ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

真田丸先取りの旅 -20141229 大阪-

2014-12-29 19:45:17 | ロケ地巡り

八重の桜から、毎年大河放送前に主人公のお墓参りをしています。計画してるというよりも偶然ですけど。なので、花燃ゆの楫取美和子さんのお墓参りが順番的には正しいのですけど、どこにあるのかもよくわからないので、ひとつ飛ばして真田丸でございます。 

大阪鶴橋です。

鶴橋から玉造筋を北上して10分もかかりません。やがて左手に上り坂が増えてきます。

登った先に、見えまするは、真田丸です。

現在は真田山と呼ばれていて、中心は公園になっています。大阪冬の陣で真田幸村公が建造、守護した大阪城の出丸です。

真田丸の周囲はこのような坂になっていて、往時のようすが忍ばれます。歩いてみると、想像していたよりも大規模でびっくりしました。

現在は野球場とプールがあります。真田丸に関する資料はまったく見当たりません。大河がはじまるまでに整備してほしいと思います。

つづいて、谷町線で四天王寺前夕陽ケ丘に向かいます。谷町筋から逢坂に入ります。通天閣が見えるこのあたりの右手に。

安居神社です。

大阪での幸村公の痕跡はあまり残っていないのですけど、こちらはおそらく大河が決まる以前から幸村公ファンの聖地なんだと思います。

神社は通りの奥まったところにあります。この細い参道を入ります。のぼりが周囲にいっぱい立っています。

安居神社拝殿です。シンプルですけど、本殿と拝殿という構造です。

来年の絵馬。未ですね。

奉納用の絵馬は、やっぱり幸村公。この神社は天神様が主神です。梅の紋が見えますけど、主役は幸村公。

宮司さんにご挨拶していただきました。

本日の主役でございます。

説によると、幸村公の終焉の地は正確にはここの近所なのだそうですけど、神社という位置づけもあり、やっぱり安居神社で討死したとしたほうがロマンチックですよね。

背面です。

真田幸村公です。

いまでも大阪の街を見守っていらっしゃいます。

幸村公が休息されたと伝わる松です。

南側の参道です。 

その先には、ユニークな形の鳥居がありました。

西側の参道は、陽の当たる坂道でゆかりの天神坂に出ます。

放送はさ来年2016年です。まだ制作にも入ってないと思います。だけど、安居神社を訪れるお客さんは途絶えることがありませんでした。これから序々に、大阪でも地元長野でも、あるいは奈良でも盛り上がってくるでしょうね。楽しみです。 


軍師官兵衛ロケ地の旅 ―20140722 奥州市①―

2014-10-13 23:44:34 | ロケ地巡り

軍師官兵衛ロケ地の旅東北編を続けます。遠野の次は、岩手県を南下しまして、奥州市です。

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えさし藤原の郷です。

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最近の大河ドラマでは、龍馬殿と平清盛のロケ地でもあります。いつか旅のテーマにしてみたいです。

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ゲートにて軍師官兵衛がお出迎え。

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えさし藤原の郷はロケ地のメッカです。たぶん誘致に力を入れてらっしゃるんでしょうね。ロケ資料館がございます。なかは大河ドラマと映画のロケ風景や小道具の展示があります。そちらはまたいつか。

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ちょうど蓮の花が綺麗でした。

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それでは軍師官兵衛ロケ地巡り、はじめます。まずはこちら。信長公が行軍していた都の道。大路です。政庁南門の内は平清盛のロケ地ですね。

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政庁南門の向かって右手、こちらの山にのぼります。

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藤原三代の屋敷のほうに向かいます。

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早馬が到着した姫路城の城門。経清館です。

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「御武運を」。職隆公が甲冑姿で颯爽と登場した屋敷。

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いわ姫様が職隆公を見送っていたのはこの廊下。

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「兄者。備え万端あい整いました。いつでも」「出陣じゃ!」。職隆公が出陣の時の声を上げた城内。

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「万吉」。職隆の出陣に遅参した万吉たちが走ってきた坂。

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「武兵衛」「父上」「仕置は帰ってからだ」。職隆公とともに出陣する小兵衛に、万吉と武兵衛が一緒に怒られる城門。

