ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

ソーシャルネットワーク

2011-01-29 22:24:05 | 日記・エッセイ・コラム

お正月に帰省したり、大阪に2度行ったり、ばあちゃんの一周忌で帰省していたり、先週は出張先の大阪で風邪にうなされたり、大変な正月一カ月でしたが、久々にのんびりできる週末。
「ソーシャルネットワーク」みました。原題の「The Social Network」は、ソーシャルネットワークの物語という意味なのでしょうけど、サイトのオリジナルタイトルでもあります。
物語はフェイスブックにまつわるマーク・ザッカーバーグに対する二つの訴訟、ウィンクルボス兄弟が起こした知的所有権侵害訴訟と、エドゥアルド・サベリンが起こした(たぶん)詐欺訴訟、の進展をトレースする形式で進行します。ボクらは、訴訟のなかで議論される、フェイスブックが経営規模を拡大する過程で起こった重要なイベントを追体験します。
フェイスブックは、ハーバード・コネクションという、排他的な(ある意味での)出会い系サイトに着想を得たザッカーバーグが、独創性と天才的なプログラミング力に加え、サベリンの資金力を得て学内のソーシャルネットワークとして立ち上げたサイトなのだそうです。人間関係を重視するハーバードのなかで急速にユーザ数を拡大していったフェイスブックは、ショーン・パーカーのプロデュースで、グローバル戦略に乗り出し、いまや5億人を超えるユーザ数を誇る、世界最大のSNSです。映画は、会社が急速に発展していくなか、次第に関係性が変化していく登場人物の人間模様を訴訟の進展とともに描いていきます。
おもしろく、個人的には思慮深い映画です。
急成長する雰囲気そのままに、映画はアップテンポでこぎみよく流れます。あっという間の121分でした。こんなに時間を短く感じた映画は久しぶり。SNSというトレンドなテーマにふさわしく、クールな出来。ザッカーバーグを演じるジェシー・アイゼンバーグの表情や、アメリカンポップな人々、IT機器、パーティの様子などがクールさを演出してたのでしょう。
主役はもちろんジェシー・アイゼンバーグ(マーク・ザッカーバーグ)ですが、焦点は3組(4人)にあてたのではないかと思います。序盤はマーク、中盤はウィンクルボス兄弟、終盤はエドゥアルド。劇中、ストーリーの視点がこの順番で変わったような気がします。つまり、序盤はマーク視点だけど、終盤はエドゥアルドの視点といった感じで。次第にマークの登場頻度が減ってきました。存在感とともに。これは、会社の拡大とともに関わる人々がおかれる状況も変わっていくことを表しているんでしょうか。予告では、史上最年少で億万長者になったマークは、けして幸せな人間じゃない、ある意味で不幸なひとだ、的なニュアンスだったのですが、自分がみた印象では、そんな描き方ではないです。もちろん、価値観の違いから友達と次第に距離を感じるようになるなど、人間関係の虚しさを表現してますが、そんな悲喜こもごもを包み込みながらも、現代社会の基盤のひとつといっても過言ではないほどの成長を果たすフェイスブックに敬意と期待を送っているようにも感じました。
個人的には、映画はキャスティングが一番大事だと思っています。もちろんストーリーも大切なんですけど、魅力的なオーラを発揮するキャストがいたら、正直ストーリーそっちのけになりますから。ジェシー・アイゼンバーグは表情がものすごく魅力的。理知的な目の表情とうってかわり、口元がキュート。彼の表情が、ボクをスクリーンにひきつけました。
昨年から、「オープン」が自分のキーワードでして。きっかけは覚えていないのですが、Twitterを始めたことで、オープンだけじゃなく、シェアやコ・アクツ、プラットフォームに興味が広がっています。まだ全然想いがまとまってないし、形になってないのだけど、なんか立ち上げたいなと思ってます。アントレという意味じゃなく、自分の環境の範囲内で、ですけど。そんなわけで、「シェア <共有>からビジネスを生み出す新戦略(NHK出版)」と「プラットフォーム戦略(東洋経済新報社)」を読みました。どちらも面白かった。ビジネス書なんだけど、エキサイティング。アイデアナレッジの宝庫。お薦めします。
この映画もこれらの本も、アイデアは机上で論理的に考えるもんじゃなく、人との対話など社会生活のなかで生まれるものなんだなーとしみじみ思いました。思いつくというより、気がつくって感覚かもしれませんね。ハーバードってすごい。最近、国立大学法人の仕事をしてるんで日本の大学もがんばってるなと思いますけど、学びの場、つまり中長期的な時間軸で社会に人材提供するだけじゃなく、即戦力を在学中に生み出すモデルってすごいと思う。アイデアは、深く実感や課題感をもってインタラクティブに会話してて初めて生まれるもの。もっといろんな人と会話しないといけないし、興味を持ってオタクにならないといけないってことですよ。どっちも今の自分に欠けているものだし、とても苦手なこと。道は遠いですね。がんばらないと。


