ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

FC東京2012シーズン新体制記者発表会

2012-01-29 12:39:49 | 加賀さん

1月28日、FC東京が2012年シーズンを始動しました。幸運なことに、新体制記者発表会に参加することができました。8千人強のSOCIOのなか400人ですからね。しっかり見ないと。

会場のルネこだいらについたら、ドロンパが歩道を歩いてました。びっくりしたー。

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なかに入って受付。受付を通ったらやっぱり阿久根社長がいて。握手していただきました。ホントにウチの社長はサポーターを大切にしてくれます。

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会場はこんな感じ。

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いきなり?You'll Never Walk Alone?の独唱から始まりました。小平をベースに活躍されているテノール歌手の山田大輔さん。じーんときました。

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次ぎは、社長の挨拶。2011シーズンの振り返りなど。

いよいよ新体制発表です。新加入選手とランコ・ポポビッチ新監督が入場。社長がひとり一人に東京のスカーフをかけてました。そのスカーフ、ひとりおきにデザインが違っていたりして。立石強化部長から説明がありました。

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加賀健一と太田宏介。加賀は男前ですねー。

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長谷川アーリアジャスールと渡邉千真。やっぱり千真は落ち着いています。

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丸山祐一、河野広貴、林容平。またよーへいが増えました。大竹も戻っているので、三人w。大学生二人に囲まれ、河野のやんちゃな感じが際立っていて、よかったです。

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んで、オレ達のケント。橋本拳人。サッカーがうまくなるだけじゃなく、人として成長したいそうです。インタビュー形式という進行の不味さも影響してるんでしょうけど、全般的に、もうちょっと選手はちゃんと話せるようになったほうがいいですね。そのあたりから自立。そんななかで、ケントは比較的ちゃんと話せてました。こういうことって大切です。東京の育成のクオリティを表しますからね。

天皇杯優勝報告会でもそうでしたけど、インタビュアーはもうちょっと準備してほしいなあ。たとえば加賀がいつ東京に引っ越したかなんて事前にクラブに聞けばわかるだろうし。公の場で身体的特長を話題にすべきじゃない。まして、河野がヴェルディから、よりによって東京に移籍するってことは並みの決意じゃないことくらいわかるはずだから、もうちょっとうまくリードしてあげられなかったのかな。まあ、河野が大人な返事をしてうまくまとまったけど。河野は偉いなあと思いました。そういえば、SOCIOのひとは河野を一際あたたかく迎えてました。

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そして、ポポさんです。と、通訳の塚田さん。塚田さんのトランスレートは凄いです。ポポさんの長いコメントを、言葉をはぶくことなくちゃんと訳してくれていたし、第一、話かたが上手。間といい強弱といい、ポポさんの意図がちゃんと伝わるように話してくれました。

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ポポさんはかなりジョークを交えているみたいなんですけど、塚田さんの通訳のおかげで、ちゃんと笑えるんですよ。二つばかり。

メディア質問のコーナーで、ジョナサンとのやりとり。

ジョナサン「監督をなんて呼んだらいいですか?」

ポポさん「ポポ(通訳なし)」

ジョナサン「わかりました」

ジョナサンが座ろうとすると、

ポポさん「あれ? ポポって呼んでくれないの?(通訳あり)」

ジョナサン「ポポ」

もうひとつ。司会のひとに「ポポ、一言お願いします」と言われ、ポポさんニヤニヤしながら、「あなたにポポと呼ばれる筋合いはない(通訳あり)」

ポポさんは、味スタを満員にすることを目標にすると言ってました。そのために、まず結果を残していくことが大事だと。ただ、単に勝つだけではファンは続けてみてくれないから、魅力的なサッカーをし、なおかつ勝つ、それを目指すんだそうです。味スタを満員にするためには、サポーターの協力も必要だということです。どうか皆さん、味スタに足を運んでください。

太田が何かサポーターにアピールしろと言われ、「東京愛」

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今シーズンのスローガンを社長が発表しました。

「C・O・A Football」

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「C・O・A」とは?。ちなみにCには、「ファン・サポーターと一緒に戦う」という意味も込めているんだそうです。これはポポさんも強調してました。

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つづいてチームビジョン。「2015年VISION」と銘うってまして、2015年に東京はこうなっていたいということですね。7つありました。具体的なところで印象に残ったのは、ファンフェスティバルを始めるってところでした。今シーズンは味スタのスケジュールの都合でシーズン中のどこかで開催。2013シーズンからは開幕前に2月にやるんだそうです。楽しみですね。

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新ユニフォームのお披露目。新加入選手がユニフォームを来て再入場です。もっとくすんだ青かなと思っていたけど、けっこう発色がいいです。かっこいいですよ。はやく試合でみたいなあ。

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新しい仲間たち。

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集合写真に入らなくていいと言われ、ションボリのドロンパ。

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集合写に入って一緒に肩を組みたいドロンパ。

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ポポさんと仲良くなったドロンパ。

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TOKYOの元に集った新しい仲間たち。がんばれよ!

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@fctokyo_express さんにいただきました。みんなでシュワ~。自分もいちおう写ってましたw。

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発表会のあとは、ステージで囲み取材。

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退場のときも阿久根さんが送ってくれるんです。もうこの社長、すごいですね。感激です。このひとのために、味スタをあったかくしたいと思います。SOCIOのみなさん、照る日も曇る日もあると思いますけど、東京をあたたかく見守ってあげましょう。

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ドロンパとハイタッチ。ギュッて握ってくれたのが印象的でした。

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会場を出ると、受付にかかげていたフラッグが、さりげなく2012年バージョンに変わってました。さあ、今シーズンも始動しました。自分的にはゼロックスまでサッカーは冬眠ですけど、開幕、楽しみですね!!!

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サンキュー、大熊監督

2012-01-28 17:12:01 | FC東京

ここはどこでしょう?

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東京に初積雪です。

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2012年1月28日、FC東京2012年シーズンの始動です。その前に2011年の振り返りをしなきゃ、ってことで、大熊監督への感謝を込めて、自分的総括です。

今シーズンはSPIRITをテーマにかかげ、チームが自律し自立することを目指しました。もちろん、内部のことはまったくわかりませんけど、試合を通じてみると、選手はずいぶん大人になったなあと感じます。試合中に自分たちで考えて局面に対処するってことができていたと思います。J2優勝、J1昇格、天皇杯優勝という結果のみならず、選手の成長こそ大きな成果なんじゃないでしょうか。それを成し遂げた熊さんに、ただただ感謝感謝です。

熊さんは、相当耐えたんじゃないかと思います。スキル面ではクオリティの高い選手が揃っていますけど、J2という望まない環境で、しかもシーズン中に選手たちが自立できるって保証はないです。マネジメントって矛盾してるんですよね。監督は選手に、自分が思う通りのプレーをして欲しい一方、自分のイメージを超越するプレーを選手が自分で考えてやってこそ強いチームができる。口出しをする、あるいはしないという選択をしなければならないシーンが必ずくるんです。熊さんは、その局面を的確に捉えていたんだと思います。

2011シーズンは、傍から見るより危機の多いシーズンだったと思います。ひとつ間違えば、今シーズンもJ2で過ごしていても不思議ではなかった。

最初は平山の怪我です。東京にとって東日本大震災による中断の影響は、比較的極小だったと思います。むしろチームを構築する時間がとれたことは、ポジティブに考えてよいかもしれません。ただ、結果はアダとなってしまいました。中断期間中に、平山を軸とした攻撃のスタイルを準備してきたんだと思います。それが、再開戦直前に大黒柱の平山が怪我で離脱。熊さんは相当悩んだと思います。チョイスしたのはコンサバティブな考え方。平山と同タイプの高松の起用。同タイプといっても「デカイ」というだけで平山と同じタイミングでプレーできるわけではないですから、当然ノッキングが起きます。8節アウェー千葉戦で大敗したことは問題ではないですが、更に追い打ちをかけるように米本とナオが離脱し、連携の違和感を調整できないまま、5月を低空飛行することになります。

基本的に熊さんはオーソドックスなチョイスをしますね。おそらく問題を感じていて、打開策もわかっていたんでしょうけど、「変える」という決断には至らなかった。高松の傍に梶山を置いて基点にしようとしたけど、結果は出ず。後押ししたのは、高松の怪我でした。トップに、ボールを預けられるタイプの選手がいなくなりましたから、攻撃のプレースタイルを変えざるを得なかったです。でも、この時決断した熊さんのチョイスが凄かった。草民をメイヤとして起用しました。2011/5/22第13節vs湘南戦@味スタ。自分は、この試合が2011シーズンの、その後の東京の方向性を決定したと思っています。

草民のよさは三つ。両ボランチに加えて、第三のポゼッションの始点になれること。中盤の左サイドからドリブルを仕掛け、攻撃の起点になれること。それから、シュートが撃てること。一番のストロングポイントは、ドリブルです。東京の攻撃に、パス回しだけじゃないパターンを加えることになり、相手を混乱させることに貢献しました。スパイスを効かせてました。おおげさに言うと、草民が加わることで、チーム全体が攻撃プロセスのイメージを共有できるようになったんじゃないかと思います。

もう一つの熊さんのグッドチョイスは、セザーをスタメンで起用したこと。まあセザーの場合は、コンディションがあがるのを待っていたのかもしれませんけど。好調時のセザーは、パワフルで手が付けられませんね。13節湘南戦から22節熊本戦までの快進撃は、セザーのコンディションがよかった時期に重なります。

それから、秀人。秀人はひと足遅れて、続く14節アウェーの京都戦からスタメンに入りました。あくまでもイメージですけど、秀人はセルヒオ・ブスケッツのような役割を果たしてくれました。守備では、CBの前で相手の中盤の繋ぎを、体をはってスイープします。攻撃では、中盤深い位置から長短のパスを配球し、攻撃の起点になっていました。ようするにアンカーを一人でこなすことができる。おへそが安定すると、チーム全体の連携がスムーズになります。付加的な効果も大きかったです。徳永を右SBに戻せること。それと攻撃時に梶山が前線に出られること。7月からは更に連携がよくなり、秀人自身が攻撃参加するようになったり、モリゲや今野がオーバーラップできるようになりました。これは、誰が持ち場を離れても他の誰かがフォローするといった、ポジションチェンジがナチュレルにできるようになったことを物語っていると思います。長いだけじゃなく、期待が大きくプレッシャーがかかる特別なシーズンで待望のテイクオフができたのは、この草民、セザー、秀人の活躍に負うところが大きかったです。

ようやく起動にのり、首位にたった東京の次の試練は夏場にきました。鳥取、岐阜、熊本とホームでゴレアーダが続き最高潮に至ったところで、アウェー北九州戦の敗戦。ちょっと夏バテかもしれません。そして、8月末のセザーの離脱。チーム全体のコンディションが落ちていたこともあり、平山離脱を再現する大黒柱の不在が、低迷への入口になりかねない事態でした。

この危機を未然に防いだのは、フロントスタッフだったかもしれません。7月に復帰加入していたルーカスが、ちょうどスタメンに入れるコンディションになっていたのです。25節栃木戦、26節富山戦とたて続けにアウェーで連敗し、一時首位を明け渡しましたけど、ルーカスがいたおかげで、チームが迷いに入らずにすんだんだと思います。もちろん、この時期の直接的なライバルである、栃木、札幌、徳島が同調するように勝ちきれなかったことも、要因ではありますけど。

9月10日のホーム栃木戦で引分けて以降、再び不敗街道に入りました。チームが迷いなく自信をもってプレーすることができ、安定していました。見ていて不安はまったくなかったです。この時期にむっくんがセンセーショナルに左SBデビューし、レギュラーが確立。そんななかでも、試合ごとに課題を設定し、進化していたように思います。印象的だったのは、ルーカスがハットトリックを決め、完全復活をとげた27節ホーム京都戦。塩田が最終ラインのボール回しに参加していたことです。GKをボール回しに加えることは、ポゼッションサッカーを志向する監督にとって、究極の望みだと思います。GKのスキルに負うところが大きく、なかなか実現できません。熊さんは果敢にチャレンジし、塩田もそれによく応えたと思います。

2011年11月19日第36節鳥取戦@とりぎんバードで、J1昇格、J2優勝を決めました(優勝は翌日決まったんですけど)。2節を残しての昇格&優勝は、一見するとイージーなシーズンのように思えますが、このように山あり谷ありでした。動機や発案は内部のひとしかわかりませんが、決断したのは監督である熊さんであることに間違いはありません。秋には、試合中に熊さんが例の大声で指示しても、軽く聞き流して自分たちでプレーを判断するシーンがお馴染みになりました。まさに、自律し自立する東京を象徴しているシーンだと思います。

2011年の東京は、試合がある限り進化するチームです。12月天皇杯では、またマイナーチェンジした東京を見せてくれました。熊さんは、草民にかえナオをスタメンにチョイスしました。ナオの調子がよかったという理由だと思いますけど、このチョイスはチームの戦い方にも変化を生みました。ポゼッションスタイルは変わらないのですが、なんというか「受身」のポゼッション。よく横綱相撲と表現される、受けて立つ戦い方になってきました。しっかり守り、ボールを奪取できたらルーカスやナオにロングボールを送る。ただ、これが2011東京が到達した最終形態なのかどうかはわかりません。ノックアウト方式を戦うため、「負けない」やり方を選んだとも考えられますから。いずれにしろ、天皇杯初優勝という素晴らしい結果を得ましたから、状況に応じた戦い方を柔軟にチョイスできるようになったとポジティブに考えるべきでしょうね。選手を柔軟に起用できるということは、控え選手を含めて、チームが目標に向かって一体化していないと実現できませんから、簡単でも一朝一夕にできることでもありません。最後に熊さんが残してくれた最大の成果は、このチームの一体感なのかもしれません。

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とはいえ、2012シーズンに向けて、課題もあります。なによりもシュートの決定力。それから、草民、セザー、秀人、ルーカス、むっくんといった、2011年に活躍した選手がJ1で通用するか。そして、ポスト今野。でも、嬉しいことは課題をポジティブに考えれること。期待や夢を生み出してくれることです。これも含めて、熊さんの功績です。

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ありがとう、熊さん!!

おつかれさまでした。


永遠の僕たち(Restless)

2012-01-15 22:40:28 | 映画

電気ストーブをつけたまま寝入って、布団を焦がしてしまいました。部屋に煙が充満していて、火災報知機の音で目が覚めました。危うく焼け死ぬところでした。皆さんも気をつけてください。部屋の臭いが消えない(´;ω;`)。

「永遠の僕たち」を観ました。海外の作品に加瀬亮が出てるというだけの認識だったんですけど、予告編をみて、ガス・ヴァン・サントが監督してるって知り、さらに女優さんがめちゃくちゃキュートだったので、これは観ないと、と思いまして。

ストーリーを話すとおもしろさが半減するタイプの作品なので、紹介はほどほどに。イーノックは他人の葬儀をのぞき見することが趣味の、不登校の学生。ある日、例によって他人の葬儀に参列していると、とてもキュートな美少女のアナベルに出会います。アナベルは脳腫瘍に犯されているのに、笑顔を絶やさない。そんなアナベルに惹かれるイーノックも、叔母と二人きりで暮らしていたり不登校だったり、影を帯びている。そして、イーノックには、彼だけに見える幽霊がいます。旧日本軍の特攻隊少尉ヒロシ。それぞれ影を背負う三人が、次第に距離を近づけていきます。

この作品の魅力は、とてもガス・ヴァン・サントらしい演出と、ミア・ワシコウスカにつきます。

ガス・ヴァン・サント監督と言えば、「グッド・ウィル・ハンティング」。自分のなかで特別な作品のひとつです。映画に対する自分の好みを気づかせてくれました。特長は、晩秋を迎える美しい街の風景と、すべての青年が経験する大人への扉を開く瞬間を、清涼感溢れるタッチで描く演出。この作品も、そんな監督のイメージに対する期待を裏切りませんでした。

おなじように死を身近に感じていて、だけど死に対する課題が異なる3人が、触れあいながらそれぞれの答えを見つけていきます。将来と死とではテーマが違いますけど、やっぱり「グッド・ウィル・ハンティング」とテイストが似ています。

設定はドラマチックなんですけど、ありがちなお涙頂戴的なシーンがまったくなく、とてもナチュラルです。キャストが感情を強く表現することもなく、静かに物語が進みます。セリフを交わすリズムが日常会話のよう。市井に暮らす普通のひと達が交わす等身大のドラマを、飾ることなく描いています。この辺り、好みが別れるところだと思います。だけど、だからこそ、イーノックとアナベルが心を開き感情を露にする瞬間が、より印象的になっているのだと思います。

イーノック役のヘンリー・ホッパーは、ナイーブな思春期の青年を好演しています。デニス・ホッパーの息子なんですね。映画の最後に、デニス・ホッパーへのオマージュがありました。

我々日本人にとって一番気になるのは、やっぱり加瀬亮。旧日本軍少尉ヒロシの幽霊役です。作品にすっぽりはまっていて違和感がない、いつも通り、透明な役者さんですね。好きです。アナベルが無邪気に、敗戦国日本の比喩として”ナガサキ”の名を出しますが、イーノックとヒロシがさりげなく咎める視線を送る、というシーンがあります。被爆後の長崎市街地の映像も流れ、原爆に対する米国民の誤った認識を正そうというメッセージを感じました。

アナベル役のミア・ワシコウスカが、なにしろ可愛いのです。ベリー・ショートがボーイッシュな魅力を引き立て、たまらなくキュート。ミアを見ているだけで、90分間が満足。途中で気づいたのですけど、シーンごとにミアの衣装が違うのです。ここだけ現実離れしてるんだけど、それでいいじゃんw。ひょっとすると、ラストシーンが、ミアが登場したときの見返り笑顔で終わっているところをみても、ミアの魅力を最大限に引き出すために作られた作品なんじゃないかと思います。どの衣装のミアが一番可愛いか、ランキングしてみても楽しいかもしれませんね。ショートパンツもいいけど、自分はやっぱり白のワンピースかな。

この作品に登場するひと達は、みんな良いひとです。悪人がひとりもいません。「グッド・ウィル・ハンティング」でもそうでしたね。とっても純粋。だからなのか、鑑賞後がとても清々しいです。そして、登場人物の”未来”を感じさせてくれるエンディングが、ボクらを前向きな気分にさせてくれるような気がします。

ですけど、「グッド・ウィル・ハンティング」と違い、基本的に10代のピュアなラブストーリーです。主人公の成長物語的なものをお求めでしたら、ちょっともの足らないと思います。カップルが絆を確かめあうのに良いかも。

オススメです。


帰省ついで旅 ―2011/1/2-4 岡山―

2012-01-15 21:37:24 | 旅行記

天皇杯優勝を見届けて、岡山に帰省しました。

念願の787ドリームライナーでございます。いやあ、興奮しました。

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機内に入ってそうそう、天井がレインボーなのにびっくり。

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シールドの濃度を変えられるのです。サングラスみたい。

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気流で揺れると、主翼の翼端がたわむのです。生きてるみたい。

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後楽園に行きました。岡山に19年間住んでいながら、後楽園に行った記憶がないのであります。去年、いろいろ旅をして、地元の名勝をちょっと再認識したくなりました。

朝方、タンチョウが放たれたそうです。

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後楽園は、池田綱政候が発案して作ったそうですね。岡山城を借景にしています。

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わが親父殿いわく、撮影スポットだとか。

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山茶花の絨毯。

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ニワトリの上にカモメ。

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ばばーんと、岡山城!

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お約束の風景です。

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山茶花。

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冬化粧ですね。

冬枯れで見どころが限られていたようですけど、それでも十分楽しめました。綺麗でした。お庭だけだと、ふーんって感じだったかもしれませんけど、やっぱりお城が見えるとアクセントになっていいですね。今度は桜や紅葉のシーズンに来てみたいです。ファジを観るついでに行くかな。

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続いて、備中国分寺です。

吉備路の田園風景に、シックな古刹がひょっこり佇んでいます。創建は天平13年(741年)だそうです。国分寺国分尼寺令に基づいて建てられたのですね。途中廃寺になっていたんですけど、江戸時代に真言宗のお寺として再興されたそうです。国分尼寺跡も隣にあります。そちらは礎石だけ。

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五重塔は国指定重要文化財でございます。1821年の建設。

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宿坊でしょうかね。茅葺き屋根のお寺は珍しいのではないでしょうか?

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五重塔の一階には、干支の彫り飾りがありました。今年の干支、龍です。

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ここでも山茶花が綺麗でした。

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山茶花と青空と五重塔。

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岡山からの帰路も787でした。駿河湾上空、奥に富士山でございます。

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今年はファジとの対戦はないですけど、ちょくちょく岡山に帰りたいと思います。


カーネーションロケ地の旅 ―2012/1/4 倉敷―

2012-01-15 00:12:34 | 連続テレビ小説カーネーション

帰省を利用して、カーネーションの旅(倉敷編)でございます。

倉敷がロケ地に使われているんですよ。自分も放送を見てすぐわかりました。これは行かないといけないでしょう。

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倉敷川です。ロケ地は美観地区です。倉敷は天領です。紡績で栄えたんですね。いまでも衣料品の製造メーカーが多いですね。美観地区はそんな紡績業を中心とした商家の街並みを残す地域です。

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まるでタイムスリップしたような感覚。

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中橋です。

・子供のころの糸ちゃんが、カエルを持って男の子を追いかけてた橋。

・糸ちゃんが女学校の通学中に雨にあい、傘をさして通りがかった奈津にかけよる橋。

・糸ちゃんが、初めてのお客さんの駒ちゃんに「お金はエエわ」という橋。

その他、よーさん使われてましたね。

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洋装した根岸先生と糸ちゃんが、泰蔵さんとばったり会う辻。

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子供のころの糸ちゃんが泰蔵さんとすれ違い、「ウチも大工になっちゃる」と言った街並み。

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ロケ地としては、以上w。

美観地区には素敵な路地がいっぱいあります。白壁で有名ですが、和洋が絶妙に折衷した街並みも趣があるんですよ。

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白壁の土蔵と火の見櫓。

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この大きな生垣の先にあるのは。

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倉敷アイビースクエア。紡績工場の跡です。

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現在はホテルになってます。ちょうどお昼時だったので、ホテルのレストランでランチしました。タコ天ピラフです。

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美観地区の地図がランチョン・マットになってました。

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腹ごなしをかね、街を眺望するために阿智神社に登りました。門に煌びやかな飾りつけがしてありました。

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阿智神社からみた、美観地区の街並み。

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アイビースクエアと並ぶ美観地区のもうひとつの目玉といえば、ご存知、大原美術館です。

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んで、こちらが大原さんの家。

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エル・グレコ「受胎告知」を静かにじっくり観ることができました。大都市で展示会をすると人がいっぱいで満足に見られないと思います。地元はいいですね。マリア様青と赤の服と、天使ガブリエルの黄色の服の色がすごく印象に残りました。深い紺色の背景に二人の服がカラフルに浮かび上がり、静かな荘厳さが引き立っているように感じました。

ポール・ゴーギャン「かぐわしき大地」は、教科書でかならず誰もが目にしたことがある絵ですね。まー、迫力ですよ、しかし。

モネの「睡蓮」やムンクの作品もありますけど、一番感銘を受けたのは、シャルル・コッテ「セゴビアの夕景」。暮れる直前の真っ赤に焼けたセゴビアの旧市街を表現していて、ずーと観ていても飽きません。

玄関にウーパールーパーのお正月飾りがありました。地元出身アーティスト、松井えり菜さんの作品。

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寒かったけど、天気がよくて気持ちよかったです。今回はちょっこしだけカーネーションのロケ地でしたけど、なんだかもっと見たくなりました。続きはあるでしょうか?w

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