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職隆公が出陣していった姫路城大手門。

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「武兵衛、しっかり若をお守りしろ」「わが命に代えてもお守りいたします」「心配御無用。わしもついております」「では父上、母上、行ってまいります」「うん」「官兵衛殿、お勤めつつがなく果たされますこと、念じております」。官兵衛たちが銃の買い付けのために堺に旅立つ城内。

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職隆公が入城してた御着城内。清衡館です。

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御着城に初出仕する官兵衛が入城してた城門。

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官兵衛が初陣の戦に出陣していた城内。

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職隆公が万吉を取り戻しに来た龍野城の城門。

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おたつが浦上氏に嫁入りしてきた室津城。赤松氏が浦上氏を攻めていた城です。

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「若、なりませぬ」「どけ、どけっ」。おたつを助けるため城に入ろうとする官兵衛を武兵衛が止めていた城門前の道。

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「官兵衛、いま話していたんだが、職隆殿の幼女ということは、死んだ花嫁はお主にとって姉にあたるわけか」。官兵衛が左京進につかみかかっていた城門の前。

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「斉藤龍興が竹中半兵衛の謀反にあった」。稲葉山城城門。アラハバキ厨川柵です。

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「また戦だ」官兵衛一行が村重と歩いていた焼けた村の脇の道。中村の郷です。

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「ひとつの戦はつぎの戦を引き起こし、悲しみがさらに大きな憎しみを生んだ」。官兵衛が立ち寄った焼けた村。

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えさし藤原の郷がロケ地として人気なのは、キャストさんとスタッフさん用の設備が充実しているからなのだそうです。こちらの建物がたぶんそうなんでしょうね。

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この日は軍師官兵衛のスタッフTシャツを着ていまして、えさし藤原の郷のロケ地をひと通り回り終わってゲート付近でぼーと地図を見ていたら、アテンドの女性スタッフさんに声をかけていただきました。
「もしかして軍師官兵衛のスタッフさんですか?」
「いえいえ。あ、これですか。すみません紛らわしいですよね」
「いえ。どちらからいらしたんですか?」
「東京からです」
「軍師官兵衛のファンなんですか?」
「はい。ロケ地を回るのが好きなんです」
「そうだったんですか!。このなかでも撮影されたんですよ。ぜひご覧になってください」
「はい。全部拝見しましたー」
「そうでしたか。ここのほかに奥州市内でも撮影があったんですよ」
「マジですか!。ぜひ見ないと。でもどうやって探そう…」
「ちょっと待っててください。いま詳しいスタッフを呼んできますから」
しばらく待っていますと、男性のスタッフさんが地図を持ってやってきました。
「お待たせしました。まだ一般のかた向けにロケ地の案内を出してないんですけど、軍師官兵衛のロケ地のためにわざわざ東京からお越しと伺ったので、ちょっと地図をコピーしてきました」
「マジですかー!。ありがとうございます!」
「ちょっとというか、かなりわかりにくいんですけど、これで大丈夫ですか?。ロケ地は、奥州市民でもホントに地元の人じゃないとわかんない所なんですけど」
「がんばります!。ありがとうございました!」
なんと、郷のスタッフさんにロケ地の地図をいただきました。奥州市内ではホントにいっぱいロケをしてまして、官兵衛と職隆公が騎乗で里を見ていた丘(般若坂)、信長公と藤吉郎が出会った道(矢ノ目沢)、善助がお道にプロポーズした道(迎井沢)、万吉が武兵衛を連れて遊んでいたけもの道(出羽神社)などがあります。全部は無理なので、今回は重要なシーンの二箇所だけにしました。

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今回の東北旅でよく見かけたユリの花が、奥州市でも綺麗でした。

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えさし藤原の郷から盛街道を東へ進みまして、江刺区玉里白山通に入ります。大きくクランク状に曲がった先の、田んぼのなかの道を左折します。ここから車は入れません。一般の民家の近くですし、田んぼのなかですので、くれぐれも周辺のご迷惑にならないようにお願いします。ここをまっすぐ上ります。

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道なりに曲がります。

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この畦道を登ります。

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ここを右折するとすぐ。

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見えてまいりました。

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「動かないでね。今行きますからね」。光姫の声に官兵衛が気づいた道。

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「いかがされた?」「あ、童が登ったのはよいのですが降りられなくなってしまいまして。どうか助けてください」。官兵衛と光姫の出会いの道。

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「無理です。あんなに怖がっているのですよ。下から指図するよりも上って助けてあげたほうが早いです」「もう結構。私が自分で助けます」「危ない。やめておけ」。官兵衛と光姫の初喧嘩の道。

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「とんだ跳ねっ返りだ」「あなたこそ。男のくせに。あ、ひょっとして怖いのですか?」「左様ではない。危ないと言ってるだけだ」。官兵衛と光姫が子供を助け、官兵衛が子供のかわりに木の実をとったあの木は、残念ながら伐採されていました。どうしてなんだろう?。

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「言い争いをしている場合ではない。泣き止んだのならもう大丈夫だ」。官兵衛が子供に声をかけていた道。

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「これで仲直りだな」。官兵衛が光姫の木の実をプレゼントして、騎馬で立ち去っていった道。

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次が今回のロケ地旅最後です。

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江刺区水ノ口と若神子を東西に抜ける道を、ちょうど水ノ口と若神子の中間くらい、藤里幕内の付近です。ここを右折します。ここも一般の住宅がありますし、ここから先は狭い農道ですので、くれぐれも周辺のご迷惑にならないようにお願いします。

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ここはホントに苦労しました。迷いに迷ってさまよいこんだ農家で、おばあちゃんに道をお聞きしました。
「こんにちは。突然お邪魔してごめんなさい。この辺でドラマの撮影してませんでした?」
「いやあ。いいよー。ドラマってはぁ、なんだろうね」
「軍師官兵衛です」
「ああ、官兵衛ねー。んだ。撮影あったよー
「こちらから近いですか?」
「近いってはぁ、うちからすっとほんこの裏手なもんで、うちからは近いけっど、そこへ行くにはぐるーと回らないとダメだよ」
「目印はあります?」
「うん。いまこっちから来た?。じゃあその道をまーすぐ戻って、はぁT字路があったでしょう?」
「ありました」
「そこを左さ曲がって、そうさな200mくらい走ったら左さ下りるだ」
「ありがとうございます!。がんばってみます」
迷ったおかげか、迷走してる途中でなんと、ニホンカモシカに出会いました!。

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道なりに進むと、見えてきます。日照田です。

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「弱いものは虫けらのように踏み潰され、強いものだけが生き残る時代、人はそれを乱世と呼ぶ。戦は果てしなく続き、人々は乱れた世の終わりをただ祈るしかなかった」。冒頭のナレーションシーンで出てきた戦場。

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「若、急いで戻らないとまた叱られます」。万吉がビロウドの玉を太陽にかざしていた畦道。

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「その頃、小寺の治める村々に異変が起きていた」。職隆公が視察していた護岸工事の現場。ドラマではここの堤防が築いてありましたね。

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「兄者」「どうした?休夢」「野武士でござる。和久山村が襲われました」「またか」。休夢が騎馬で走ってきた橋。ドラマでは橋げたと橋脚を木でおおってあって木の橋のようになってましたね。

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官兵衛の初陣を見送るためにおたつが走っていた橋。

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「おお、おたつ。来たぞ」。重隆公とおたつが見送っていた官兵衛初陣の隊列が行軍していた道。

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「今月中に全てを治すのだ」「せいが出るな小平」「若」「手伝いに参った」。職隆公の治水事業に官兵衛が自ら汗を流していた田園風景。

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「この川は暴れ川で、昔から領民たちを苦しめてくたからな。この堤が治れば米の取れ高は倍になる。皆の暮らしも豊かになる」「若」「どうした?」「ご立派になられて」「あーれおもしろやーああ♪」。官兵衛が俵を担いでいた道。

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これにて軍師官兵衛ロケ地の旅奥州市編はおしまいです。次は官兵衛の本拠地、姫路と福岡にお邪魔します。

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