京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

考 vs 感

2016年06月15日 04時53分25秒 | 風景
昨日朝の早い時間、父親に電話をした。
「今日は、これから採血や」と言った。
来週、外来があるからそのためのもの。
一人で歩いて病院に行くとのこと。
それは、それでいいのです。


↑これデータはチャンとしているけど、でていません。なんでやろ??
↑新たに画像をアップし、貼ると治った。

「病院の食堂でラーメンを食べるつもりなんだな」と感じました。
だめと言われると余計食べたくなるのでしょうね。
私と一緒では、あそこのラーメンを食べさせてもらえない。
いやですからね。病院の食堂で食事をするのは。
母親を車イスに乗せて、父親が車イスを押し、私が松葉杖を突いて行ったあの食堂。
あれを思い出すのです。
父親にとってそういうのは、感じないのかな?
しかも昼時は、病人が順番をまって行列をつくるのです。
私は、考えただけで食欲が失せてしまう。



突然頭の中で「足のケア」と浮かんだ。
「それや!」と父親に電話で喋りながら小さく言った。
父親に「足のケアに行こう。これから予約を取る。一端電話を切る」と。
そして、足のケアの予約状況を聞き、予約完了。
父親に電話をし、「足のケアをやろう。予約をした。その前に食事をいっしょに食べる。これから病院に行って。必ず携帯電話は持って行くように。私もこれからそちらに向かって行く。わかった!」と言い。用意をして下山。



父親が病院に行き、採血の順番を待ち、採血して精算する時間と私が病院の近所に行く時間を感じると「バスでOK」と返事。
移動中は、ずっと朗読を聴いているから時間の無駄はない。
食事は、七福家と感じていた。



「熊野神社前」に到着。父親に電話をするとちょうど終わって、精算の順番を待っているとのこと。「終わったら、熊野神社で待っている」と伝える。
その時、撮ったのが本日の写真。
一番最初の写真がパイナップルみたいで美味しそうだった。
松の若葉がとても綺麗。



ほどなく父親が到着。
銀行に寄りたいとのこと。
「ダメ!食べるのが先、銀行は後でいい」と京男。
父親は、何が起こっているのか理解できない。
駆け足!と京男。
七福家に入るとカウンター席が丁度二人分空いていた。
「わかった!私はこういう状況が見えていたのよ。考えてわからない世界もあるのよ。フットケアの空き状況も感じているから作戦を組んだ。こういうのは、これから大切な能力なのよ。わかるかな?」と言ったけど、考える父親は理解できない。
この後、銀行でも作業も私がすべて予見した。父親が作業で躓くのをね。一応やらせてだめと諦めかけた時に、次の手を適切にアドバイスするとあら不思議解決する。
父親は、頭がいいのですよ。頭がいい人はどうも考える。考える時間でタイミングを逃がすのです。
20世紀は、データを集積し、考え、行動したらなんとかなった。
これからは、それではだめかも。次世代は、まず直観というか感じ、動き出す方がうまくいくかも。父親タイプは、実働部隊には向いているかも。



ニュースで、東京都知事が追求されていた。頭のいい人はどうもいけませんね。
私なら、「すんません」とまず最初に誠心誠意謝ります。ついでこういう「私のやったことをすべて公開させていただきます。つきましたは、議員の皆様ご自身もひょっとして私と同じような間違いがあるかもしれません。すべて調べて東京都民に公開し、都政の信頼を回復しませんか?」とやりますね。
あそこまで行くとそれしか方法がない。
リオ・オリンピック開会式云々なんてクソクラエです。大切なのは都政の透明性だと思う。一ヶ月もあればできる筈ですよ。それまで議員の給料は差し止めとする。
それが嫌なら辞職しなさい。
もちろん、知事も最後に辞職したらいい。つぎにそんな問題が二度と起こらないようにしてね。
できるかな・・・。できないだろうな。もう旧世代の人たちだものね。
まあ、実際は、制度上できない、無理というでしょうね。できない理由は無限にだしてくるだろう。

昨日の作戦はすべて成功。
妙に直観がするどかった一日だった。
父親は、何が起こったか理解できなかったでしょうね。

※どうもgooブログ、メンテナンスしてから調子が悪いようですね。昔のSo-netブログみたい。

和菓子
中村 肇
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↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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蕎麦と天ぷら

2016年06月14日 16時03分09秒 | 


昨日は、蒸し暑い気温だった。
でも外にでると妙に冷える。
バスや建物は、クーラーが稼動しはじめた。
そろそろ半ズボンや半袖がつらくなってきた。


↑大黒屋「天ぷら定食」海老と野菜の天ぷら、温かいおそば、小鉢二品、御飯、お漬物

体質が変化してきたのか、身体が冷える。
しかも、すぐに横になる。
こういう時は、血圧が低い傾向にあるのだろう。


↑大黒屋「初夏の天ぷら」海老、鱚、伏見とうがらし、茄子の天ぷらとざる蕎麦


↑そば湯

こういう時でも父親と外食に行ったりする。
楽しみにしているから「中止」というのもね。
最近、食欲で父親に負けている。
父親と食料品を買ったり、食事をしていると私が胸部くれする。


