ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

ゲゲゲの女房 the MOVIE

2010-11-22 23:32:49 | 日記・エッセイ・コラム

ゲゲゲの女房(映画)をみました。
比較するもんじゃないのだろうけど、どうしてもテレビ版と比べたくなるのが人情というもの。
ひとことで言うとテレビ版と映画版の違いは、「ゲゲゲの鬼太郎」と「墓場鬼太郎」、そんな感じ。
おもしろかったです。吹石一恵さん以外、綺麗なところはどこにもなかったけどw。向井くんにおよそ水木さんを感じられないひとには、くどかんの水木さんは、奇妙なんだけど明るくて頑固でわがままで優しい感じが出てて、良いと思えるんじゃないかな。ボクは両方好きです。
奥さんのほう、半ば騙されて貧乏生活にとびこんだらとりあえずキレるよな、と思っていたんですけど、映画版では案の定キレてましたw、相当。それでやっぱり、おとうちゃんの漫画の凄さがわかって、ため息が出るんだけど応援してる、みたいなところは一緒でした。
映画は講談社デビューで終わりますが、苦労の果てに光がみえてきた感動は、毎日放送できる分だけテレビの方が伝わったかな。ただ、ある種淡々とひょうひょうとターニングポイントを過ごすあたり、水木先生っぽくっていいかも。いつの間にか、奥さんもひょうひょうとしてきたり。
やっぱり共同作業で漫画をつくるシーンはすてきですね。あの時間を経験してるから、のちにスタッフに囲まれ身の置き場をなくす奥さんの気持ちがよくわかるな。
映画版の方が、リアルな水木さん夫婦に近いらしい。けっこう暗いです。テレビ小説にしたてた脚本家さんの筆力に、逆に感動するくらい地味ですw
なんで、テレビ版のイメージを求めるひとにはお薦めできないかも。
確認した限り、テレビ版映画版ともに出演した役者さんは三人。幼馴染のチヨ子ちゃん(平岩紙さんasどじょう掬いのひと)、一六銀行の亀田さん(徳井優さんasぬらりひょん)、そして菅ちゃん(柄本佑さんas福の神)です。


2010多摩川クラシコ#2@味スタ

2010-11-20 21:42:24 | FC東京

いきものがたりの「SAKURA」を聴きながら。
そういえば、今シーズンのクラシコ初戦は桜満開の等々力だったなあ。いろんなことがあったシーズンだったな、と遠い目をしてると、いつの間にか、あと3節ですよ。
♪さくら ひらひら 舞い降りて落ちて♪ から
♪もみじ ひらひら 舞い降りて落ちて♪ の季節へ
てか、遠い目をしてる場合じゃない状況にいますよ、ボクらは。
ときおり淡い雲にかくれつつも、日差しがまぶしい秋の日の味スタでございました。
東京が攻め川崎が受けってな展開が続きましたが、実質的には川崎ペースだったですね。典型的な「ボールを持たされる」ゲーム。東京はこういう川崎のようなペースメイクができませんから、その意味で川崎の試合でした。
川崎は、ボランチとセンターバックでスクエアをしっかり組む、堅固な守備を前面に出してきました。ケンゴがいないから選んだサッカーかもしれないけど、東京には効いたなあ。ガチで来られると、まっこう勝負するしかない前線のタレントですから。そんなジリジリした緊張感あふれる展開で前半終了。リカ16がいる分、オプションで勝る東京が有利な後半に期待しつつ。
後半開始早々に矢島が先制。これでゲームがドラマチックになりました。川崎は当然カメさんモードを強化。サイドバックも下がったままで7人で守る感じで、攻撃は前線4人で処理してきた。これまた当然のように東京が常時押し込む展開も、やっぱり崩せないよーと心臓がバクバクしてたとき、コーナーからモリゲがフリーヘッドでゴル!
同点、さー一気にと期待したんだけど、川崎がモードチェンジしてきた。あっさりとモードチェンジできるから脱帽ですね。小宮山や谷口が積極的に攻撃に絡むようになりました。黒津をいれ、イナ→黒津のロングパスコンビネーションを起点にして攻勢に出てきて、東京は受けざるをえなかった。と思っていたら東京守備陣のミスをからめつつジュニーニョのゴル。
リカ16をいれ、梶山をトップ下にした4-5-1にして、懸命においかけたけど。権田まであがって。平山の惜しいシュートがあったけど。ダメでした。
難しい試合だったなー。よっちさんが「難しい」ってつぶやく回数がいつもより多い試合で。てか前半途中ですでに「難しい」と仰るぐらい緊張感100%マックスの90分でした。ある意味、この時期にモチベーションとコンセントレーション高くゲームを見られるのって幸せなんですけど、そんなこと言ってられなくなりました。いやー、しびれます。
ただ、今日の試合は、現在のチーム力では、十分に全力を尽くしたんだと思います。川崎がうまかったですよ。結果がともなわないと、東京の軸になる選手たちに対する批判がでてくるけど、間違っていると思います。こんなときこそ、ボクらファンが焦っちゃダメですね。結果だけ早急に求めず、しっかりとクマさんのチームがやろうとしているプロセスを見守りながら、地に足をつけて応援するべきだと思います。
残り3節、がんばろう!


マリノス戦@日産スタジアム

2010-11-14 21:13:50 | FC東京

曇り空のなか、巨大な日産スタジアムは、かえって陰影がはっきりとして、異空間感が満載で。

ボクは八王子から横浜線でくるのですが、ずーと田舎な感じが、突然あらわれる巨大スタジアム。で、最寄駅の小机はあいかわらずなーんにもない駅でしてw。ま、帰りは新横浜に行って都会気分を味わうから、田舎駅もいいかと毎回思うわけです。

良い雰囲気でした。いい時間帯に平山があっためてくれました。その後、守りにまわってハラハラさせてくれたのも、あっためてくれたのかも。屋根が大きいので、思いほか声援が反響して。味スタも2階にあがると響くんですけどね。

ひさしぶりにゴール裏観戦でしたが、日スタは試合の状況がよくわかんないす。まあ、日スタのせいじゃないかもですね。味スタでは最高のコメンタリーを独占してますから。もっとサッカーを勉強したいな。

とは言え、今日の試合は。

先制してからですが。前半なんどもサイドで三角を作られ崩されてました。やっぱり俊輔くんが軸ですね。セットプレーもゴールキックのターゲットも俊輔くんだし。東京のサイドの守備がゆるかったのかなー。テレビではどうだったんでしょう。

クロスは小野ゆーじに集めてた印象で、こわかったですね。雰囲気持ってます。身体能力が高いのか、ジャンプが高い。今野より頭ひとつ高かったかな。でも日本代表エースセンターバックには勝てないな!

横浜は自滅した印象もあるなー。あのままショートパスで崩し続けられたら耐えられなかったかもしんないですね。松田がポジションをずらし起点になってロングボールを使いはじめてから、ちょっと自分達でリズムを崩したかも。東京の守備が、マリノスをあわてさせたのかもしれませんが。まー、やっぱ平山だな。
東京はいわゆる亀さんでしたが、仕方ないなー。正直、じわじわーとくまさん的サッカーに変えてきた感じ。ちょっと城福さんのサッカーは欠片もなくなっちゃったかな。勝点が大切になっちゃったから受け入れないといけないですね。選手も迷いなくできてる雰囲気だし。

この状況で来年のこと言っても仕方ないけど、あえて。

来年は、こんなサッカーしないよね? くまさん。。。