奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

2014年、北海道の人口移動

2015-02-09 04:59:51 | 北海道のこと
総務省は5日、2014年の人口移動報告を発表しました。

これは全市町村の転入数と転出数を調べたもので、
転入が転出よりも多ければ転入超過となり逆は転出超過となります。

それぞれ“社会増”“社会減”とも言います。

北海道全体では8942人の転出超過でこれは都道府県別で全国最多。
一方、札幌市は8363人の転入超過で市町村別で全国2位。

北海道全体が転出超過する中、札幌だけに集中するという構図です。
以上、あちこちで報道されたのでご存知の方も多いでしょう。

さて、私は道内の全市町村について転入超過しているところを探しました。
以下はその結果です(札幌市を除く、カッコの数字は入超人数)。

三笠市(3)、恵庭市(195)、七飯町(141)、奥尻町(3)、ニセコ町(91)、
真狩村(6)、新十津川町(7)、鷹栖町(6)、東神楽町(187)、東川町(41)、
利尻富士町(5)、清里町(4)、厚真町(17)、幕別町(96)、鶴居村(4)。

以上、15市町村(と札幌市)のみで、161市町村は転出超過です。
ちなみに新冠町と中札内村は“0”で、全て合わせて179市町村になります。

北海道新幹線開業前ですがその効果は地元の函館市や北斗市ではなく、
大沼公園を抱える七飯町に表れています。

冬季休業していたホテルが通年営業になるなどのニュースがありました。
大沼地区の開発はこれからも続くかもしれません。

ニセコ町はリゾート開発の影響が窺えます。
東神楽町と東川町は最近移住者が増えているそうですが、確かに転入超過だ。

幕別町は全国から転入があったのですが、何かあったのだろうか?
恵庭市は首都圏からの転入が多かったのですが、自衛隊?

地理学などというものをやっていると、こういうどうでもいい統計が気になるのです。
ほとんどビョーキ、ですね。

※出典:住民基本台帳人口移動報告(総務省統計局)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする