原節子桜 残り花最長新記録ならず

おはようございます。今朝は残念なお知らせと、おめでたいお知らせを続けて投稿します。まず、残念だったことは、原節子桜の残り花一輪がとうとう花びらを散らしてしまいました。５月７日という厚い壁を今年も破ることが出来ませんでした。２０１０年、２０１４年そして、２０１５年、いずれも５月６日。まるで、北限、南限みたいに時間限があるみたいな。でも、考えてみれば、３月２３日に開花し、４月中、咲き続け、５月の上旬まで、たとえ、僅かな数の花でもそれを維持させる力は並大抵のものではありません。

何度か説明しているように、ここの桜並木は、昭和１１年に松竹大船撮影所が開所されたときに、記念として２０００本の桜樹の苗が植えられたもので（今は１/１０ほどの数かと思いますが）、８０年近く、元気に花を咲かせているわけです。そのベテランばかりの桜樹の中で、ぼくが原節子桜と名付けた木だけが、毎年、最後まで残り花をつけるというのはすごいこと。

きっと、ほんとに自分が原節子だと信じ込み、頑張っているにちがいない！来年こそ、新記録お願いしますよ！

２０１５年　原節子桜の歩み

３月２３日開花


４月４日　満開

４月１５日　まだまだ魅せる


５月１日　残り花

５月６日　最後のひと花　最長タイ記録達成


５月７日　今日から完全葉桜へ。　　　

今日から、騒がれないで済むワ。カルガモちゃんにバトンタッチね。