ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

2011J2リーグ第9節FC東京vコンサドーレ札幌@味スタ20110430

2011-04-30 22:01:57 | FC東京

駿河台匂

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八重桜

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Jリーグ再開ホーム緒戦でございます。ドロンパさんも楽しそう。

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待ってた人の列。

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味スタに東京サポのユルネバが帰ってきました!

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行きしな、自転車のチェーンが外れたのであります。不吉なのです。
予感的中w スコアレスドロー
圧倒的ですよ、選手の名前と見た目のテクニックは。数字はうそをつきません。終わってみれば、ほぼイーブンのスタッツ。あえて言えば、コーナーキックとゴールキック数がダブルスコアなところが、東京の圧倒をかすかに表しているのかもしれません。おそらくポゼッションは高いけど、ゲームプランどおりにできてるという意味では、大体が札幌のペースでした。
東京の攻撃は谷澤とタツヤにおうところが大きいです。とくに谷澤のポジショニングとトラップの技術。サイドに起点をつくれます。だけどそこから中には入れさせてもらえない。おそらく、これ石崎監督の作戦なんでしょう。ペナルティエリアを閉めれば、ミドルショットがない東京は怖くないと。バイタルの手前でぐるぐる回しているだけ。正解。
ただね。この想定を覆すのはタレントの力。それでも押し切るテクニックか馬力。今日のスコッドが札幌相手に対峙するときの力量はスカウティングで計れていたハズ。セザーとPJのコンディションがあがってきてないうえ、囲まれても崩しにいける平山と、左足でシュート狙える石川がいない以上、個の力で中央突破は無理。さらにトップ下をおいてないから、中継役が常時いるわけじゃない。だから、大事なのはボランチが参加するコレクティブな攻撃だったんじゃないかと思います。非常に残念ながら、時間をおうに従い、個人プレーになっちゃった。
鳥栖、千葉、札幌とみて共通してるのは、東京相手にアグレッシブな守備をするチームはないということだと思いました。まずしっかり組織をつくって守ろうとする。コレクティブな守備は試合の入りかたが難しいんです。それが、どの試合でも序盤東京が圧倒できるゆえんだと思います。そこで点とれるかとれないかが、目下の分岐点。とれたら一気に東京ペースにもってこれる。昨シーズンからの課題で、いまの東京にしたたかさはない。試合の流れを読めないから押し時を感じられず、モードチェンジして攻めきることができない。それなら、しっかり序盤に点とれるようにするべき。開始10分の運動量をマックスにしてパスコースに顔を出す。ワンタッチでつないで一気にシュート。サイドバックもばんばん上がってサイドチェンジを絡める。パスは強く、足元じゃなく走らせるイメージで。
守備は、事故でもない限り、流れのなかでとられる気がしません。千葉戦も。問題はセットプレーですね。とくに選手交代直後の役割整理をきっちりと。
選手の自立が今シーズンのテーマなんだから、自立すべきところをしっかりと定義してあげないと、何もかわってないよ。
とはいえ、この時期にスタッフの体制をあーだこーだいう必要はないと思いますよ。やりかた云々を議論する以前で、コンディションの問題が大きいですから。まー、それを含めてスタッフの仕事といえばそのとおりで、だから責任ないわけじゃないですけどね。
スタジアムで昨シーズンのレイソルと比較する声が聞こえましたけど、これ、ナンセンス。目標は昇格ですから、くだくだでもいいから昇格すればいいのです。内容なんて気にしてたら、かっこつけてるだけだし、それこそJ2なめてますよ。

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リーグ戦の道は、こんなまっすぐ一本道じゃないって、ボクらは11年分知ってるハズ。たんなる批判や悲観論はなにも生まない。しっかりファンとして建設的に課題提起して、昇格に向けて前進できるように応援すべき時だと思います。
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桜がめぐって、スタジアムはもうすっかり新緑の季節になりました。
小金井公園も盛春の花がきれいです。

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今日も福島から避難されてるかたが観戦されたそうで。少しでもリラックスした時を過ごせてもらえたらうれしいな。

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さー、次節は東京ダービー。勝ってはずみをつけるには絶好の相手じゃないか!


2011J2リーグ第8節 ジェフ千葉vFC東京 @フクアリ 2011/4/24

2011-04-25 00:36:15 | FC東京

新緑の玉川上水。

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まだ雪だねーなんつってた開幕戦3/5から2カ月ちかく経ちました。2戦目の第8節なんて不思議な日程の2011J2リーグ。ジェフ千葉@フクアリです。

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蘇我駅前の花壇

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みつばち~

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さくらと青空とスタジアムと

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♪上を向いて歩こう♪ 蘇我の空。がんばろう日本。

こんな感じでした、フクアリ3連発。

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ALL YOU NEED IS FOOTBALL

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and You'll Never Walk Alone

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いきなりですが、千葉はいいチームですよw
オーロイ&マーク・ミリガン。反則技な二人。
ミリガンの超ロングスローからダイレクトにオーロイの頭をへて先制ゴール。大爆笑。こんなプレーはJはじまって以来なんですかね。やられちゃった側だけど、歴史にたちあったのなら、Jファンとしてとっても嬉しいですよ。ありがとうw
千葉はそれだけじゃないですよ。オーロイを軸に、ちびっこ選手がワラワラと捕まえずらいです。米倉と深井。オーロイとのタベーラが楽しそうでした。それと佐藤勇人。ここぞってチャンスに3列目から飛び込んでくるんですよ。結局ボールは来ませんでしたが、ゴールのにおいを感じる、コレクティブな千葉の攻撃でした。
ディフェンスは完全にゾーンですね。セットプレーを含めて。これだと試合の入り方が難しいでしょうけど、結果的には上手に乗れてました。
東京もよかったのですよ。後半、足がとまるまでは。序盤はロングボールを左右深くに送りこんでました。モリゲ、今野、徳永のフィードの精度がすごく向上している。ほぼ残念なミスフィードはなかったような気がします。千葉が整理したのか、フィードを送れなくなるとみるや、ワンタッチを原則としたショートパスに切り替え。これまでと違うのは、ちゃんとゴールに向かって前進することを意識してパスまわししてること。梶山の個人技を織り交ぜ、ちょっとプレーの質がワンステージ違う感じでした。
それをなし得たのは、やっぱりディフェンスです。接触プレーでの体のつよさと、コースに相手より先に入れるアジリティ。がんばってました。統制がとれてる感じは、キヨシ達現場スタッフの努力でしょうね。
ただまあ、ゴール決めなきゃ。決定的な好機をミスで逃し、ボクらが頭をかかえたのが少なくとも3回。先制決めてたらねー。
ボールをとるディフェンスはよかったですけど、カウンターくらったときはまだまだ危ういですね。モリゲずっとがんばってたんで、先制シーンのオーロイはしかたないと思います。ただ、再三深井や米倉や勇人にスペースを使われていたのはちょっと。スピード系に弱いのは今日にはじまったことではないですけども。
やっぱり0-3はずっしりきますが、まだまだ結果を気にする時期じゃないです。ゴールデンウィークは大切ですから、3勝1敗な感じでいきましょう!

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どっぷりどよーんてきそうな帰り道だったけど、しま猫さんにご一緒していただいて落ち込まなくてすみましたー


川崎フロンターレvベガルタ仙台 @等々力

2011-04-24 23:24:10 | サッカー

大雨ってことだったんで、ちょっと躊躇してたんですけど、朝おきたら日が差してたんで。

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いそいそと等々力へ。結局、かなりの雨だったんですけどね。
Jリーグ再開でございます。
待ったという感覚じゃないですね。開幕戦のたのしさじゃないです。サッカーファンにとって日常が戻ってくるってこと。ふつうの生活がどれほど素晴らしいことなのかを再認識するってこと。うれしいのです。
東京の試合は日曜日なのですが、待てず土曜日のJ1に。

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この試合は特別なのです。ベガルタ仙台再起の試合。アウェーゴール裏はソールドアウトらしく。交通事情の良くないなか、サポーターのベガルタにたいする気持ちが伝わります。
♪ベーガルタせんだーい Go行くぞ仙台 おーれたちと共に レディゴー♪
Twisted SisterのWe're Not Gonna Take It
あれを現地で聞きたくて、等々力に行きました。

「twisted_sister_the_iron_men_of_rock_and_roll.flv」をダウンロード

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1-2。仙台が逆転で劇的勝利。

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同点の瞬間の仙台ゴール裏
サポーターのみなさん、おめでとうございます。ゴール裏にちょっと混ざりましたが、再開を喜びあう姿を拝見して、感動しました。サッカーのある日常が帰ってきましたよ。次、ホームですね。

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他チームなので試合内容はなんともw
川崎がモデルチェンジしようとしてる感じがしました。石崎さんが作ったチームはもう長いですから、世代交代は必要ですね。ジュニーニョのコンディションもあがってないですし。それにしてもコンペティティブでない。てか、いやらしくない。毒のないフロンターレは魅力半減です。クラブの個性は大切に。
仙台は、なにはともあれ梁さん。ピッチのあちこちでタクトふるってました。梁さんがいる限り、ベガルタは大丈夫だと思う。


ザ・ファイター

2011-04-06 22:50:58 | 映画

誕生日でございますよ。

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ささやかにお祝い。名前わすれたけど、でっけーモンブラン。

元祖天才バカボンのパパと同い歳なのでございます、ええ。こどもの頃は、ただの数字だったんですけど、自分=バカボンのパパな実感がまるでありません。腹巻きもってへんしーw
不惑イヤーはなにしろとくに後半が激動でした。バカボンイヤーはどんな一年かなー。

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しばらく映画を控えていました。映画どころじゃなかったのもありますし、楽しんでいいのかって気持ちの引け目もありました。そもそも映画館が開いてなかった。生活や仕事が平静を取り戻してきて、久しぶりに映画みる気になりまして。
「ザ・ファイター」みました。皮膚科の近くでやってたという選択の理由。病院は毎月1日に行くことにしてます。なんでかって「映画の日だから」w。男の子にはメイルデーはないのだ! 滅入る日はあるけどね。
ボクシングの映画です。ボクシングをモチーフにした映画などではなく、まんまボクシングの映画。なんで、ボクシングに興味があるひとが観るべきでしょうかね。ボクシング知らなくても面白い映画ですが、ボクサーの心理がわからないと入り込めないかもしれません。
ちなみに、これ、実話。
ミッキーは、あまたいる”かませ犬”ボクサーです。ウォードファミリーが家族経営しているプロモーションの唯一の現役選手。必然的に、家族全員が彼にぶらさがっているのです。お母さんのアリスがプロモーター。辣腕プロモーター。てか、肝っ玉かあさんw お兄さんのディッキーはトレーナー。ディッキーは元ボクサーで、あのシュガー・レイ・レナードをダウンさせたことのある地元ローウェルの誇り。でもいまはドラッグに溺れる生活。まがりなりにもボクシングに関わっている家族はこの三人だけ。お父さんと七人の姉妹(!)は何をしてるんだかわかりません。それとディッキーに子供が一人。ちなみにミッキーには別れた奥さんとの間に娘がいますが、奥さんが引き取っていて、あんまり会わせてもらえません。
アリスとディッキーが組んだ試合でミッキーは痛切な敗戦をしますが、そんな折にチャーミングなシャーリーンに出会い、恋に落ちます。”常識的な”彼女に影響され、次第に自分の境遇に疑問を持つようになります。
そんなときにディッキーが逮捕され。家族にふりまわされ、まっとうにボクシングができなくなったミッキーは、もうひとりのトレーナーである街のシェリフと新しいプロモーターの誘いもあり、ファミリーと距離をおくようになります。それで、試合の成績の方も安定してきました。
一方のディッキーは、刑務所でアンチドラックの禁断症状に苦しみますが、逆にボクシングへの情熱を再燃させます。弟のトレーナーとして復帰するため、鍛えなおします。
幸運にも恵まれ、勝ち星を重ねるミッキーと、復活して出所したディッキーが再びまみえるとき、ウォードファミリーと彼らを取り巻く人々に最大の好機が訪れますが、バラバラになった一家がチャンスを掴めるのか???
カメラワークが独特です。ホームムービーを撮っているかのような印象を受けます。ファミリーに主眼をおいているからこその演出でしょう。それがとてもリアリズムと迫力を演出してます。
この作品から二人のオスカーを排出しました。ディッキー役のクリスチャン・ベールとアリス役のメリッサ・レオ。
クリスチャン・ベール。正義の味方バットマン。この作品では、ドラックに溺れる元ヒーローを迫真の演技で表現しました。とくに入所前後の表情の違いの表現が凄い。ドラッカーの表情は、まさにイッテルひとのそれ。RHCPのBy the WayのPVに出ていたデイブ・シェリダンに表情の感じが似てます。
http://8movie.blog111.fc2.com/blog-entry-645.html
出所してからはまるで別人。歯を入れなおしたっていう物理的な違いもあるんでしょうけど。とにかくこのギャップだけでも一見の価値あり。もともとブラッド・ピットがキャスティングに予定されていたようですが、ひょうたんから駒ですかね。
主演のマーク・ウォルバーグはプロデューサーも兼ねてます。ドラック歴もある悪ガキだったみたいですね。どっちかというと、経歴としてはディッキー的かもw

