JR北海道は今月8日、26年度の決算を発表しました。
概要は各メディアで既報の通りですが、連結では営業利益が308億円の赤字、
株式などの売却などにより経常利益は113億円の確保などでした。
鉄道輸送人員は前年対98.1%、鉄道輸送収入は前年対99.7%となっています。
鉄道業はジリジリ縮小しています。
乗り鉄の私ですら、JR北海道はあまり乗らなくなりましたからね。
さて、輸送密度を見てみましょう。
JR北海道全体の輸送密度は4,791人で前年対101%。
ちなみに平成5年度の輸送密度は5,270人で今年はその91%、約1割減りました。
昨年度、輸送人員が10,000人以上だったのは4路線5区間で以下の通り(カッコ内は輸送密度、単位・人)。
小樽ー札幌間(44,099)、白石ー苫小牧間(43,974)、札幌ー岩見沢間(43,025)、
南千歳ー新千歳空港間(29,074)、桑園ー医療大学間(16,873)。
南千歳ー新千歳空港間を除き輸送密度は前年割れしています。
稼ぎ頭の札幌都市圏で減っているのは悩ましい。
輸送人員が500人未満だったのは8路線8区間。
医療大学ー新十津川間(81)、新夕張ー夕張間(117)、深川ー増毛間(142)、
滝川ー新得間(277)、苫小牧ー様似間(298)、名寄ー稚内間(405)など。
これら、鉄道として残していいのかどうかが問われる数字が並んでいます。
国鉄再建法の廃止基準が4,000人未満だったことが信じられません。
JR北海道、路線廃止が話題になる日も近そうですね。
概要は各メディアで既報の通りですが、連結では営業利益が308億円の赤字、
株式などの売却などにより経常利益は113億円の確保などでした。
鉄道輸送人員は前年対98.1%、鉄道輸送収入は前年対99.7%となっています。
鉄道業はジリジリ縮小しています。
乗り鉄の私ですら、JR北海道はあまり乗らなくなりましたからね。
さて、輸送密度を見てみましょう。
JR北海道全体の輸送密度は4,791人で前年対101%。
ちなみに平成5年度の輸送密度は5,270人で今年はその91%、約1割減りました。
昨年度、輸送人員が10,000人以上だったのは4路線5区間で以下の通り(カッコ内は輸送密度、単位・人)。
小樽ー札幌間(44,099)、白石ー苫小牧間(43,974)、札幌ー岩見沢間(43,025)、
南千歳ー新千歳空港間(29,074)、桑園ー医療大学間(16,873)。
南千歳ー新千歳空港間を除き輸送密度は前年割れしています。
稼ぎ頭の札幌都市圏で減っているのは悩ましい。
輸送人員が500人未満だったのは8路線8区間。
医療大学ー新十津川間(81)、新夕張ー夕張間(117)、深川ー増毛間(142)、
滝川ー新得間(277)、苫小牧ー様似間(298)、名寄ー稚内間(405)など。
これら、鉄道として残していいのかどうかが問われる数字が並んでいます。
国鉄再建法の廃止基準が4,000人未満だったことが信じられません。
JR北海道、路線廃止が話題になる日も近そうですね。