奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

発想が面白い、たきかわ紙袋ランターンフェスティバル

2015-03-08 06:11:56 | つらつら思ったこと
今回、ランターンフェスティバルを見て感じたことがあります。

ランターンを作っているのは地元の方。
幼稚園・保育所から各企業、町内会そして老人クラブまで、
老若男女さまざまな立場の方が製作に携わっておられる。

それぞれ時間をかけて紙袋を切り、一つひとつランターンを仕上げたのでしょう。
そして市民の皆さんがそれを見て楽しむ、これがお祭りの原点ですね。

お祭りというのは往々にして回を重ねると一部の大いに頑張る人がドカンと仕掛け、
その他大勢の方々はそれを見て楽しみだけとなってしまいがちです。

お金があるところ、お祭りで儲けられるところだけが目立ってしまい、
市民目線からすると参加意識に欠けてしまうというありがちな姿。

某ヨサコイなどはその典型ではないかと思いますが、
実は滝上の芝ざくらまつりも同じようなものだとも思い返してみる。

近隣の方だけがわいわいと楽しんでいた頃の芝ざくらまつりは楽しかった。

今は観光バスが大挙して押しかけ街中が渋滞するくらいですが、
地元の方は公園に登って楽しんでいるのだろうか?

ですが紙袋ランターンフェスティバルは徹底的に市民参加を貫いています。
お祭り会場に並んでいるのも誰でも手軽に作ることができる紙袋製のランターン。

こういう手作り感満載のお祭りは誰でも楽しむことができていいな。
それが魅力で、人が集まるという循環になっているところが素晴らしい。

札幌くらいの大都市になるとこんなお祭りは難しいでしょうが、
滝川くらいの街だと可能だ。

あれもこれも含め、滝川は文化度が高いなと思います。
もっと滝川を極めてみたくなったよ。
コメント
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