今朝の朝刊に2004年5月27日バグダッドで武装集団に襲われ亡くなった戦場ジャーナリスト橋田信介さんの奥様 幸子さんの記事が載っていました。
「順風満帆な人生なんてない。人間みんな、それぞれに悲しみや苦しみを背負って生きている」と、幸子さんは一つの童話を持ち出された。
ある日、自分の殻に悲しみが、いっぱい詰まっていると気付いた でんでんむしが友達を訪ね、「もう生きていけない」と話す。
すると友達は「私も同じ」と答える。別の友達に尋ねても答えは同じで、悲しみを背負っているのは自分だけではないと知り、嘆くのをやめる。
半田市の有名な児童作家・新美南吉さんの「でんでんむしのかなしみ」から。
夫が殺された翌日の会見での幸子さんの対応はよく覚えています。
「いつでも覚悟はできているつもりでした」。涙をこらえ潔く、時に笑みをたたえて語られた姿は、気丈であり、誇り高い女性だと思いました。
だけど、5日後にクウェートで遺体と対面すると、人目もはばからず号泣したとのお話。
「悲しみは、人に見せるものじゃない。同情してもらって、減るものでもない。一人で癒すしかないんです。」
本当に強い女性ですね。これからも明るく誇り高く生きていかれることと思いました。
「順風満帆な人生なんてない。人間みんな、それぞれに悲しみや苦しみを背負って生きている」と、幸子さんは一つの童話を持ち出された。
ある日、自分の殻に悲しみが、いっぱい詰まっていると気付いた でんでんむしが友達を訪ね、「もう生きていけない」と話す。
すると友達は「私も同じ」と答える。別の友達に尋ねても答えは同じで、悲しみを背負っているのは自分だけではないと知り、嘆くのをやめる。
半田市の有名な児童作家・新美南吉さんの「でんでんむしのかなしみ」から。
夫が殺された翌日の会見での幸子さんの対応はよく覚えています。
「いつでも覚悟はできているつもりでした」。涙をこらえ潔く、時に笑みをたたえて語られた姿は、気丈であり、誇り高い女性だと思いました。
だけど、5日後にクウェートで遺体と対面すると、人目もはばからず号泣したとのお話。
「悲しみは、人に見せるものじゃない。同情してもらって、減るものでもない。一人で癒すしかないんです。」
本当に強い女性ですね。これからも明るく誇り高く生きていかれることと思いました。