↑イノダコーヒ「プリン」

この日なんか、全然私の食欲がなかった。
この時は、「天ぷら」で釣って、大黒屋に行く。
ここの天ぷらなら文句ないだろう。


↑イノダコーヒ「クリームみつ豆」この二品を二人で分けるのです。知った人に目撃されたら、恥ずかしいな。

私も、「天ざる」を注文。
ここは、そば湯がくるから好き。
高血圧には、そば湯がいいのです。
なんて言っても、最近、私の方が血圧が低くなってきている。
父親の方が高いのです。
父親に「そば湯には、ポリフェノールの一種で毛細血管壁を強化させ、高血圧・糖尿病・老人性痴呆症などに予防効果のあるルチンや、老化を防ぐビタミンEが多く含まれているからいいのよ。私ならそば粉をお湯に溶いて毎日飲むけどな・・・」と言っていた。
家で蕎麦がきを作って食べるけどな・・・やらんか。
高齢者の好きな『ためしてガッテン』でやってくれないかな。
NHKグランドなら信用するだろうし。

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太鼓望楼

2016年06月13日 04時31分44秒 | 
昨日は、昼から雨が降ってきた。夜には本降りとなりました。
梅雨ですね。
雨も降らないと困ります。雅満雅満。
「雅満(がまん)」とは「我慢(がまん)」の言い換えです。
「我慢」って我(エゴ)が満る(いっぱいになる)ようで使いたくないのです。
「雅(みやび)」が満る(いっぱいになる)方が好きなんですよ。
以下の建物の写真は、京女と篠田屋(しのだや)で食事をした後、市バスに乗るために待っていた時に撮った写真です。
三条京阪の南側にある元小学校の建物。


↑この建物は、以前京都市立有済小学校(きょうとしりつ ゆうさいしょうがっこう)だった。


↑この上に飛び出しているのは「太鼓望楼」というらしい。役割は、火の見櫓として、半鐘を鳴らして、火事を知らせるとともに、太鼓をたたいて番組(町組)内の人々に時刻を知らせたので、この望火楼は後に太鼓望楼と呼ばれました。
そういえば、最近、京都で火の見櫓はないかも。



この日は、時間がなかったので篠田屋で軽く食事をした。
やっぱり私は、カレーライス。
普通は、「皿盛」を注文しておられるのですが、私は「皿盛」より普通のカレーライスが好きかも。
高校時代、学校の食堂にスター食堂が入っていた。
その時のカレーライスがこんな感じの味だった。


↑篠田屋「カレーライス」


↑ウスターソースで味が完成します。好みですけど。

こういうカレーライスにウスターソースをかけて食べると昔の味になります。
家で食べていたカレーは、こういうタイプじゃなく、ハウスジャワカレーだった。



このラーメンは、京女の注文。
ここのラーメンも昔の味。
和風出汁の昔ながらのうどん屋さんのラーメン。


↑篠田屋「中華そば」

篠田屋にこれを目当てにこらえる人も多いと思う。
懐かしい味です。
私は、このタイプのラーメンなら食べられます。
こういう篠田屋さんのようなお店、調理している人が病気になったりしたらお店はどうなるだろう。
この頃、知っているお店が閉店続きでめげております。
どうか後継者を見つけてくださいね。

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シンプルなのがいい

2016年06月12日 05時35分44秒 | モノ
これは、京男の歯ブラシではありません。
先日、背中が痒くて困った。
「痒み」って「痛み」と同じぐらいたちが悪い。



入院していた時、背中の手の届かない部分が痒くて一晩中寝られない時があった。
その時、自分で寝返りもできない状態だった。
ナースコールを押して「すんません、背中が痒くて寝られません」と、気の弱い京男は言えなかった。
それとか寝返りが出来ない苦しみというのも体験しました。
寝たきり状態になるのはとても辛いことです。
お腹を半周ぐらい切られた手術をしても、ほとんど痛くなかった。
痛いで思い出した。右脚を牽引する必要があり、鉄串を太股に突き通された時は、痛かったな。もう一本といわれたら、秘密を漏らしてしまっただろう。
表面の麻酔はしていたけど、骨の所は痛かった。
親知らずが抜けず3時間ぐらい経って、麻酔が切れ始めた時も困った。



でも「寝返りができない」とか「背中が痒い」という一見地味なモノが意外と問題です。
今回、こんなモノを手に入れた。
江戸屋の「孫の手ブラシ黒馬毛」です。
これは、背中を掻く用のブラシ。
以前、父親にプレゼントしたことがあります。
使っているかな?


↑江戸屋「孫の手ブラシ 黒馬毛 桧」

今回は、自分用に購入。
こんなシンプルなモノなんだけど、具合がいい。
父の日のプレゼントに最適でしょうね。
私は、待てなかった。



こういうシンプルなモノが好き。
充電の必要もない。ソフトも必要ない。ただ背中を掻くだけ。
最近、やたら充電式やワイヤレスの機器が増えている。
小型のバッテリーだから最初はいいけど、すぐにバカになる。
自分でバッテリーを交換もできないから、結局、新しいモノを購入する。
PCだって必要もないのにOSをアップデートしてくれる。
新しい機能なんて殆ど必要ないのにね。

この「孫の手ブラシ」を見ていると安心感がある。
おそらくかなりの年月使用できるだろう。
背中を掻いてブラシが磨り減るためには相当年月がかかるだろう。
職人さんの技が極限まで使われている。



日本は、使い捨ての製品をたくさん作り、売らないと景気がアップしない。景気がアップしないと国民が幸せにならないという図式をやめた方がいいように思う。
いいモノを作り、修理して長く使う生活がいいかも。
いまのままでは、経済格差がドンドン広がり、幸福感が低くなって来るように思う。
お金は大切だけど、私の知る限り持ってあの世に行けない。
スマホだってあの世に持って行けません。
一人で何も持たずにあの世に行く。
あの世では、スマホなんていらないですよ。思えば他の存在に伝わる。嘘もつけない。弁護士や警察や医者もいない。高学歴なんて意味もない。学ぶ必要はないですからね。もちろんお金も必要ない。食事や服も必要ない。
そのことを考えていかないとだめかもね。

このブラシで背中を掻きながら考えておりました。

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雨の紫陽花2

2016年06月11日 04時45分36秒 | 風景・和菓子
昨日は、夏のような日差しだった。
気温も高い。
耐えられない程ではないけど。



朝から私の病院、昨日は眼科。
先週の視野検査や写真を撮った結果の外来。
ドクターが右目の緑内障はまったく正常になっているとのこと。
左は、まだちょっとデータが引っ掛かるから目薬は処方するとのこと。
やったね。自分で治した!
西洋医学的なアプローチでは普通回復しないですからね。
視力もアップしている。
いまのやり方が有効なのがわかりました。
ただ、やり方を書いても普通はできないので書けないのが残念です。



血圧だって最近、低くなって来ている。
徐々に病院から離れないとね。



京女が有給休暇を取っていたので、急遽、田中長生療院に行く事にした。
身体全体のバランスを調整することはとても大切ですからね。
自分で歪んでいてもなかなか修正できませんから。
おかげですっきりしました。
来週は、鍼灸か。
私は、西洋医学より東洋医学的なものの方が相性がいいのかも。
西洋医学を否定はしませんが、どうも「生命」については認識が弱いように思う。
父親と話しているとそこが全然違う。
父親は、大学病院等の権威というかブランドを重要視している。
ドクターに注文をつけるなんてことは「トンデナイ!」と考えているようですね。
父親は、干支でいうと「子」つまりネズミ歳、実験動物の感覚なのかも。



話しが全然違うところに行ってしまった。
昨日の記事の続き。
一昨日、智積院で立ち話をさせてもらった編集者のとの内容を補足。

私はこんな話しをしたのです。
「最近、撮影する時、何も考えなくなった。ただシャッターを押すだけ。いい写真を撮ろうという気が起こらない。誰かにこの風景を見せてあげようと思わない。思うとドンドン欲が出てうまく撮れないように感じています。ハッと閃いた時、カメラを出しタダ撮る。いいとかわるいとか考えなくなってきている。だからあなたのようにプロにはなれない。プロってある意味悲しいものですね。でも生業としてやらないといけませんよね。それはそれで必要なこと」と話しているのです。
自分で喋っているのに、自分で聞いてなるほどと思った。



いい絵を撮ろうと思いすぎるとうまくいかない。
本当は、カメラなんか持って歩かない方がいいのかも。
もちろん、スマホなんかもね。
軽くて性能のいい双眼鏡の方がいいかも。
でもそれでは、ブログも続けられない。
インターネットなるものもうっとうしく感じる時がある。



プロでもできるだけ「エゴ」みたいなものを出さないようにソッと撮るといい絵が撮れるかもね。
なんて内容を喋ったように思います。
それを自分のどこかの部分が聞いていて、納得しているのですよ。
いい話を聞いたってね。



この3次元世界の面白さは、他者と交流することによって、お互いに刺激し合い、体験を深めて行くことが目的なのかも。
だから、適切な「いい縁」に出会えないといけない。
そのためには、「自分がいい縁」になるようにしなければいけない。

社寺仏閣で「いい縁が得られますように」と祈っているだけでは、「いい縁」は来ない。
「いい縁」ってなんだろう?
写真を撮ったり、ブログのようなものを作成するのも、仕事をするのも、家事をするのも、他者との関わりあうのも、「いい縁」になるために必要なのかも。
そんな風に感じている。


↑亀屋良長「あじさい」

「そんなことを言ってもその程度ですか」と言われそうね。
その程度なんです。(笑)
大器晩成型の私としては、どうしようもない。
なんてことを感じました。


↑煉切、黒こしあん

色々な人と出会えるのはとてもいい刺激になります。
彼岸に行ったら、そんなアナログなことはできないですからね。
此岸に生きていればこそです。
なんかもとまりのない内容でした。

※最近、書きっぱなしで読み返していない傾向にあります。チャンとした内容になっていないかも。

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雨の紫陽花

2016年06月10日 05時34分57秒 | 風景・和菓子


梅雨になった。
これから一ヶ月ぐらい梅雨空が続くのかな?
今週の火曜日は「雨がほどよく」降っていた。





これは、紫陽花を撮りに行くチャンスだ。
珍しく傘を差し、下山する。
場所は智積院。
先日、行った時は晴天で花に勢いがなかった。
紫陽花は雨でないとね。



行くとやっぱり綺麗だった。
紫陽花は、やっぱりウエットでないといけません。
写真を撮っている時、同じように撮影している人にあった。
お話ししているとガイドブック用の撮影をしている編集者さんだった。
もともと、写真が専門でないそうです。
私と同じようにカメラマンに撮影してもらうタイプだったようです。
最近は、自分で撮っているらしい。
きっと自分で撮ってみたくなったのでしょう。
わかります。