帰省@岡山

2011-01-06 01:12:39 | 日記・エッセイ・コラム

帰省してました。
@岡山
岡山市北区でございます。
天気はそれほどよくはなかったですが、山向こうの鳥取の大雪は蒜山の峰々がさえぎってくれて。さすがはハレの国、おきゃーま。鳥取は大丈夫かな?
天皇杯決勝の準備をしていたので元旦は東京で、2日に帰省しました。これが大正解。
帰省のハイライトは、いきなり羽田発岡山行きANA655便 14時15分発のフライト中でした。富士山山頂の真上を通ったのですよ!
左側の窓際に座っていたので、眼下に富士山。普段は太平洋岸を通ってるので、めったいないことなんだと思います。気流さん、ありがとう。
真上から見た富士山は、神々しさがなくって、美味しそうでした。雪化粧してる姿がまるでシフォンケーキみたいで。
今年はいいことあるのかもなー。
あ、実家では、食って寝て食って寝て。
でした。


謹賀新年。2011ですよ

2011-01-01 00:02:36 | 日記・エッセイ・コラム

あけましておめでとうございます!
2011年

うさぎみたいにぴよーん!
ぽちえごや3シーズンめでございます!
今年もどうぞよろしくお願いします!

2010年は、新しいラプソディ♪にはじまり、龍馬じゃき、スタンフォード大学、NASA、LED ZEPPELIN、電話何本持ってますか?、流し台、ワールドカップ、バルサのマーケティング、山本周五郎、カラフル、トイレット、鉄子、坂の上の雲、かめー、ゲゲゲ、お好み焼き、そしてI am back to 大阪、なぜか降格、な一年でした。ここ数年病いに苦しみましたから、2010年は普通に人並にいろんな経験ができた感じですよ。感謝

J2厭ー、もといイヤーですねー。
ポジティブに考えます。
J1では行けなかったアウェーに行けるし。アウェーというかホームというか、地元岡山でリーグ戦の東京を応援できるし。実家から通えるJリーグ。複雑ではありますが。
ダービーが復活するし。他チームの知ってる選手もJ2に来るみたいで、寂しくはないです。たぶん。
ながーいシーズンになるんでしょうね。今年の12/3をハッピーな気持ちで迎えたい。
赤嶺、ヨングン、平出、シュート、大黒、松下、前俊、リカ16、悲しいけど、さよなら。
ヨングンの左サイドバックに光明が見えたのになー。
大黒さん、ありがとう。
そしてリカ16。ボールを持つだけで、こんなにワクワクさせてくれた選手を知りません。ずっこけ大王なプレーも楽しみでした。プレーがかわいいんだもの。ブラジルに戻っても頑張って。
そして。
オレのけんたろ。
どーすんだよ、来年24番着れないじゃんよ。
けんたろこそ、J2で力をつけられると思ったのだけど。
がんばれよ。2012年に会おうよ。
ホベルトさん、常澤、ロベルト・セザー。ウェルかめ~!。まだまだ噂までの選手もいるけど。ホベルトもロベルトもポルトガル語の綴りは同じですけどね。セザーのチャントは、リカ16を引き継ぐんでしょうけどね。
厳しいシーズンになると思うけど、がんばって最後まで乗りきろう!
You'll never walk alone
仕事の方は、年をまたいで継続です。大阪行きます。いつまで続けられるかわかんないけど。年末年始も気持ちの切り替えすることなく、がんばります。
あした岡山に帰ります。ひさしぶりにお正月@おきゃーま。
今年こそはいい出会いがあるかしら。
2011
皆様に幸せがいっぱいありますように。