気ままに

大船での気ままな生活日誌

カルガモ日誌(9)

2016-06-01 22:35:54 | Weblog

こんばんわ。

今日も、カルガモ一家に出会いましたよ。もちろん、全員、元気いっぱい!競馬ごっこもしてましたよ。

第四コーナー横一線!というか、一頭が抜けています。

途中で競馬あそびもあきて、三々五々。三羽と五羽の場面。

いたずら坊主、お茶目娘に、お母さん、大変。いつも目をきょろきょろ。

観客も目をきょろきょろ。

では、おやすみなさい、では、ちょっとさびしいので。鳥仲間ということで、今日、光則寺で出会った孔雀のご紹介を。

光則寺の山紫陽花を見ていると、突然、盛りのついた猫の声(笑)。やーんやーん。その声の主を探しに行くと、それはなんと、境内、といっても庭園外の孔雀小屋からだった。羽根は拡げてはくれなかったが、すばらしい青藍色にうっとり。しばらく、見惚れてしまった。

視線も合った

もう一羽。こちらも鮮やかな色彩。両方ともオス?

これでも、物足りない人には、若冲だあ!

(長谷の大通りのお店で)
では、おやすみなさい。かわいいウサギさんの夢でもみてください。

(光則寺のうさぎ苔)

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紫陽花街道をゆく 極楽寺から御霊神社へ

2016-06-01 18:33:17 | Weblog

今日のかまくら散歩は、なかなか面白かった。江ノ電で、長谷で降りて、長谷寺と光則寺を巡り、それから御霊神社、成就院、そして極楽寺へと廻る予定だった。いわゆる紫陽花街道である。

その通りにはならなかった。そのわけは、ぼくが、江ノ電の先頭車両の運転席のすぐうしろの前向き座席を陣取ったから。一度は座ってみたいと思っていた特等席。こんな風に、運転手さんと同じ景色がみえるのだ。

いつもと違う景色を楽しみながら、長谷駅に近づいたとき、ハタと思いついたことがあった。それは、紫陽花が咲く頃の撮影スポットになっている御霊神社前の風景を車内から撮ってみようというものだった。長谷駅を出ると、すぐにその踏切が現れてくる。さて、撮影者はいるか?

左右一人づつおりました(笑)。紫陽花も色づいています。

踏切を越えるとすぐに、トンネルが待っている。撮影者たちはトンネルを出入りする江ノ電車両を待っている。こちら側の紫陽花も色づいてきてはいるが、見頃にはあと少々。

トンネルを抜けると、そこは極楽寺駅。

こうして、ぼくの”紫陽花街道をゆく”は、いつもと逆のコースを辿ることになったのだ。

駅前の紫陽花。ここも、だいぶ色づいてきている。

先ほど、くぐってきた極楽寺トンネルを桜橋から見る。煉瓦造りの坑道門。1906年(明治39年)6月に着工され、翌1907年(明治40年)2月に竣工した。江ノ電全線開通の生みの親。

極楽寺はその橋の左、駅のすぐうしろにある。

忍性さんの創建したお寺。この夏、生誕800年記念の”忍性展”が奈良博で開催される。忍性さんは奈良の生まれ。

千服茶臼と制薬鉢↓。貧しい人に無料で薬を与え、身よりのない子供や年寄りを養う悲田院、病気治療のための療養院をつくった。二十年間に六万人の世話をしたと伝えられる。

境内に紫陽花は目立たないが、華やかな一画があった。

極楽寺を出て、成就院へ。ここは、由比ヶ浜がみえる参道の紫陽花が有名だったが、昨年から3年間の予定で改修工事に入っている。紫陽花も全部、抜かれている。現在も工事中だった。

境内の紫陽花。

ここの夏椿(沙羅)をいつも楽しみにしているが、一つふたつの花が咲いているだけだった。

ここから歩いて、二、三分。先ほど車中からみた御霊神社前の踏みきりに出る。ちょうど、長谷方面からやってくる電車に出くわした。踏切を通り過ぎ、トンネルに入るところを一発勝負で(笑)パチリ。何とか捉えることができた。

次は、踏切を渡り、向こう側からトンネルを出てくる電車を待つことにした。

10分後、出てきた。でも新型車両で、少々、風情がなかった。やはり、昔ながらの車両が似合う。

とにもかくにも、車内からと外からと、両面作戦に成功し、こんな、うれしいことはない。

鎌倉権五郎を祭神とする御霊神社の裏の紫陽花を眺めて、長谷寺へ向かった。


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恐竜展2016

2016-06-01 09:13:20 | Weblog

おはようございます。はや、六月ですね。今朝は恐竜の話です。

上野の科博で開催されている恐竜展2016もそろそろ閉幕を迎えようとしている。ぼくはGWも終わろうかという5月6日に見学してきた。その日は子供たちも学校で、そのせいか、随分、空いていた。展示室もゆっくり廻れ、今回はゆうゆうと写真も撮ることができた。昨年の”生命躍進展”のときだったか、日曜日だったので、大変な混みようで、ろくに写真も撮れなかったことを思い出す。

5月24日現在で入場者数が40万人を突破したという。恐竜が何でそんなに子供たちに、そしてむかし子供だった大人たちにも人気があるのか、考えてみれば不思議なことである。本来ならば、巨大で異様な姿態に恐怖感の方が先にたつと思うのだが。

ぼく自身についていえば、子供時代から恐竜には好感をもっていた(笑)。きっと、それは少年時代の愛読書だった山川惣治作・画の”少年ケニア”に大蛇や獣たちと共に恐竜も登場していて、慣れ親しんでいたせいかもしれない。その後のゴジラ、モスラなどの怪獣映画の出現もまた、当時の子供たちに親近感をもたせたのではないだろうか。あるいは、ただ、子供たちは、もともと好奇心が強いわけだから、直接、危害さえ加えられなければ、喜んで、近づいていくということかもしれないが。

行列もなかった、恐竜展入口。その日、若冲展は200分待ち。

さて、恐竜展2016のいくつかの目玉展示(1~5)について、写真とメモで記録しておこうと思う。

1.スピノサウルスの謎に迫る

1912年に発見され、謎に包まれていたままだった史上最大の肉食恐竜スピノサウルス。2014年に発表された論文で、その生態が明らかになった。なんと、スピノサウルスは恐竜で初めて水中を泳いでいた可能性があるという。また、復元された全身骨格から、スピノサウルスは前脚に比べて後脚と骨盤が脆弱で、肉食恐竜では初めて四足歩行していた可能性もあるという。

スピノサウルスの全身骨格



スピノサウルスの口の先に多くの穴が開いている、これは中まで通じていて、水流などを感じるセンサーの役割を担っていたらしい。水上生活もできた証拠のひとつだという。

長野県の子供もこの恐竜の歯の化石をみつけました。



2.スピノサウルスとティラノサウルス 二大肉食恐竜が夢の競演

恐竜の中でも人気者のティラノサウルスと史上最大の肉食恐竜スピノサウルスが対峙する迫力の巨大空間がみられる。1991年にカナダで発見され、2013年に全身復元骨格が完成したティラノサウルス”スコッティ”。世界に3体しかない貴重な全身復元骨格のうちの1体が初来日した。

ティラノサウルス

両雄の夢の競演

3.赤ちゃん恐竜の初来日

世界でまだ1体ずつしか発見されていないカスモサウルスとパラサウロロフスの貴重な赤ちゃん化石の全身骨格が初来日!
大人の標本と共に展示され、恐竜の成長や恐竜同士のコミュニケーションなどの最新研究が紹介される。

カスモサウルスの赤ちゃん化石

パラサウロロフスの赤ちゃん化石

4.びっくり恐竜大集合 

鳥盤類クリンダドロメウス 

2014年にシベリアで見つかった新種の鳥盤類クリンダドロメウス。その胴体には、フサフサとした羽毛ある。これまでも羽毛様な構造を持つ鳥盤類は報告されてきていたが、鳥類の羽毛とは異なるとされてきた。クリンダドロメウスの羽毛は鳥類と同じ起源の羽毛ではないかと考えられている。恐竜はその進化の初期段階から羽毛をもち、恒温動物への進化をはじめていていた可能性がある、という。

チンタオサウルス 頭部から伸びる40cmの突起が特徴。

2014年にチリで報告されたチレサウルスは、肉食の獣脚類恐竜なのに、植物をすりつぶすのに適した歯をもち、植物食だったと考えられている。従来の恐竜研究の常識を揺るがすチレサウルスの全身骨格が日本初公開されたのに、写真を撮っていない。とほほ。

5.化石クリーニングの実際

採集した岩石から化石を取り出すプレパレーション(化石クリーニング)の実演もみられる。

以上、どれも、最新の研究成果というのがすごい。それも、子供たちにも喜ばれ、40万もの人がみてくれた。研究チームの方々の満足そうな笑顔が目に浮ぶ。

恐竜の進化の過程も勉強できる。

いろんな恐竜

鳥類への進化

孔子鳥の実物化石

最期は若冲の鳥で締めましょう。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で。たまには、恐竜のように、あたりをみまわしながら、のっしのっしと歩いてみましょう(笑)。

 

 

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