ここは、知恩院の御影堂です。
大きな建物ですよ。
知恩院は、法然上人(1133~1212)の浄土宗の総本山。
高校の時は、三年間浄土宗系だったから知っている筈なのに意外と法然上人のことは知らないな。
以下の二つぐらいかな・・・。
・「仇を討つことなかれ」
法然さんが、子供の時(幼名を勢至丸)お父さんが敵に夜襲をうけて非業の死を遂げる。亡くなる時に「仇を討つことなかれ」といわはった。仇は、仇をうみ、憎しみは絶えることがなくなってしまう。どうか、すべての人が救われる道を探し、悩んでいる人たちを救いなさい。というのが遺言。それで法然さんは一生を人々をすくうということに精進された。
その話しが印象的だった。
アメリカその他の国の人たちにきかせてあげたい話しやね。
・「月影の いたらぬ里は なけれども ながむる人の 心にぞすむ」
そういえば私の雅号は「月影」となっています。
月の光は、誰にもどんな里にも平等にふり注いでいる。でも眺めた人にしか月の光の存在が分からないように、「南無阿弥陀仏」と念仏を称えた人だけが阿弥陀様の本願によって極楽浄土に生まれること(往生)ができる。という意味。
私は、極楽浄土に生まれるより、いまとここが極楽浄土と気付く方がいいと思う。でも宇宙の恵みに気付かないことにははじまらないものね。それを認識するという意味ではこの歌が好き。
さて、本題に入っておかないといけない。
今日の話題は、「忘れ傘」
御影堂の正面の軒裏に、「忘れ傘」というのがあります。
行ったついでに探してみました。
この傘には名工左甚五郎が魔よけのために置いたという説。
知恩院第32代の雄誉霊巌上人が御影堂を建立するとき、このあたりに住んでいた白狐が、自分の棲居がなくなるので霊巌上人に新しい棲居をつくってほしいと依頼し、それが出来たお礼にこの傘を置いて知恩院を守ることを約束したという説。
いずれにしても傘は、雨が降るときにさすもので――最近は、日よけにさす人が多いかも。それでも「日(火)よけ」という意味では、火災から守る意味もあるのか。
↑写真真ん中のがそうです。ようわかりませんでした。
実物は、鳩除けの網がじゃましてはっきりミエイドウ(見えへんど~)。
左甚五郎も鳩除けまでは想像できなかったのかも。
前首相の嫁の写真を貼っておいたら鳩は大人しくなるかもね。
Twitter→@kyo_otoko
法然上人のお父様は立派な方ですね。
やはり、この親にして~でしょうか?
前首相の嫁の鳩避け、鳩より人が来なくなりそうです(笑)
親はそういう風に対応しないといけないかもしれませんね。
確かに写真が貼ってあったらちょっと嫌やね。(笑)
鳩除けの金網はどうも嫌ですね、何か方法は無いのだろうか?
前首相の嫁の写真はもっと嫌だしね。(^_^ゞ
それだけ鳩が多いのかな。
鳩だけじゃなくてコウモリもかもしれませんね。結構お寺にいますから。
写真を貼ったら人が来なくなるかもね。
今夜はお月見ですね。そちらは晴れていますか?
鳩がいるからしょうがないとはいえ、この金網はちょっと。。。ですね。
曇っていますね。無理かな。
なんか今日は早じまいするかも。
金網はちょっとね。コストの問題だろうな。コウモリなんかもいるだろうし。
ハクビシンやアライグマもいま問題になっていますね。