京都の花は、十年ぐらい前に比べるとダメになったとおっしゃっていた。
私もそう感じていますと言いました。
もちろん具体的な社寺をあげると、同じ意見でした。
京都の花は確実に悪くなっています。
桜も紅葉もね。
だからライトアップをして誤魔化している。
誤魔化すだけじゃなく、売上アップもあります。
社寺も皆さんの浄財でまかなえなくなってきている。
でも現時点では、過去のブランド「○○神社・○○寺」というものが有効だけど、いつまでも過去のブランドだけでは、集客が難しくなるかもね。
企業経営もそうだけど、余力のある間に次の手を打つ必要があると思う。





かなり前、あるお寺から「有名になりたちのだが企画してくれないか」という依頼があった。そのお寺はかなりの古刹だった。行くと掃除が行き届いていなかった。それと住職が縁側でビールを飲んでいた。
「檀家は、コンピュータで管理している。卒塔も印刷できる。墓地や駐車場もちょっと大きくしている。でも同じ所属している理事長の○○寺と同じぐらい古い歴史をもっている。だからあの○○寺と同じぐらい有名になり、観光客を呼びたい」とのことだった。
京都は、そういう不思議な仕事が来る場合があります。もちろん、紹介者があったのことですけど。
あの時、生意気なことを言ってしまった。
「ご住職、有名になりたちのはわかります。まずお寺の掃除からしたらどうでしょう。犬の糞や落ち葉がいっぱいあります。これでは、近所の子供達が遊びにきてくれない。まず近所の住民を味方にしないといけません。昼間からビールもいいですが、まずご自身が人に慕われる生き方をした方がいいのではないでしょうか?これだけ立派なお寺ならきっと人がたくさん来てくれるようになりますよ」と坊主に説教してしまった。縁側でビールを飲んでいたのが気にくわなかったのでしょうね。
もちろん、仕事は成り立たなかった。
あのお寺、その後有名になったとは聞きません。
くだらないことを書きました。


↑長久堂「七変化」

別に坊さんが祗園で遊んだらだめとはいいません。
境内でビールを飲んだらだめともいいません。
でもやらなければいけないことはやらないとね。
どんなに立派な社寺仏閣でも運営する人がだめなら、人間がだめならそれが全体に出てしまうのです。


↑みじん羹、赤こし餡

その編集者の方と立ち話程度だけど、面白い話ができました。
でも名刺交換しなかった。無粋だものね。
まだ、話した内容があるのですが、明日に続きを書くとします。

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こうなったら食べられへんな

2016年06月09日 05時38分32秒 | 風景
バス亭まで歩いて行った。
いつもの道でこんなものを見た。
竹の皮が剥けている。
向けた竹の色が旨そうに見えた。



なんか妙に面白いと感じる。
「こうなったら食べられへんな・・・」と思った。
パンダってこんなになっても食べよるよね。
あれってほんまは、営業用なのかも。
笹とか竹を喰って、あれだけの大きさになるのはどうも怪しい。
あのメイクもちょっと胡散臭い。
動物園のスタッフが染めているのかも。



あの黒い部分、年取って白髪になったら、どうなるのかな・・・。
それって単なるシロクマじゃん。
まあ、シロクマも温暖化でダンダン住むところがなくなってきているらしいね。
パン柄になったら住むところが増えるかも。
なんてしょうもない事を考えておりました。



小さな花もよく見ると綺麗です。
誰も見向きもしないだろう。
でも健気に咲いている。



これは、なんの種かな?
ひょっとして喰えるんじゃないかなぁ・・・。



なんて考えながらバスを待っておりました。
昨日は、蒸し暑かった。

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大仏前

2016年06月08日 05時07分54秒 | 風景
本日の記事は、昨日の補足。


↑「大仏前交番」京都国立博物館の南西角にあります。北隣に公衆トイレがあります。博物間や三十三間堂に来られたら見ている筈です。



「大仏前」という名前の場所が二つあります。
昨日、カットに行った時に撮りました。
小雨が降っていたので、その前に智積院の紫陽花も撮りました。
それは、また別の日に。


↑京都国立博物館の西門

この京都国立博物館の西門は、ドラマや映画のロケでよく使われています。
地元の人間としては、東京方面の話なのになんで京都国立博物館なんやろ?と思ってしまうんですよ。俳優さんの眼鏡を見て「眼鏡研究社」のモノやとかね。
時代劇でも撮影場所がわかるのが京都人の特徴かも。
若い世代はどうかな?


↑京都国立博物館の西門と豊国神社の間にあるこの石垣が大仏殿の石垣なんです。



昨日は、体調が変だったのか、石垣の表面に沢山の人の顔が見えて、ちょっと気味悪かったな。
一昨日の記事を書いていたからかな・・・。
小雨で浮かびあがってきたのかな?


↑豊国神社。本殿の向こうに大仏殿が建っていた。高さが45メートルもあったらしいから、かなりの大きさで見えていたはずです。私が立っている場所が正面通になります。かなり広いでしょ。


↑「京都大仏前郵便局」前の家の時は、よくここへ来ていました。なんで大仏前なの?と疑問を持つ人は案外少ないのかな?


