ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

2013J1リーグ第4節横浜F・マリノスvsFC東京@日スタ20130330

2013-03-31 19:39:56 | サッカー

桜が満開になってから花冷えが続いてまして、かれこれ一週間近く桜を楽しめてます。
とはいえ、寒いのはそろそろご勘弁ですw。

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開幕から公式戦負けなしの5連勝、リーグ戦3連勝中のマリノスを止めるのが、今日の東京の目標です。

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展開が二転三転する楽しい試合でしたけど、見事な大人のサッカーで返り討ちにあいました。

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東京はヨネがまだ様子をみてオプション。アーリアがボランチに入りました。復帰後公式戦初ゴールを決めた忠成がトップ下でスターターです。慶悟は右のハーフ。秀人と権田が代表から復帰。好調マリノスを相手にメンバーはベストと遜色ありません。

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マリノスは右サイドをいじってきました。祐三に代わり天野をSBで起用。ハーフは端戸ではなく佐藤です。サスペンションでエース、マルキーニョスを失っていますけど、藤田がすでにフィットしてますから心配はないでしょう。

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マリノスはサイドアタックが身上のチームです。ガテン系ではありませんから、ターンオーバーの位置はけして高くないです。しっかりと守備陣形を作り、網にかけます。マリノスの攻撃はご存知俊輔システムです。俊輔のポジションで攻撃パターンが決まります。俊輔の位置取りは主に3つのエリアを使い分けます。中盤の低い位置を左右に分けたエリアと、本職相手のバイタルエリア、つまりトップ下です。右にいる場合は、右で作っている間にドゥトラを押し上げ、俊輔がサイドチェンジのフィードを送ります。左にいる場合は兵藤と絡みながらタメを作り、やっぱりドゥトラを押し上げます。俊輔の位置が高い場合は、ボールを散らす役を中町と冨澤が担いますけど、いずれにしろドゥトラと兵藤を使う左からのサイドアタックが基調であることに変わりはありません。俊輔の位置が高いほどマリノスの攻撃が機能してると言えるので、バロメーターになります。最終局面はドゥトラからのクロスか兵藤のドリブルイン。フィニッシュは真ん中の藤田かダイアゴナルに飛び込んでくる佐藤です。メンバーが代わってもこの基本的なやり方は変わりません。祐三が入ると右からのアタックが加わり、バランスが良くなる印象があります。

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試合前は、がっぷり組める相手ですから、秀人と俊輔、両コンダクターの出来次第で偏った内容になると思っていました。ところが互いに主導権を取ろうとするつばぜり合いが10分以上も続く、緊張感溢れる序盤になりました。両チームとも球際が激しく、攻撃でも長短のパスを織り交ぜ、あの手この手を尽くします。好ゲームの香りが漂います。両チームとも試合の進め方が上手ですから、先制がポイントになるという意識があったんでしょうね。

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15分を経過する頃に、ようやく主導権が決まります。東京は天野をターゲットにしました。ルーカスと天野はフィジカルもテクニックもミスマッチです。もともとルーカスが攻撃の基点ですから、普通にやっても天野が狙いになるのは必定です。おそらくマーカーとしての能力をかって天野は起用されたのだと思います。だけど、丸裸になってルーカスとのガチ勝負にさらされるとやっぱり苦しいですね。

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イニシアチブを取った東京が先制します。前半27分。相手陣深い位置の宏介のスローインから。千真が受け、中町と佐藤を引き付けてから後方のアーリアに戻します。アーリアはワンタッチで前線のルーカスへ。ルーカスは難なく天野の前に周りパスを受けます。ドリブルで中央に切れ込みながら天野を連れていき、バイタルエリアにスペースを作ります。ここに後方から俊輔を振り切ったアーリアがあがってきます。ルーカスはヒールでアーリアにパス。アーリアはまたもワンタッチで左に残っていた宏介に。宏介はこれまたダイレクトでクロス。これは中央の栗原にクリアされますけど、そのボールがファアにいた忠成の正面に。忠成が得意のダイレクトボレーで決めました。ワンタッチで繋ぐ東京らしいゴールです。マリノス0-1東京。

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まさに理想的な展開です。ベテランが多く試合巧者のマリノス相手にガチで主導権争いを征し、その勢いをそのままに先制。しかも好調忠成のゴール。ひょっとしたら一気にイケイケモードに入って試合を決めに行けたんじゃないかと思います。しかし東京はいつものオーガナイズを変えませんでした。いったんペースを落とし、相手にボールを持たせつつのカウンターモードに入ります。これが裏目に出たとは思いません。前半は見事にマリノスの攻撃をいなしてましたから。

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後半頭からマリノスが動きます。佐藤に代えて端戸を投入。佐藤はいいプレーセンスを持った選手ですね。いいタイミングでいやらしい場所に顔を出します。アタック面より、守備での天野とのバランスを考慮した交替かなと思いました。けしてチーム全体のリズムが悪いわけではないので、守備をいじるリスクを取らなかったのは樋口さんの英断だと思います。

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マリノスは守りかたを少しアジャストしました。フォアチェックに切り替えます。狙いは秀人。つまり、ルーカスを止めるより、攻撃の始点を崩そうという意図だと思います。秀人は代表帰りの疲れを見せるどころか、膠着状態でミドルショットを撃ちチームにリズムを作ろうとするなど、むしろ身心ともいいコンディションだったのかもしれません。でもさすがに疲れがあるのか、マリノスのフォアチェックが有効でした。始点が乱れた東京はパス回しのリズムを失い、前への推進力を維持できなくなります。結果、マリノスが意図通りイニシアチブを握ることに成功しました。この時間を凌ぐことができれば、東京はこの試合をものにしたかもしれません。

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この攻防を征したのは、マリノスでした。後半16分。藤田を倒したモリゲのプレーがファールをとられ、ゴール正面のFK。俊輔が蹴ったボールは壁の慶悟に当たり、これが権田の逆をつくかたちになってしまいました。マリノス1-1東京。

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マリノス最大のストロングポイントはもちろん俊輔です。なかでも劣勢でも得点を狙えるFKを持っているチームはホントに強いです。絵に描いたような同点劇に、思わず笑えちゃいました。

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これで流れはマリノスに傾きました。ハーフタイムに戦いかたを整理できたマリノスとイニシアチブを握られている東京では、同点後のスタートラインが違います。マリノスが勢いを保つなか、逆転を許します。

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後半23分。東京陣内のスローインから。天野が端戸につけます。端戸は宏介とアーリアを引き付けキープ。その間、アーリアの背後を天野が回り込みます。抜けたところで端戸が天野にパス。天野はワントラップしてからクロス。中央待っていた藤田がダイビングヘッドで決めました。マリノス2-1東京。

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ポポさんも動きます。忠成に代えてヨネを投入します。ベストシフトにします。意図は、秀人をフリーにすること。そのためのフォアチェックです。フォアチェックによってリスクが高くなる中盤をスウィープしてもらうために、ヨネです。これが見事に奏功しました。東京はリズムを取り戻します。フォアチェックによってチーム全体が押し上がります。マリノス守備陣を包み込むような状況を作ることに成功しました。東京ゴール裏も、今シーズン初めて追い上げのために一体感が生まれてました。

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そして同点ゴールが生まれます。後半37分。東京陣内で兵藤からパスを受けた端戸がバックパス。これをアーリアがカットします。マリノス守備陣は一気に戻ることを強いられます。この間隙で一気に東京が攻めます。アーリアはターンしてドリブルしながらルックアップ。右サイドでフリーになっている慶悟に出します。慶悟はトラップしてルックアップ。パス&ゴーで駆け上がるアーリアに合わせます。アーリアは栗原の注意を引きつけながらスルー。その後ろに待ち構えていた千真にぴったり合いました。千真はダイレクトで叩き込みます。マリノス2-2東京。

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思えば、この勢いにチームもゴール裏も乗りきれなかったのかもしれません。東京といえばエル・チクロン。ワケわかんない展開になると、J1に上がった当初からどんな相手でも最強です。それが、チームが洗練されるとともに、エル・チクロンの勢いが失われているような気がします。自分の周りで、同点になってから「落ち着け」なんて声が上がってました。違うでしょう。ここはイケイケですよw。

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マリノスが強かったのか、東京に威力が足りなかったのか、攻勢のまま、マリノスを押しきれません。その間隙をつくようにマリノスに突き放されます。

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後半44分。センターサークル付近の俊輔のビルドアップから。千真を引きつけた俊輔が栗原に出します。東京はリトリートしているので栗原は空いている中央をドリブルで進みます。ルーカスと宏介の間に兵藤が浮遊。その外に天野、内に端戸がいます。栗原は兵藤に送ります。兵藤はルーカスを背負いながらターン。力強いプレーです。これで攻撃スイッチが入ります。兵藤は大外の天野にパス。天野はルーカスが寄せてくる前にアーリー。中央で構えていた藤田が加賀を振り切りシュートしますけど、これは加賀にあたりこぼれを加賀がクリア。このボールがふたたび天野に渡ります。天野は頭で前方の端戸にパス。端戸のトラップは流れますけど、近くにいた兵藤にポストするかたちになります。このプレーが東京最終ラインのギャップを作ります。端戸にヨネと秀人が寄せてましたので、兵藤はフリー。モリゲが寄せます。モリゲがあけたスペースには藤田がいました。兵藤はこれを見逃さず藤田にスルー。藤田は左足で流し込みました。マリノス3-2東京。

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負けず嫌いなポポさんは、諦めません。秀人と加賀を下げ、相太とたまを投入します。時間が時間なので意図もなにもないですけど、いちおう相太のパワープレーと、こぼれ球を狙ったのでしょう。でも時間が無さすぎました。このまま試合終了。マリノス3-2東京。

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両チームがリズムを作る意図を出し合う試合で、内容も雰囲気も濃い好ゲームでした。勝てたら最高だったのですけど、ゴール裏も一体感があって楽しかったです。

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千真と忠成が並びたつ場合、忠成がトップ下に入ります。慶悟が外に出ることになるのですけど、これが流動性を損なわせているような気もします。慶悟はトップ下から左右のスペースを執拗に突くプレーが特長であり、魅力です。サイドに出ると、ダイアゴナルランからゴール前に飛び出すプレーを見せますから違う魅力を発揮するのですけど、今の東京では、やっぱりトップ下にいてくれたほうがチームの連動性が高まるような気がします。もちろん千真と忠成という有能なフィニッシャーが二人ゴール前にいる魅力も大きくて、悩ましいところです。

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贅沢な望みかもしれませんけど、リミッターを外してくれるようなシーンもたまには見てみたいです。今シーズンは90分間を考えた進め方ができるようになりました。そのぶんワケわかんない展開が少なくなりました。懐古趣味にはなりたくないですから仕方ないなぁと思うのですけど、意図的にリミッターを外せるようになったら嬉しいです。ゴール裏も盛上りますから。

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序盤の主導権争いを征しましたけど、トータルでみたらマリノスにオーガナイズされた試合でした。経験の差なのかな。シーズン中に差を埋められたらと思います。

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残念ながらリーグ戦連敗です。サッカーの内容は変わらず良いので心配ないと思います。

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アウェイにも行っていたのでご無沙汰感がないのですけど、次節はひさしぶりに味スタです。好調大宮です。慶悟のために勝ちたいですね。

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純と愛ロケ地の旅 ―2013/3/17 純と愛祭り@NHK大阪放送局―

2013-03-30 13:21:04 | 旅行記

大正区を離れ、クリスマスイベントの会場ロケ地を見ようと、NHK大阪放送局に参りました。左は大阪歴史博物館。

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落語会の待機列ができてました。男ばかりだねw。

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きせきが起きました!。偶然、純と愛祭りをやっていましたー。しかも今日まで。しかも終了直前w。かなり疲れていたのですけど、気持ち上りまくりですw。

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1階はイベントスペースになっています。こちらはNHKのホントの入口。

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通常は、このように告知されています。

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お祭り会場の全体はこんな感じです。

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純と愛祭り。

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お祭り会場のガイドツアーがありました。ツアー最終回のひとつ前に参加しました。

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ツアーを待っている間に、ドラマの紹介ボードを見ました。

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ツアーが始まります。

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オオサキプラザのエントランスにあったタクシー案内です。

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大江橋のたもとにあることを想定して、わざわざそれっぽく作られています。

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シャトルバス乗り場の案内です。

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こちらはカイザー版。

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純ちゃんの最初の職場、ベルキャプテンデスクです。純ちゃんが出迎えてくれました。

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純ちゃんが隠れて携帯メール見てたのはここ。

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柱の裏はこんな感じなんですね。

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カートです。

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最初はホテルで使ってるカートを借りようとしたら、繁忙期で断られたそうです。で、買おうとしたんだけど高かったらしく、結局手作りしたのだそうです。裏を見ると、ベニヤ板でできてました。

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千香ちゃんが純ちゃんのクレームを投書してたアンケートの回収箱です。

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天井はこんな感じ。

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近くでみると、やっぱりセットなんですねw。

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オオサキプラザ60周年イベントの告知ポスターです。

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カイザーオオサキのボードです。

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フロントのフロア内の案内板です。

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壁の見えない部分はこんな感じになっています。ここ開閉できまして、なかにコード類がしまってあります。セットならでは。

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次行ってみましょう。

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クロークです。右の柱は、待田家の暖炉としても使われていましたねw。

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フロントの絵コンテ。

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床はこんな感じ。よく見ると、壁と床が同じ素材なんです。形も色もデザインも。両方使えるようになっているんですね。

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フロントです。

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フロントの全景です。

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桐野さんが迎えてくれました(#^.^#)。

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オオサキプラザのマークは、このためにデザインしたものなのだそうです。

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フロントのアイテム。本物っぽくできてますねー。

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シャトルバスの案内です。

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なんかのカード。

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Registration Cardです。

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為替レートです。撮影のときは、ちゃんとその日のレートを表示していたらしいです。

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脇からフロントを覗いてみました。背面はこんな感じです。ボードなんですね。

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フロントの裏です。

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純と愛ロケ地の旅 ―2013/03/17 大阪・大正区―

2013-03-29 20:50:11 | 旅行記

いよいよ最終回でございます。純と愛でございます。昨年11月以来、ロケ地の旅でございます。

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まずは大阪港に向かいます。市営地下鉄中央線コスモスクエア駅3番出口です。ここを右折します。

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海に向かいます。潮の香りがします。

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つきあたりを左折すると階段があります。ここを下ります。

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向こうに見える、丸いドームを目指します。なにわの海の時空館の跡地です。

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先まで行くと、そこは大阪港の突端です。灯台が見えますね。

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なにわの海の時空館は3月10日に閉鎖しました。訪れた日が17日なので、閉鎖して1週間だったんですね。ちょっと行き過ぎですので、戻ります。

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釣り人の後ろの台。お父ちゃんがお母ちゃんを見つけた場所です。

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右側の台が、お母ちゃんが海に落ちたところ。お父ちゃんが助けるために飛び込んでところですね。

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なにわの海の時空館の沖合はこんな感じ。

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いまは地域のひとが散歩やランニングをしている憩いの場所になっています。

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帆船がいました。サンタマリア号です。

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お母ちゃんが一人でぼーとしてるのを純が見つけるウッドデッキです。

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海遊館が見えます。大阪港を見回しましょう。

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港大橋です。トラス橋としては日本最長だそうです。

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コスモスクエア駅に戻りまして、南港ポートタウン線に乗ります。

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ポートタウン東駅です。

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駅前の広場。

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駅前の地図を見ていたお母ちゃんを、お父ちゃんが見つけた場所です。

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この地図を見ていたんですね。

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家に帰ろうとして、お母ちゃんが振り返ったショッピングセンターの前です。

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反対側はこんな感じ。

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続いて、南港ポートタウン線、中央線、JR大阪環状線を乗り継ぎまして、今回の旅のメインステージへ。大正区。

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めんそーれ大正。おきナニワんの街です。

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いきなりポスターが迎えてくれました。気持ち上がります。

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観光案内所は純と愛でいっぱいw。

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大正区には、いろんなところにこの似顔絵ボードがあります。ちょっと似てませんw。

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大正駅前の2番のりばから大阪市営バスに乗ります。71、90、91系統。鶴町四丁目で降ります。

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鶴町四丁目交差点です。横断歩道を渡って、右に向かいます。

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この道を海のほうに進みます。

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つきあたりを左、すぐに右折。海に向かいます。

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新千歳橋が見えます。

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新千歳橋のたもとに、千歳橋の由来書があります。

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つきあたりに、千歳渡船場の看板があります。案内に従って進みます。

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自転車が結構来ます。てか、渡船を利用する人は、ほとんど自転車に乗ってます。

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スロープを上がり切ると船着場が見えます。鶴町側の乗り場です。

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待合室です。

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なかはこんな感じ。

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純と愛の観光案内の紙を見ながら船を待っていたら、おばあちゃんが話しかけてきました。

「これ、嘘やで」

「え?」

「兄ちゃんが持ってる、それ。いっつも祭りやってるーって書いてあるやろ」

「ん?。あ、そうですね」

「やってへんねん」

「そうなんですか」

「そやねん。ほんで息子に聞いたら、おかあちゃんよう見いやいうよんねん。見たらな、いっつもちゃうねん。日にち決まっとんねん」

「それは、まあそうでしょうね」

「そやねん。で、今日でな。兄ちゃん行くの?」

「いえいえ。楽しそうですね」

「どやろね」

「いつも自転車で来るんですか?」

「そや。ここらあたりは自転車やね。バスも大通りだけやろ?。自転車が便利やねん。兄ちゃんどこ行くの?」

「いや、この船乗りたいだけで」

「そかー。そら楽しんでな」

「はいー」

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2013ヤマザキナビスコカップBグループ第2節鹿島アントラーズvsFC東京@カシマ20130323

2013-03-24 14:33:16 | サッカー

ことしの桜は一体感がないですねw。東京も、ところにより咲き加減にばらつきがあります。都心は満開のところもあるようですけど、ここ小金井はまだ五分咲きです。春はこれから。

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季節をちょっと遡って、早春を探しに常陸の国に行ってきました。昨年寄らなかった鹿島城です。鹿島城址は桜の木がいっぱいです。かしま桜まつりは25日から。もっともまだチラホラ咲きですけど。

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鹿島城からの神宮橋方面の見晴らしです。

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鹿島神宮に参拝。来年は十二年に一度の大きな祭礼があるそうです。鳥居は今年完成予定。

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ナビスコカップの鹿島戦です。ここ鹿島では、昨年1-5のゴレアーダをくらいました。それ以来のカシマですから、今日の目的はリベンジ!。

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勝ちました。しかもゴレアーダ。見事にリベンジを果たし鹿島立ちしました。

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今日の東京は、中軸に若手を据えたスコッドです。野澤がボランチに入り、Jデビューです。秀人の役回りを担います。ずっと慶悟がスタメンだったトップ下に河野が入ります。丸山が左SB。忠成が今日もスタメンに名を連ね、左のハーフです。やり方はメンバー変更があっても変わりません。

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鹿島も若手主体です。ダヴィ、大迫、大悟を除くオプションメンバーが、アピールのチャンスを貰いました。今年のレギュレーションをわかってないのですけど、リーグカップはそういう位置付けにしたのでしょうか?。サテライトリーグを作るより現実的かもしれませんね。良いことなのではないでしょうか。

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鹿島もスタートスコッドが変わってもとても鹿島らしいサッカーでした。鹿島の凄さは、同じサッカーを長年継続していることです。プリンシプルがしっかりしているクラブは、永続できると思います。チームもサポーターも、クラブかくあるべしという基準ができることで意思を統一できますから。迷った時の帰るべき場所にもなります。鹿島が20年かけて築いてきた財産ですね。羨ましいです。東京にはまだ、明確に東京っぽさというものがないですから。

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鹿島のサッカーの特長は主に攻撃面で三つあります。試合をオーガナイズするアンカーの存在、サイドアタック、それに手数をかけないクイックなアタックです。普段満男が担っているオーガナイザーは、今日は本拓の仕事。攻撃は基本的に本拓を経由します。本拓はアンカーの位置を左右に20m間隔で横移動し、パスルートの基点になります。本拓の選択肢は3つ。ファーストチョイスはトップへのグランダーの縦パス。無理なら寄っているサイドのSBを上がらせてスルー。第三の選択は逆サイドのSBへのフィードです。本拓がボールを捌けるか否かが、今日の鹿島のバロメーターになりました。

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大悟はともかく、鹿島サポは前野に注目していたと思います。新井場が抜けた穴を現状では浩二が埋めていますけど、本職ではないです。鹿島の攻撃はサイドアタックが基本線ですから、前野が使えるようになると選手選択に幅が拡がります。

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前半は完全に鹿島のリズムでした。要因は東京にあります。今シーズンの東京は、前線が連動して動くことでペースを掴み、イニシアチブを握ります。前半の東京は、生命線である連動がほとんどありません。あとで述べますけど、連携が発動するきっかけがなかったのです。このためパスが鹿島のコレクティブな守備網の餌食になります。鹿島はそれほどフォアチェックをしてきません。

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しっかりと守備網を形成します。ですから東京はボールを持てますし、高く押し上げることもできます。でも、そこはもう鹿島の網が張り巡らされています。鹿島はターンオーバーすると前線が一気にあがります。いったん本拓にボールを預け、SBがあがる時間を作ります。ルックアップした本拓が、攻撃ルートを決めます。基本戦はサイドアタック。本拓からサイドのプレイヤー(康、充孝、大悟、前野)に出ると、手数をかけず二人ないし一人で突破を図ります。

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この時のアタッカーの動きが秀逸です。大迫とダヴィはクロスオーバーします。大迫は相手CBの前を横切りながら視界から消え、CBとSBの間に顔を出します。いっぽうダヴィはパワーとスピードを活かし、意図的に相手エースCBとコンタクトすることを選択します。モリゲがダヴィとの競りに負け、シュートに持っていかれる危険なシーンが何度かありました。モリゲがやられると東京守備陣の精神的ショックは計り知れませんから。

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そして鹿島に先制を許します。前半28分。大迫がダヴィに送ったスルーパスを丸山がカット。そのままドリブルであがりますけど、大迫のタックルで自陣でターンオーバーされます。このボールがダヴィに渡ります。大迫はダヴィの脇を抜けてゴール前に。ダヴィはちょっと貯めてから大迫に渡します。大迫は角度のないところからゴールに突き刺しました。ゴラッソ。東京0-1鹿島。

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これでいっそう東京は戦いかたが難しくなりました。鹿島がコンサバティブになりますから、手詰まり感が増します。状況を打開するのはセットプレーかなと思っていたら、そのセットプレーがきました。

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前半アディショナルタイム。FKをアーリアがファーサイドに合せます。植田が頭でクリアしたボールが徳永の前に。徳永がフリーで蹴ったシュートを千真がコースを変えました。狙ってやったんだとしたら、すごい反射神経です。ある意味ゴラッソ。東京1-1鹿島。

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完全にやられていた前半のうちに追いつけたのは、ホントに大きかったです。このまま前半終了。

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ポポさん、トニーニョ・セレーゾさんとも動きました。東京は河野に代えて慶悟を投入。鹿島は大迫を下げ野沢を入れます。この交代が明暗を明確にわけました。前半の東京では、とくに丸山の消極性が目につきました。試合中にもポポさんとルーカスから再三指摘されていたようですけど、丸山はせっかくボールを貰ってもほとんどモリゲに戻してしまいます。あるいは戻してもいいのですけど、それから一気に縦にフリーランニングしないと状況は打開できませんし、宏介を越えることはできません。手を入れるとするとそこかなあと思っていたら、河野でした。

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連動性の欠如はきっかけが無かったことが原因と先に述べましたけど、そのきっかけがトップ下なんです。今年の東京は、ターンオーバーするとまずトップ下が左右どちらかのサイドに流れ、縦をつきます。これがきっかけ、あるいは合図になりトップと両ハーフが連動します。さらにボランチとSBがこの動きに加わり、ダイナミズムが生まれるのです。河野はボールを持ってからのプレーに特長がありますから、いわゆる無駄走りを求められる、きっかけ作りを担う選手ではありません。むしろフィニッシャーです。どちらかというと、トップで使ったほうが今の東京では活きると思います。丸山が消極的だったのは、積極性を引き出してくれる状況を前線の選手が作ってくれなかったためです。

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慶悟の投入は、そういうことだと思います。まずポポさんは、鹿島の両SB、とくに前野の裏を狙いました。慶悟が執拗に前野の背後を目掛けフリーランニングを繰り返します。鹿島のサイドアタックを封じる意図がまずあったと思います。さらにこれが東京の攻撃の方向性、つまりきっかけを作ります。つまり一粒で二度美味しい作戦。これがホントにぴったりはまりました。厳しい言い方になりますけど、現状の前野ではそれでも慶悟を押し返すだけの推進力が無いということでもあります。どのチームも優秀なサイドアタッカーを求めるのは、そういう理由ですね。

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いっぽう鹿島が大迫を下げたことは、攻撃の幅を狭めることになりました。大迫は執拗な動き直しで東京CBを苦しめます。野沢は攻撃のエースなんですけど、攻撃を組み立てる選手であって状況を作る選手ではありません。この交代はゲームプランだと思いますから仕方ないでしょう。今年の鹿島はアタッカーの枚数が不足しています。いいチームだと思うのですけど、この課題が足をひっぱるような気がします。

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というわけで、後半はガラッと一転して一気に東京のリズムになります。後半12分。加賀からのビルドアップで攻撃が始まります。加賀は徳永に出します。徳永は前方の慶悟にパス。慶悟はワンタッチで寄ってきた忠成に。これで鹿島守備陣にギャップができます。忠成をマークしていた植田があがります。アーリアがフォローするのに梅鉢もついていきます。これでバイタルエリアにぽっかりスペースができました。忠成もワンタッチで慶悟に戻します。慶悟はバイタルエリアに進出。本拓が一人戻りましたけど、あまりにもスペースがあり過ぎました。千真が昌子をひっぱります。慶悟はドリブルインしながら時間を作ります。ここで大悟のマークを受けていたルーカスが一気にゴール前に。大悟を振り切りながら慶悟からのパスを受けたルーカスがゴールに流し込みました。とても東京らしい美しいゴールです。東京2-1鹿島。

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さあ、東京祭りの開演です。東京伝統のエル・チクロン、わけわかんない状況に鹿島をひっぱりこみます。加速するように野澤をアタッカーのたまに代えます。アーリアをアンカーに一人残し、たまも前線に積極的に参加します。鹿島は梅鉢を柴崎に、充孝を土居に代えチームを落ち着かせようとしますけど、こうなったもう東京は止められません。

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そして、ついにあの男がゴールします。後半32分。バイタルエリアで千真がボールを持ち溜めます。これで足を痛めた丸山に代わって直前に入っていた宏介が上がる時間を作ります。宏介はルックアップしてアーリークロス。ゴール前に侵出していた忠成が柴崎を左右にゆさぶって振り切り、ダイビングヘッドで併せます。忠成はチャントに併せてゴンさんのようなダンスをしてくれました。名実ともにお帰り忠成。東京3-1鹿島。

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直後に鹿島も一矢酬います。後半33分。センターライン付近で縦にパスを交換し、リズムを作ります。右サイドの大悟がボールを持つと野沢が前方に流れます。野沢は中央のダヴィに戻します。ダヴィはトラップして反転しながらシュート。ワンタッチを基軸とする鹿島らしい攻撃でした。東京3-2鹿島。

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しかしいったんエル・チクロンモードに入った東京は意に介しません。後半36分。鹿島陣バイタルエリアで忠成が競り合ったボールが慶悟の前にこぼれます。慶悟は真ん中にいた千真にポスト。千真は上がってきた忠成に丁寧に落とします。忠成はワンタッチで中央に折り返し。これを最後は慶悟がダイレクトボレーで併せました。ちょっと懐深く入り過ぎたクロスを上手くてなずけました。ゴラッソ。東京4-2鹿島。

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このゴールで鹿島の息の根をとめ、そのまま試合終了。東京4-2鹿島。

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忠成がカズダンスでシュワ~をしてくれました。

昨年のリベンジを見事果たしました。ゴール裏もひさしぶりのお祭りムードに湧きました。前後半がドラスティックに変わる試合は滅多に観れません。ゴレアーダと逆転勝利だけじゃなく、その意味でも興味深い試合でした。しかも、両監督の意図が、スタンドから見ていてもよくわかりましたから、尚更おもしろかったです。

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野澤は視野の広さを垣間見せてくれました。前半攻撃が停滞するなかでも、状況を打開する縦へのチャレンジがありましたし、シュートも撃ちました。途中から大迫が野澤を狙っていました。これもある意味敬意の現れです。クオリティの高さは感じられるし、通用することもわかりましたら、ますます頑張ってほしいです。

115

一敗一分と、開幕の勢いをはやくも削がれた感があったなかでの勝利で、溜飲がさがった想いです。次ぎはリーグで全勝中の好調マリノスです。これまた昨年アウェイで苦渋を舐めた相手ですから、連続リベンジといきたいですね。

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2013ヤマザキナビスコカップBグループ第1節FC東京vsサガン鳥栖@駒陸20130320

2013-03-21 01:17:21 | サッカー

小金井も桜が咲きました。春が来ましたねー。

003

菜の花も綺麗でございます。

002

江戸彼岸。儚げな桜で、好きです。

006

今年はナビスコカップをグループステージから参戦です。ヤマザキナビスコは、同一大会をスポンサードした最長の企業だそうで、ギネスに認定されたそうです。露出の問題などいろいろ大変な大会にもかかわらず、長年のスポンサード、ありがとうございます。

061

駒沢陸上は2011年の愛媛戦以来ですかね。一平くんの担架コントを記憶していますw。清水戦や新潟戦をやったり、駒陸はオレンジ色な印象があるんですけどねw。

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今日の相手は水色とピンクの鳥栖です。春分の日とはいえ水曜日にも関わらず遠路のお越し、ありがとうございます。

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スコアレスドローでした。両チームとも主力のうちキーマンが不在のなか、それでも互いも特長を良く出した内容のある試合でした。

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東京は秀人と権田が代表で不在です。最終予選がんばってね。ルーカス、ナオはお休み。あまり出場機会のなかった選手がスコッドに名を連ね、新鮮です。忠成がトップに入ります。草民とたまがサイドハーフ。アーリアはボランチです。GKは塩田。戦い方は変わりありません。昨シーズンは選手が少し固定していました。ベストな組合せと戦い方を模索するなかで、選手の選択幅も狭くなっていたのでしょう。今シーズンは開幕から既に戦い方がフィックスしてますから、ベースロードの底上げができます。出場機会を作るなかで、バックアップメンバーが入ったときの連携を強化する意図だと思います。

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ただ選手には個性がありますから、レギュラーと同じというわけにはいきません。あくまでもチームとしての基本的な戦い方を維持することができたというだけで、それをもってコンペティティブというわけではありません。とくにアタッカーを総入替えしていますから、試合を進めるなかで、チームとしても個人としてもストロングポイントを見出す必要があります。でもそのようにチャレンジすることでレギュラーへの挑戦権を掴むわけですから、今日入ったメンバーにとっては重要なオーディションでもあります。

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今日は普段の東京の特長を二つ失います。攻撃の基点であるルーカスと、長短のパスを駆使して試合をオーガナイズする秀人です。結果的には、とくに秀人不在が大きく影響しました。鳥栖のメンバーが変わっていたことも影響したのか、とくに前半はバイタルエリアを割と自由に使えました。それもあって、忠成、慶悟、草民、たまのパス交換を軸としたビルドアップが綺麗に決まっていました。その意味では、ルーカス不在を攻撃陣全員でカバーできていたと思います。正直メンバーが3人も変わって連携が維持できるとは思わなかったのですけど、まったくの杞憂でした。

065

前半はフィードを織り交ぜていました。鳥栖はアグレッシブな守備を信条としますから、中盤を省略する作戦は合理です。セレッソ戦もオフサイド多発は、見方を変えるとそういうプレーをチームとして志向しているということです。今日も、鳥栖最終ラインの裏をロングフィードで狙うシーンが何度かありました。前半は風下ということもあって、セレッソ戦ほどオフサイドは多くなかったですけど、志向は変わらないと思います。

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ところが時間を追うに従ってフィードが少なくなってきます。鳥栖のフォアチェックによってアタッカーとヨネ、アーリアの視野が狭くなってしまったためだと思います。ワンタッチパスは綺麗に回るのですけど、前への推進力が次第に失われていくのです。相手によっては高速なパス交換でチャンスメイクできることもあるでしょう。だけど今日の相手は、J屈指のガテン系チームでした。停滞した状況を打開するアイディアと技術があってこそ、ショートパス主体の戦い方がコンペティティブになるのです。2013東京は長短を織り交ぜるチームに成長しようとしていますけど、目下のところは秀人個人に依存しているのかもしれませんね。

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鳥栖は、レギュラーがゴソッと不在です。大エース豊田のほか、藤田、キム・ミヌ、池田、丹羽、小林、坂井が不在です。事情はよくわかりませんけど、やはり東京おなじく底上げということでしょうか。正直対戦相手としての鳥栖の魅力は大幅減ですけど、それでも鳥栖は、じつに鳥栖らしいサッカーでした。積極的なプレッシングをしかけ、ターンオーバーしたら手数をかけないショートカウンターで一気に東京ゴールに迫ります。鳥栖の選手は、バックアップであっても体が強い印象です。今日の攻撃の軸は清武と野田でした。この二人が基点になって、多少強引ですけど突破を図ろうとします。清武は誕生日だったんですね。守備側でも、ジョナサンと義希が体をはって中央を閉めます。今日の東京は、サイドハーフがレギュラーと較べると小柄です。金井と磯崎はフィジカル面の苦労は少なかったかもしれません。それでも草民、たまともテクニシャンですし、後方から宏介と徳永が襲ってきますから、前後半通じてよく耐えきりました。

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メンバーが大幅に変わりましたけど、今日の鳥栖は脅威をすべて置いてきたわけではありません。宏太の思い切りのいいシュートチャレンジと、スロワーの違いこそあれロングスローは鳥栖のストロングポイントです。それと新戦力のロニは、得たいの知れない今だからこその怖さがあります。それからユンさんは案外、とくにディフェンダーは大きい選手を好む傾向にあると思います。キム・ジョンヤとヨ・ソンへは大きく強かったです。

351

両チームとも中盤でのプレッシングとターンオーバーを重要視しています。だから、序盤から中盤の攻防がとても激しかったです。かつて、いや昨シーズンであっても、東京はガテン系チームにか弱い印象がありました。ところが今年はとても強い。当たり負けしないどころか、むしろ優位に立っています。ヨネやアーリアはわかるのですけど、たまもコンタクトプレーを優位にこなしていたので、チーム全体が体幹を意識してトレーニングしているのではないかと感じさせてくれました。

151

序盤の東京は、ポジションチェンジとワンタッチパスに慣れない鳥栖に対しイニシアチブを握ることができました。今年の東京は、けしてスロースターターではありません。試合の入り方がとてもよくなりました。つまり、先制を意識しているのだと思います。セレッソ戦も同様ですけど、この試合もリズムを掴んでいる時間帯のうちに先制したかったです。それが叶わず、次第に主導権を鳥栖に渡すことになります。攻撃権を渡してもイニシアチブを失わないのは、ショートカウンターを身につけたからです。でも今日のメンバーでは、まだ十分な威力がないようです。前半は鳥栖のリズムで終了しました。

246

後半もなかなかリズムを作れない東京です。やはり主導権を取られているポポさんが先に動きます。前半の輝きが消えていた草民に代え洋平を投入します。さらにたまに代えて相太を入れトップに添えます。たまの交代は、疲れというより作戦ではないでしょうか。忠成のポストが機能しなくなっていたので、トップに明確な基点を作りたかったのでしょう。ターゲットができた東京は、風上を活かして相太にロングボールを入れます。相太はコンタクトに強くなっているような気がします。粘りのあるポストプレーというより、フリックプレーで味方に推進力を与えるイメージかもしれません。

308

一方の今日のユンさんはとてもコンサバティブでした。攻守でがんばっていたのですけど、後半になってちょっとプレーが粗めになっていたジョナサンを末吉に代えます。唯一アグレッシブだったのは、早坂の投入くらい。今年のレギュレーションをわかってないのですけど、ユンさんは勝ち点1でもOKくらいの目標だったかもしれません。優しげな見た目と違って、ユンさんは優れた策略家なんだと思います。

243

東京は結局、出したくなかった千真を入れて勝ち点3を取りに行きますけど、堅い鳥栖守備網を破れませんでした。そのまま試合終了。東京0-0鳥栖。

367

今日の試合条件のポイントは、強風と荒れたピッチでした。前半風下で耐えた東京でしたけど、いまの東京は先行逃げ切り型のチームですから、前半でリズムを作れなかったのは痛かったです。それからピッチコンディションがパス交換に及ぼした影響は言わずもがなだと思います。そこへいくとガテン系の鳥栖は、東京ほど影響を受けなかったと思います。ホームゲームなのに、なんだかアウェイのような条件でした。駒陸は雰囲気のいいスタジアムなのですけど、設備の古さを含めプロの試合会場として厳しいのかもしれません。

397

たまがクロスバーにあてた惜しいシュートは、ショートパスにこだわる余り推進力を失っていた東京が、ようやく繰り出したアーリアからのフィードでした。メンバーが変わっても、また時間帯に関わらずカウンターの威力を保持することが、これからの課題になりますね。

168

たまはすでに大学時代に東京デビューを果たしていますけど、短い時間のなかでこれほどフィットしているとは思いませんでした。テクニックと運動量はもとより、コンタクトプレーの強さと守備の勘所の良さに驚きました。東京のハーフ陣は分厚い戦力を誇っていますから難しい挑戦になると思いますけど、何度でも見たい選手です。

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アーリアは中盤ならどこでもこなせるのですけど、やっぱりサイドに置いたほうが活きますね。サイドでの存在感と威力は圧倒的です。秀人の成長を考えると、アーリアはサイドに固定し、むしろ他の選手を試したほうがいいような気もします。

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ヨネの献身は毎度のことなので、今更賞賛するのも気恥ずかしいのですけどw、やっぱり凄いです。今日のメンバーではとくに目立ちました。

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洋平が戻ってきました。おめでとう。シュートを1本撃てましたけど、仕掛けはほとんど封じられました。試合感も影響していると思います。コンタクトプレーが強くなった印象のある東京のなかで、洋平だけちょっと出遅れいるかもしれません。ここがスタートですから、高い意識を持ってがんばってほしいです。

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急にあったかくなってきて、桜が大慌てで咲いています。次のホームゲームは4月6日。残念ながら味スタの桜は終わり加減かもしれませんね。小金井公園の桜まつりは、5日~7日です。小金井の五日市街道は、江戸時代からの桜の名所で、いろんな種類の時期をずらして咲く桜を観ることができます。ぜひお越しください。ついでながら、4月6日ホーム大宮戦は、自分のバースデーマッチです(#^.^#)。快勝してほしいです。

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