お父さんがいいのですよ。普段何してるひとなのかわかりませんが、ミッキーの独立を応援しつつ、家族の絆をつなぎなおしたのも実はお父さん。
ストーリーをわかりやすくいうと、ようするに「ロッキー」をイメージしてもらうといいです。ロッキー好きなら楽しめると思います。凄いのは、これが実話だってこと。そもそも七人姉妹ってなによw しかも同居www
事実は小説よりも奇なりって、このことですねー。
もちろん、ファイトシーンの迫力も魅力です。過剰な特殊メイクもなく、だからこそリアルです。
鑑賞後は、きっと口をとんがらせて拳を握りしめます。男の子が漢に帰ることができる映画。女の子がファイターに憧れることができる映画。
おススメ!


SOMEWHERE

2011-04-04 00:09:09 | 映画

もうすぐ春ですね♪
なんつってたら、サクラ咲くですよ。
春がきましたー。

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小金井薄紅桜はまだこんな感じ。

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江戸彼岸ははかなくも綺麗♪

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んで、しだれ~

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自分にとっては春は大切なシーズンで。誕生月ですから。4月6日です、念のために。宮沢りえちゃんと一緒ですけど、なにか?ww
土曜日はお天気だったので桜を見に小金井公園にいったついでに吉祥寺に行きました。Led ZepperinのCDとまんが道と靴下を買っただけですけど、楽しかった。
んで、今日は曇っていたのでSOMEWHEREみました。
ハリウッド俳優ジョニー・マルコの物語。
別れた妻との間に一人娘がいるのですが、彼の人生は映画と車と、女女女w。That's allな感じ。パーティの最中に階段からおっこちて腕を骨折します。これがきっかけなのか、ジョニーに自分を見つめる時間がやってきます。ひとり娘のクレアとともに。俳優として成功してるけど、レゾンデートルを見失っていることに気がつきます。役者としても男としても親としても。
舞台はロス-ミラノ-ロス。でも、ホテル住まいしてるジョニーを追ったお話なので、あんまり場面に変化はありません。ひとつ一つのシーンがとっても長いです。丁寧に撮ってるというよりも、観る側に感じる時間を与えてくれてる感じかな。冒頭のシーン、フェラーリがひつこいくらいサーキットをくるくる回りますが、ソフィア・コッポラの宣言なような気がしました。
主役はどことなくユアン・マクレガーに目が似ているスティーブン・ドーフですけど、見どころは二つ。クレアちゃんとFerrari F430 Berlinetta。
クレアちゃんの笑顔にはやられます。おじさんにはまぶしいです。のびやかで妖精っぽさも併せ持っていて。ジョニーのダメっぽりをひきたてます。彼女にとって、この瞬間にこの映画に出演できたのは、自分の魅力を引き出すために良かったのではないかと思います。もちろん、未来のある俳優さんですから、更なるベストシーズンはくるでしょうが、少女のころの彩りは一瞬ですから。
スポーツカー好きがみても楽しい映画ではないかと思います。とくにフェラーリファン。ブラックのFerrari F430 Berlinettaがこれでもかってぐらいフィーチャーされてます。ちょっとビビるくらいのエグゾーストノート、レスポンシビリティを感じる加速、感応的なフォルムにシックな内装。これでもかってくらいのアピールです。故障するシーンがついてるところもフェラーリっぽいw いちおうフェラーリ社が協力してる映画なんですけど、おうらかというかw
ストーリーもシンプルだし、凝った演出もないし、キャスティングも地味だし、まして3Dでもなく、メジャーな映画館じゃなく、小劇場でみたい映画です。ソフィア・コッポラの名前でメジャー扱いされてるけど、映画好きにゆっくり観てほしい作品かな。とにかく、あんまり波長が大きくない作品ですから、ゆったり観たいかたにお薦め。