↑郵便局のところのプレート。

この郵便局住所を書くと「京都府京都市東山区本町4-136」やけど「本町通正面上る」となっているでしょ。これが京都らしいのです。昔は「京都府京都市東山区本町通正面上る本町4丁目136」となるのかも。泣きそうになるぐらい長いでしょ。
実は、いま住んでいるところの住所も絶望的に長いです。宅急便の手配で向こうが住所を確認する時、漢字が読めない人が圧倒的に多いですね。

タクシーに乗って「本町通正面上るに行ってください」と行ったらここへくるかな?本町通は、北行きの一方通行だから七条から上がってくるのかな?それとも川端通をから来るのかな?そうか鞘町通を下がって正面通で左折して本町を左折してここへ来るのかな?
ややこしいでしょ。(笑)

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京の大仏、不幸物語

2016年06月07日 06時32分26秒 | 風景
京都に奈良の大仏のような仏像があったのを知っていますか?
こういうのを意外と地元でも知らないのです。
だから、情報を集めて書き記しておきます。


↑京都国立博物館の北、豊国神社の東にあります。

天正14年(1586年)/豊臣秀吉は奈良の東大寺に倣(なら)って大仏の建立を計画し、大仏殿と大仏の造営を始めた。
文禄4年(1595年)/大仏殿がほぼ完成し、高さ約19メートルの木製金漆塗坐像大仏が安置された。
慶長元年(1596年)/慶長伏見地震により、開眼前の大仏は倒壊した。このとき秀吉は大仏に対し「おのれの身さえ守れないのか」と激怒し、大仏の眉間に矢を放ったと伝える。その気持なんとなくわかりますね。しかもこの大地震で伏見城の天守閣も落ちましたからね。



この慶長大地震は、三箇所で起こったのです。
1.慶長伊予地震が1596年9月1日に伊予国で起こった。M 7.0。
2.慶長豊後地震(大分地震)が1596年9月4日豊後国をおそった地震。M 7.0~7.8。
3.慶長伏見地震は、1596年9月5日に起こった。M 7.0~7.1。
たった420年前の話ですよ。



その他にもあります。
慶長地震というのもありますね。1605年2月3日、南海トラフ巨大地震の一つとされてきたが、伊豆小笠原海溝付近震源説や遠地津波説など異論もある。M 7.9~8.0。紀伊半島沖と房総沖が連動したとする説もあり、M 8.4~8.5ともされる。津波地震と考えられており、地震動による被害は少なかったが、現在の千葉県から九州に至る広範囲の太平洋岸に津波が襲来し、死者1~2万人を数えた。
会津地震(慶長会津地震)1611年9月27日、会津地方をおそった直下型地震。M 6.9。寺社損壊、死者約3,700人。
慶長三陸地震(慶長三陸地震津波)1611年12月2日に三陸沖を震源として発生した地震でM8.1。ただし、津波の痕跡の範囲などからこの従来の定説に疑義があるとされ、千島・色丹(北海道太平洋)沖の震源と連動した大地震・津波だったとする説もある。この大津波による北海道・三陸の死者・被害甚大。地震被害の記録はほとんど無い。
慶長十九年十月二十五日の地震 、1614年11月26日に起こった地震。従来高田領大地震とされたが、会津から松山に至る日本各地に被害記録があり、震源は不明。


↑北方向

現在の日本列島は、慶長の頃と同じようなサイクルになっているかも。
油断できませんね。
東南海地震や関東大震災だって、無いとは言えない。
オリンピックやリニアモーターカー大丈夫だろうか。


↑北方向

京の大仏の話しにもどりましょう。
慶長元年(1596年)、地震で壊れて秀吉は諦めるかというと諦めない。
秀吉は、夢のお告げと称して、倒壊した大仏に代わり、善光寺如来(阿弥陀三尊)(当時は甲斐に在り)を移座して本尊に迎えることを計画。木食応其の尽力により、慶長2年(1597年)7月18日に善光寺如来が京に到着し、大仏殿に遷座された(義演准后日記)。これ以後大仏殿は「善光寺如来堂」と呼ばれることになり、如来を一目拝もうとする人々が押し寄せるようになった。秀吉は翌慶長3年(1598年)病に臥し、これは善光寺如来の祟りではないかということで、同年8月17日、善光寺如来は信濃の善光寺へ戻された。
滅茶苦茶なことをしますね。最晩年の秀吉はちょっとおかしかった。
結局、慶長3年(1598年)、秀吉は法要を待たずに死去してしまった。悔しかっただろうな。
大仏殿は高さ約49メートル、南北約88メートル、東西約54メートルという壮大なものであり、また境内は、現在の方広寺境内のみならず、豊国神社、京都国立博物館、妙法院、智積院そして三十三間堂をも含む広大なものであった。大仏殿は、現在、豊国神社が建つ位置にあった。
ものすごい広さですね。


↑東方向

秀吉の子、豊臣秀頼(当時9歳)が遺志を継ぎ、片桐且元を中心に今度は銅製で大仏の再建を行ったが、慶長7年(1602年)11月、鋳物師の過失により仏像が融解して出火し、大仏殿は炎上した。
それでもまた慶長13年(1608年)10月には再び大仏および大仏殿の再建が企図された。大仏殿と銅製の大仏は慶長17年(1612年)に完成した。


↑西方向

慶長19年(1614年)には4月、梵鐘が完成し、南禅寺の禅僧文英清韓に命じて銘文を起草させ落慶法要を行おうとしたところ、7月には梵鐘の銘文について徳川家康より「不吉な語句がある」との異議が唱えられ、法要中止の求めがあった。これが、豊臣家と徳川の争いに発展した、世に言う「方広寺鐘銘事件」である。
最終的に豊臣秀頼は、大坂城内で自害(満21歳)。


↑豊国神社、お賽銭を集めておられました。

その後の大仏。
寛文2年(1662年)の地震で大仏は小破し、木造で造り直されることになった。
結果的に奈良の大仏より大きい盧舎那仏が完成。
寛政10年(1798年)の7月には大仏殿に雷が落ち、本堂・楼門が焼け、木造の大仏も灰燼(かいじん)に帰した。
この時のわらべ歌が
「京の 京の 大仏つぁんは 天火で焼けてな 三十三間堂が 焼け残った ありゃドンドンドン こりゃドンドンドン」


↑豊臣秀吉といえば「瓢箪」ということで瓢箪を栽培してはりました。

天保年間に現在の愛知県の有志が、旧大仏を縮小した肩より上のみの木造の大仏像と仮殿を造り、寄進した。しかしそれも、昭和48年(1973年)3月28日深夜の火災によって焼失している。
京の大仏は、トコトンついてないですね。
いまは、地名で痕跡がある。
「大仏前郵便局」東西の通りで「正面通」というのはその名残。正面湯はもうなくなった。「正面」とは、大仏の正面という意味。


↑瓢箪のネジネジ

もう、大仏を復活しようと思ったら出来るだろうか。
少なくとも、こういう歴史があったのを語り継いで欲しいものです。

私なら、この大仏殿跡で盧舎那仏を復活させるな。
どうやって?
白い風船で外形を作り、そこに3Dプロジェクションマッピングでやればできるかな。ちょっと安っぽくなるか。
次世代の空間投影技術はないのかな・・・近未来のSF映画では普通に出てくるけど。
でもやった時、どうやって拝観料をいただくか?騒音の問題もでてくる。
静かにやれば夜の観光になるけどな。

それと京都市内をある眼鏡をかけて歩くと昔の姿がウッスラ映るというのも面白いかも。平安時代は、このあたりは森だったとか。別の広大な建物があったこと。わかると楽しいかも。Googleマップでそういうレイヤーができるといいのにね。
いま、自分が立っている場所は、藤原さんの家だったとか、わかったら面白いのに。
そんなこと考えないのかな・・・。
そうすると京都観光していても楽しいのに。
ながら歩行になる危険性はあるけどね。

和菓子
中村 肇
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↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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薊の花も一盛り

2016年06月06日 06時43分33秒 | 


昨日は、またまた京女と実家へ。
色んな用事があります。
タクシーは勿体ないので市バスで移動。
京女(京都女子大)のところで、この花が咲いていた。
この色が妙に綺麗に感じた。



同時に
「薊の花も一盛り」と頭に浮かぶ。
意味は「器量のよくない女性であっても、年頃になるとそれなりの魅力や色気が出るものだというたとえ」
「鬼も十七山茶も煮端」「鬼も十八茨も花」「鬼も十八番茶も出花」「鬼も十八蛇も二十」「南瓜女も一盛り」「芋女も一盛り」「娘十八番茶も出花 」
なんでこんな言葉がするする出てくるのかな?



久々にまるむし(ダンゴむし)を見つけた。
小さい時、この虫が好きでジッと観ていた。
小学校にセンザンコウの剥製があった。
あれも不思議な形状だった。
アルマジロも不思議な動物だと思う。


↑はとや食堂「おかず2品、豚汁、御飯」

実家に行く前に「はとや食堂」で食事。
昨日は、おかず二点、味噌汁、御飯の定食を食べた。
なぜか、二人とも同じおかずだった。
味噌汁と豚汁の差はあったけど。
これで700円は、ほっとするお値段です。


↑焼きナス、万願寺


↑ハンバーグ

このお店を父親に教えているのですが、なかなか一人でいきません。
いいのに・・・。
こういうお店が我が家の近所にあったらいいのに。
朝6時から午後6時まで営業しているのもいい。


↑豚汁

こういうホッとするお店がもっと増えるといいな。
最近、オシャレな店は多いけど、実質的に得した感が少ないし、健康的な料理もすくないと思います。
私があまり食べられなくなったからかな・・・・。



これは、実家の散水用のホース。
これでは使い物にならない。
メーカーに送り返して修理してもらいます。
そのために撮った写真。

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アル禁!

2016年06月05日 05時29分23秒 | 
先週の父親との外食。
父親は楽しみにしている。
お店の選択に頭を悩まします。


↑楽味「日替わり定食」これは毎日変化します。念のため。

よくよく聞くと好き嫌い、食べず嫌いが多いのです。
しかも堅いモノを噛もうとしない。
味の濃いものを好む。
ラーメン、天ぷら、すき焼き、寿司が好み。
炭水化物中心の食生活。
ラーメン・ライスをするタイプです。
だから糖尿病になるのかな。
栄養学の知識はゼロ。
私と正反対なんですよ。


↑赤魚西京焼き

さて、先週の外食は、富小路錦下がった「楽味」に行きました。
ここは、地下にあるのですが、ビルの奥にエレベーターがあるので行けるのです。
これは大切なことなんです。
「ケララ」や「北極星」だってエレベーターがなければ行けません。
私は、最近階段でも問題ないのですが、父親はちょっと辛そうなのと転けると怖いですからね。


↑ちくわ磯部と小芋揚げ

日替りの内容でいいかと確認をとり注文。
その時、父親はビールと言った。
すかさず私は「ダメ!ノンアルコールビールにしなさい」と言った。
父親は、喉が乾燥しているのか、まず炭酸系を飲みたいのでしょうね。
喉が乾燥しているならお茶を飲めばいいのに・・・。
炭酸系も問題かも。なぜなら胃の中が炭酸ガスで膨らみ、御飯が余り食べられなくなるからです。普通でも小食になっている父親が食前に炭酸系はいけません。


↑オニオンスライスとコーンのサラダ

ダイエットをしたい人は、食前に炭酸水を飲めばいいかも。
胃が膨らみあまり食べられなくなる可能性がある。でもビールのようなアルコールだと食欲が増進するかも。だから炭酸水ねっ!もちろん加糖でないものです。


↑合いまぜ

先日、広東料理を食べた時、ビールを注文して飲んだのを観察していた。
食べた後、場所を移動するわけですが、歩みが鈍くなるのです。
高齢の父親、しかも元来アルコールに弱い父親が飲めば、当然脚に来る。
脚に来ると歩けなくなるのです。
急にビールの注文をノンアルコールビールに替えられたので不満気味な父親にその事を丁寧に説明した。
食後、買い物で歩いたのです。父親は「やっぱりアルコールを飲まない方がよく歩ける」と言ってくれた。
ちょっとは理解してくれたようです。


↑イノダコーヒ「レモンアイスクリーム」、これも京男好み。あんみつと騒ぐ父親にこういうモノもあると教えた。満足していた。

次ぎに食事をしながら「ジェネリック医薬品とはなにか?その問題点とはなにか?」について説明しました。
父親は「先発医薬品と同じ成分・同じ効き目があり、より安価な薬」という普通の人の理解をしている。だから「安いなら別にいいじゃないか」と言います。
もちろん、それも事実です。でもどうも厚生労働省と製薬会社が胡散臭い。
血圧の薬を売るために高血圧の規準を上げたり、下げたりするやり方は信用できない。


↑この日は、ケーキセットにして、まず私が珈琲をブラックで飲み、おさがりを父親にあげました。父親は、ミルクと甘味がないと飲めないという子供状態なんですよ。

消費税を10%にするのを延期すると安部首相が会見した。
当然、税収がその分なくなる。
2%上げた分を福祉や健康保険、年金に使う予定だった。
どこかからそれを集めてこないといけない。
きっとこれから薬をあまり処方するな、介護関係も金を使うな、年金も満額渡すなとなる。でもこれだけ不景気になっても公務員は、ボーナスが満額出るのです。普通、民間の会社なら赤字決算ならボーナスを満額でないだろう。固定費を下げるのが普通。それをしないで声の小さい所から削ろうとするだろう。
それに対し、われわれ国民はシビアに政府に対応しないといけない。
本来なら国民の手で国の財政を監査した方がいい。
3兆円ぐらいすぐに出てくるだろう。


↑久しぶりにケテルの「アップルクーヘン」を食べた。父親に教えてやろうと思いました。イノダコーヒのケーキは、ケテルという名称がついている。カール・ケテルというドイツ人の名前から来ています。第一次世界大戦の時、捕虜として日本に来た。戦後、本国に帰らず銀座にドイツ料理店を開店。90年にイノダコーヒと提携関係になり、ケーキのレシピを引き継いだ。いま、イノダコーヒ本店近くにケーキ工房があります。

われわれ国民は、もっと真剣に政治のことを考えないといけないと思う。
もっと真剣に政治屋たちのやること、言っていることを見ないといけないと思う。
なんてことを父親に話していた。
情報操作されたデータ新聞や感情的テレビ、加工修正された統計を注意深くチェックしないといけない。
安部首相の会見が言葉だけで、内容がないとなんでわからないのかな。

等々を食事をしながら話しておりました。
父親にとってはまったく別世界の話なのかも。

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深緑もそろそろお終いかな

2016年06月04日 05時06分44秒 | 風景・和菓子




昨日は、ちょうどいい気温でした。
風もあり、青空も綺麗だった。
買い物もあったので、ちょっとだけ歩きました。





服装は、いまが一番薄着でしょうね。
例のトラ足製造用のサンダル※でした。
もちろん、半ズボンに半袖。
これからもっと暑くなると厚着になるのです。
クーラーが効き出しますからね。


↑※トラ足製造用のサンダル/2011年8月17日の写真。サンダルを履いていて、こんなに日焼けした。これで救急車で運ばれて結構大変な状態なのに、ドクターや看護士さんから「なんですか?」と質問ばかりでしたね。手術室でも質問された。「入れ墨です」と言ってやったらよかったかな・・・。このトラ足の原因になったのがKEEN(キーン)のサンダル。





京都駅や東福寺方面に行く時は、かならず智積院を通ります。
緑が深緑からさらに色が濃くなってきている。
そういえば、智積院で「青葉祭り」がある。
時間の経つのがやたら早い。
今月もあっと言う間に月末でしょうね。
それが終わったら、七夕、祇園祭。
それが終わるとお盆だ。


↑亀屋良長「青楓」


↑外郎、白こしあん

今年は、暑い夏らしい。
やれやれ。

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父親 vs. 広東料理

2016年06月03日 04時33分42秒 | 

↑チャーシュー

先日の日曜、父親から京都市勧業館「みやこめっせ」で展示会がある。
一人で行ってもいいけど・・・という話があった。
実家から歩いて、私なら10分ぐらいの距離。
だから一人で行かせるということも考えた。
ただ、実家を燻煙タイプの殺虫剤で処理したかった。
そのためには、京女の手伝いが必要なのです。


↑タマゴスープ、スープの好きな父親用。

実家は、一戸建てなんですが、警報器がやたら付いている。
数えたら5箇所ある。
燻煙をする前に、警報器をシャワーキャップ状のもので覆わないと警報がなるのです。ただ警報器って天井にあります。
実は、私、脚立に乗れないのです。
脚立に乗り作業してフラッとなったらエライ事になる。
だからその作業だけは、やってもらわないとだめなんですよ。


↑春巻

しかも、いま肋骨部分の筋肉が断裂して、上を向く作業に向かない!
横着をして作業すると事故に繋がります。
慎重に生きないとね。


↑京女が酢で食べると美味しいと言っていた。

とういうような事情で、一緒に「みやこめっせ」に行く事になった。
もちろん、その前に燻煙作業をしてね。
だから、すぐに帰れない。
父親は、もう昼食のお弁当を断っていた。
そういうことだけは知恵が回る。


↑芙蓉蟹、これなら父親の歯でも食べられる!

「日曜日の岡崎公園近辺は、スイカの種や観光客が多いからランチを食べるのは大変」と父親に言ったけど、「大丈夫!」と何の根拠もない答え方をした。
最近の観光事情を全く理解していない。
そこで考えたのが、用事を済ませ、すぐに岡崎公園からタクシーで離れ、ランチを食べると密かに計画した。
用事がお昼に無理矢理終わらせ、タクシーで広東料理「鳳泉」に連れて行った。
日曜日は、混んでいる可能性がありますからね。
お店に飛び込んだら、案の定混んでいた。
でもなんと座れた。


↑ヤキメシ、芙蓉蟹のソースをかけると美味しかった。

父親は、何が起こったか理解していなかった。
座った途端、お店の外に行列が出来た。
ギリギリセーフ。
こういう状況を父親は知らないのです。
幸せな人やね。


↑トマト牛肉、父親は気に入ったらしい。この肉なら柔らかいし、油っこくないからいいと思う。高齢者は肉を食べないといけませんからね。

父親は、このお店に来たことがなかった。
そうか父親は連れてきていない。
二人で行くと品数が限られてきますからね。
この日は、三人だからちょっとは食べられる。
ということでこのようなメニュー構成になった。
父親は、ビールを注文。
この父親のビールに関し、後日分析、昨日の食事の時はノンアルコールビールにすると決めました。もともとお酒が強くない人がビールを飲むと、歩き難くなることがわかったからです。いわゆる「脚に来る」というヤツです。
それとただでさえ胃袋が小さくなっているのに、最初にビールを飲むと食べられなくなる。(というようなことを昨日食事をした時に理屈を話し、実際ノンアルコールだと歩くことができました)


↑ポテト、三人なら注文できる。

三人でこれだけというのがちょっと情けない。
昔なら私の一人前なのに・・・。
この後、またタクシーに乗り、百貨店に行き買い物でした。
そして、タクシーで実家へ。
空気を入れ換え、掃除。
気が付いたら日曜日が終わっておりました。
なんか疲れました。

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紫陽花

2016年06月02日 04時19分31秒 | 風景・和菓子


もう6月になってしもた。
月末は、「夏越の祓」があります。
時間が猛烈な勢いで過ぎて行く。
もう少し、ゆったり流れないものかなぁ・・・。



昨日は、いい気持ちの一日だった。
爽やかな風が吹いていた。
ちょっと寒いぐらい。



昨日は、眼科用の視野検査やいろいろな角度の写真を撮られた。
眼底写真だけは、笑っても映らないのがちょっと不満やね。
レントゲンでも一応ニコッとするんやけど。
視野検査は、ゲーム感覚でちょっと面白い。
あれで高得点ならなんか商品がでたらもっとやる気がでるのにな。
まあ、結果は来週のお楽しみ。
いい点数ならドクターに「高得点なんでちょっと診察料を値引きして!」って可愛くいってみようかな。



近所で紫陽花がいっぱい生えているところを発見。
これはいい。
遠くに行かなくてもいいかも。
昨日は昼からだったから、直射日光の場所の花は元気がなかった。
雨上がりに来てみようっと。


↑二條若狭屋「紫陽花」


↑きんとん、粒あん、煉切

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「翼果」というんだ

2016年06月01日 04時13分25秒 | 風景・和菓子


やっと智積院の建物から出て来ました。
晴れているけど、いまひとつシャキッとした青空にならない。
2月ぐらいからずっと晴れても、ボーッとした青空。
きっと中国大陸から来る黄砂や微小粒子状物質(PM2.5)が常に飛んで来ている状態なのかも。
だとしたら迷惑な話。
自国も相当健康被害がでていると思う。
人口が多いから問題ないのかな?
いずれ肺ガンになる人が増えるだろう。


↑これが「翼果」



観光客を見てると結構喫煙をしている人がいる。
悪い空気の中で喫煙というのは凄いと思う。
時々、ランチタイムでも喫煙可のような店がある。
それとコンビニの前で喫煙している人も多い。
バス亭前にあるコンビニだったら、バスを待っていると煙をすることになる。


↑茎の部分が赤い?

「翼果」というタイトルから逸れてきた。
智積院の境内を歩いているとモミジがボーッと赤い木がある。
よく見ると種が付いている。
この種がモダンだと思った。
ヘリコプターのような、オシャレな竹とんぼのような形が実にいい。



このモミジの種のことを「翼果」というそうです。
ヘリコプターのようにクルクル回り、風に乗り遠くへ飛び、子孫を繁栄しようというモミジの戦略なのね。
植物の世界も子孫繁栄で大変だ。
羽根の部分がなぜか赤いのがモミジ(紅葉)らしい。
これがほんまの紅い羽根やぁ~!






↑千本玉寿軒「青楓」


↑こなし、白こしあん

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