奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

ノスタルジックさっぽろ1972 ~冬季五輪から40年 資料でたどる札幌のすがた展~

2012-11-21 05:29:55 | イベント
札幌市立図書館所蔵資料の特別展です。

場所:札幌市中央図書館1F展示室(中央区南22条西13丁目)
会期:開催中~12月23日まで
時間:平日8:45~20:00(休館日は~17:00、土日祝8:45~17:00)
料金:無料

市立図書館には開架されている書籍の他にも所蔵しているものがたくさんある。

札幌オリンピックからもう40年経ちます。
私が10歳のころ、テレビで日の丸飛行隊を見て興奮したことを覚えています。

あの頃の私にとって札幌は、遠い異国のような存在でした。
確か札幌にはまだ行ったことがなかったはず。
紋別でさえ、滅多に行くことができない大都会だったのですから。

札幌はオリンピックを境に街並が変わりました。

地下鉄や地下街ができた、道路があちこち広がった、駅前にビルが立ち並ぶようになった、
ホテルが急に増えた、雪まつりが国際的に有名になった、外国人観光客が増えた…。

その頃にできたビルが今は老朽化して駅前通りのビル群は今、建て替えラッシュです。

当時の札幌の様子をつぶさに見ることができる展示です。

札幌の地図がありました。

千歳線はまだ旧線で、「東札幌」などという駅名も見えます。
郊外は宅地化されていない土地がいたるところにある。
西野などは家がポツポツとしか見当たりません。

もちろん、オリンピック関連の資料はふんだんにあります。
役員や組織委員会などの関係者が部内だけで使っていた資料は珍しい。

競技者の写真などもあります。

一番の人気者だったフィギュアスケート女子シングルのジャネット・リン。
オチョア、ナディヒ、シェンク、イリーナ・ロドニナ、りんごちゃん、日の丸飛行隊。

札幌の転換点だったオリンピック、40年の節目にふさわしい展示でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする