今朝5時少し前に目覚め、寝室の窓を開けると、まだ夜明け前の暗い空の中に、くっきり、三日月が名刀正宗のような形と輝きで東の空の一画に鎮座しておりました。そして、な、ななんと、そのすぐ下に、あの明けの明星が輝いています。まるでお月さまの”お付き”のように、ちょうど良い具合に配置されているのです。
こんな風景、生まれてはじめてみたかもしれないと思いました。そういえば、ボクが今まで住んでいた家の寝室の窓は、ほとんど西側だったし、それにそんなに早く目を覚ますこともなかったし、と思いました。ボクはうっとりとその天体ショーにみとれていました。ワイフにも教えましたが、ああそー、むにゃむにゃとまた寝息をたてていました。のんきなものです(どっちがのんきかの声も)。
5時少し前から、今度はベランダの椅子に腰掛け、しばらく眺めていました。むかしボクが愛用していた月星印の運動靴の会社のマークが、三日月と星だった、きっとこうゆう情景をみてそのマークを考えついたのだろうと思いました。三日月と明けの明星、ほんとにお似合いです。でも、もともと親戚みたいなもんですね。月は地球の子供ですし、金星は地球の一つ上の兄貴です。金星からみれば、月は甥か姪みたいなもんです。さっきは月の付け人なんて言ってしまいましたが、ごめんなさいね、明星さん。明星さんといえば、明星中華三昧・涼麺、大好きです、昨日も食べました。むかし明星という婦人雑誌もありましたね。
まだ半分ねぼけたような頭の中で、ボクはこんなことを夢想していました。もう少しで、東の空にお日様が上がってくる、そうすれば、日、月、星、の三役そろい踏みの天体ショーがみられる、と。
でも、まともな頭で考えれば、ありえないことでした。東の空が明るくなってくると、明けの明星はすーと忍者のように消えました。父親のお日様とは気が合わないようです。お月さまもお化粧を落し始め、白い月になってゆきました。とうとう爪みたいに影が薄くなってしまいました。
そしてお日様が山の上に顔を出す頃には、今度はオイラの出番だ、と大きな雲がみえてきました。まるで龍が天に昇るような、粋のいい白い雲でした。”昇竜雲”と、ボクはあだ名をつけました。これも、なかなかのものだと思いました。
昨日の幸福の青い鳥、カワセミ観察に引き続いての、今朝の”三日月、明けの明星、昇竜雲”をみることができた幸運に、今日は朝から、ボクはとてもハッピーな気分なのでありんす。
こんな風景、生まれてはじめてみたかもしれないと思いました。そういえば、ボクが今まで住んでいた家の寝室の窓は、ほとんど西側だったし、それにそんなに早く目を覚ますこともなかったし、と思いました。ボクはうっとりとその天体ショーにみとれていました。ワイフにも教えましたが、ああそー、むにゃむにゃとまた寝息をたてていました。のんきなものです(どっちがのんきかの声も)。
5時少し前から、今度はベランダの椅子に腰掛け、しばらく眺めていました。むかしボクが愛用していた月星印の運動靴の会社のマークが、三日月と星だった、きっとこうゆう情景をみてそのマークを考えついたのだろうと思いました。三日月と明けの明星、ほんとにお似合いです。でも、もともと親戚みたいなもんですね。月は地球の子供ですし、金星は地球の一つ上の兄貴です。金星からみれば、月は甥か姪みたいなもんです。さっきは月の付け人なんて言ってしまいましたが、ごめんなさいね、明星さん。明星さんといえば、明星中華三昧・涼麺、大好きです、昨日も食べました。むかし明星という婦人雑誌もありましたね。
まだ半分ねぼけたような頭の中で、ボクはこんなことを夢想していました。もう少しで、東の空にお日様が上がってくる、そうすれば、日、月、星、の三役そろい踏みの天体ショーがみられる、と。
でも、まともな頭で考えれば、ありえないことでした。東の空が明るくなってくると、明けの明星はすーと忍者のように消えました。父親のお日様とは気が合わないようです。お月さまもお化粧を落し始め、白い月になってゆきました。とうとう爪みたいに影が薄くなってしまいました。
そしてお日様が山の上に顔を出す頃には、今度はオイラの出番だ、と大きな雲がみえてきました。まるで龍が天に昇るような、粋のいい白い雲でした。”昇竜雲”と、ボクはあだ名をつけました。これも、なかなかのものだと思いました。
昨日の幸福の青い鳥、カワセミ観察に引き続いての、今朝の”三日月、明けの明星、昇竜雲”をみることができた幸運に、今日は朝から、ボクはとてもハッピーな気分なのでありんす。