテクニカルなドリブルにヒヤヒヤさせられた試合の入りでしたが、各自が持ち場+αを志した運動量いっぱいの献身的なディフェンスが、じわじわと鹿島の流れにノッキングを起こすようになります。とくに達也と梶山。プレッシングの寄せに対する意識がとても高く、がんばってました。
徐々に東京の仕掛けも効果的になってきます。今日はリカ16が積極的でしたし、ワンタッチを意識していました。そのリカ16の展開から後半39分。ゴール前にあがったクロスを平山が。平山が。平山がー。
バイシクル!
バイシクル!
見ましたか?
ご覧になりましたか!
足ながっ。
正直、現地では決まったのかどうかわかりませんでした。むっくーが詰めて押し込んだので、とりあえず先制したのはわかりましたけど。
ゴル裏もむっくーコールでしたから。てか、なんでそこにいたの?→むっくー
スタジアムDJのアナウンスで、平山のゴールを確認。
ひらやま、ひらやま、ひらやま、ひらやま!
この試合のハイライトは以上
で終わればよかったのですが。
後半の入りも悪くなかったのですが、ちょっと引いてしまったのか、中盤の選手の頑張りでボール奪取できてのが、次第にできなくなり。疲れもあったんですかね。前半に見せていたボールへの猛烈なアタックは、ある意味で奇跡的だなと思っていましたが。
んで、大迫のゴール。
でも、踏ん張って90分終了。
延長に入って、米本の2枚目黄色。厳しいなー。よっちさんがハーフタイムに予言してたんですよ。米本をどっかで変えなきゃって。すごいす。残念ながら10人になってしまいました。投入された大黒もかわいそうな状況になってしまいました。なんと平山を中盤しかもディフェンシブに使わないといけなくなってしまった。オプションの選択が難しい試合でしたね。なにしろ、そこまでの展開がよかったですから。結果論ですが、たしかに米本交代がポイントでした。
正直、あとはPKに向けてカウントダウンでした。少なからずチャンスはありましたが。アディショナルタイムの表示で、選手も同じ気持ちになったんでしょうね。さーPKと思った矢先。
おのれ、興梠め。
濃密で、厳しく、緊張感にあふれ、だからこそ楽しい120分間でした。いろんな経験をさせてもらった2010シーズンの締めくくりも、かなり切ない終わり方でしたが、このファイトあふれるチャレンジャースピリットを、来る2011シーズンに忘れないでほしい。
選手も、スタッフも、ボクらサポーターも。
よっちさんと新宿駅でうれしい来春の再会を約す握手をかわし、
本年はお世話になりました。
人見知りの自分にとっては、例年になくいろんな方にお会いできたシーズンでした。感動しました!
来る年は皆様に幸せな一年であることを願い。
See you next year!


天皇杯準々決勝vアビスパ福岡@熊谷

2010-12-26 00:24:40 | FC東京

10時50分新宿発の高崎線グリーン車750円なりにゆられ、日向側に座るとちょおっと気持ち悪くなる感じの陽気だったんですが、窓の外は寒く。
夏は日本一暑い街熊谷が、今日ばかりは最高9度最低ー1度とか。実際、試合中は一時5度とか。アウェーゴール裏の周りの方は寒い寒い言ってましたが、自分はそんなに寒くなく。ヒートテックの実力か、暖房をあまり使わない日頃の成果か。
天皇杯準々決勝@熊谷v福岡です。バモバスが行く、すぐ後のバスにゆられ、ドロンパサンタの一輪車に遭遇し。東京→J2、福岡→J1。すれ違いの見返り美人。J1なんてラララー。サンタ帽子がいっぱいのスタンドで、はじめてのレギンス&短パンな感じでドキドキでした。
フルコートでハードプレスで入った福岡に、受けに回る東京。いつもの展開。スロースタートはいまに始まったことではないですが、課題ですね。その流れをこなし、東京ペースにもっていくも、ただボールを持たされる感じで、なかなかコンペティティブなプレーにはつながらない。ようするに回してるだけ。リカちゃんが消極的なんですよ。ダブルチームを仕掛けられても、君なら抜けるのに。
そうこうしてるうちに、大久保に先制ゴールを許す。大久保は退団なんですね。久藤も引退だし、田中まこちゃんもいたし、後から思えば、つっこみどころ満載な福岡。ホームゴール裏はサンタさんフルコスプレいっぱい。
そのままジリジリする展開が75分まで続く。米本アウト、石川イン。これでリズムが変わる。さっそく右サイドでナオが仕掛け、リカちゃんのシュートとか。以後、東京の猛攻もロスタイム。正直、ボク自身もあきらめちゃいました。チャント歌ってるのもなんか虚しく。あーあ、と思っていたら、梶山のロブをパワープレーの今野が落としナオがダイレクトボレーでゴル! あっという間で、大騒ぎしながら状況をよくわかってなかったす(苦笑)。
延長に入って、平山と、ナオの2点目で、終わって見れば2-3で終了。
今シーズンの課題を象徴したような試合でしたね。論理的ではないですが、若さが露呈されたというか。お父さんがいないんですよ、このチーム。兄貴はいっぱいいるんですが。これ、良くも悪くもヒロシが残したものだと思います。熊さんがどっちのキャラかわかりませんが、いまの東京にはお父さんが必要ですね。若者がバタバタするシーンに、泰然自若としていて、方向性を示唆してくれる人が必要。
結果論ですが、ナオの同点ゴールが大きかったです。勝つべきシーンで勝ちきるメンタリティが不足しているいまのチームには、リーグ終盤から続く、同等かちょっと劣る相手に対し、精神的にカチンコチンになってしまう悪癖も必然でしょう。ナオのゴールは、ひょっとするとそのメンタル的な呪縛をときはなってくれたのかもしれません。一番顕著なのはリカちゃんで、ナオが入ってから、見違えるように積極的になったし、不思議系なものも含め、ダイアゴナルでエンターテイメント性あふれるムービングができるようになりました。それもナオがきっかけ。あらためて、このチームのなかのナオの大きさを感じました。
大竹が120分間存在感を示しました。3点目のアシストを含め、とくにボランチに入ってから、決定的なシーンを演出してました。
ひょっとすると、来シーズンに向けチームは大きな自信になったかもしれません。未知のJ2に対し、少なくともJ2から昇格を果たしたチームに勝って結果を残したんですから。自分達の力で。もちろん、もっと亀さんなチームが多いのでしょうが、梶山や大竹がタクトをふりナオやリカが作り出すエル・チクロンが、やっぱりストロングポイントになること、再確認できたと思います。
バックラインの裏を執拗に狙われたけど、うまく対処できてましたね。ヒヤヒヤしましたけど。ただ、先制点のシーンが象徴で、押し込まれたあと、中盤の選手をフリーにしてしまう悪癖は課題ですね。
とにかく、流れがきました。師走にきてようやく。このまま一気に元旦を迎えたい。
世界を目指せ、東京!

19時14分熊谷発の高崎線グリーン車550円なり(浦和まで)にゆられ、日常に帰るとき、フットボールのある週末。


SPACE BATTLESHIP ヤマト

2010-12-24 21:41:53 | 日記・エッセイ・コラム

クリスマスイブ
ひとりのクリスマスは寂しいですよ。まー慣れたもんですが。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」みました@東宝シネマズ府中
家族やカップルが多くてびっくり。そりゃそうですやん、クリスマスですもの。
おもしろかったですよ。ヤマトのテーマが流れると、涙が出ました。ヤマト世代ですからね。ノスタルジックな気分でセンチメンタルになったんでしょう。最近多いな、こんなこと。歳ですねー。
とってもメッセージ性の強い映画ですね。第三艦橋を打ち離す指令を出したあと、沖田に悩みをはなしにくる古代のシーンが象徴的で、リーダーとは何か?を語りかけるテーマなんでしょうね。30代、40代のヤマト世代の今の立ち位置を意識した製作者の気持ちがよくわかりました。このテーマで、古代くんの役はキムタクにしかできないでしょう。その意味で、いまこの時に映画化できてよかったのではないでしょうか。
衣装ですが、上手にアレンジしてました。ライダースジャケット風にして、2ピースにして、リアリティが出ました。
キャラクター設定も納得。とくに雪の役は、オリジナル通りにすると、いろんな想いをもったファンの総意理解は得られないでしょうけど、黒木メイサ@アタッカーなら問題ないかな。
キバちゃんが真田さんっぽいセリフ回しをしてたのが微笑ましく、アナライザー(緒方賢一)とデスラー総統(伊武雅刀)の声、ワクワクしました。スターシアはあんまり感じなかったけどw このあたり、伝統のこだわり。
「アルマゲドン」をオマージュしてるんだろうなーと思いました。ラストシーン。それと、メインテーマをスティーブン・タイラーが歌っていること。
ヤマトファンに受け入れられるのは難しいかもしれませんが、ヤマトの世界観をモチーフにした現代を生きる人へのメッセージムービーとしては、秀逸だと思います。

さて、あしたは久しぶりに東京!

@熊谷

世界を目指せ