京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

雨の東寺桜

2017年04月16日 06時46分38秒 | 社寺・和菓子

↑もう現在は散ってしまっているだろうけど、東寺の桜も最近人気がでてきていますね。清水寺が本堂の茅葺き屋根の交換で絵にならないから東寺あたりがいいのかも。

今年の桜は、晴れ間は少なかったかも。
しかも開花が一週間ぐらい遅れた。
人間が思うように自然は進行してくれませんね。


↑ここは、宝蔵のそばに小野道風ゆかりの柳と伝わる柳です。どうみてもそんなに古くは見えないけど・・・。
小野道風の話は、次のようなものです。小野道風は平安時代の貴族・能書家です。藤原佐理と藤原行成と合わせて三蹟といわれている。ある日、道風は蛙が一生懸命に柳に飛びつこうとしている光景に出くわします。どうせ無理だろうと眺めていると、蛙が柳の葉に飛びつきました。この光景をみて道風は頑張って努力すれば道は開けると悟ったという逸話なんです。あまり面白くない逸話やね。その光景を見た道風さんが柳に飛びつき、見事この水に落ち、この石で頭を打った。そのショックで急に字が上手くなったという方がいいと思うけどなぁ・・・。


↑花札、これは11月の札やから春の話ではないのかな?


↑その側に蛙が乗った石があります。この蛙、柳に飛び移りそうに見えないけど・・・。

京都市内のソメイヨシノ系の桜は、散ってしまったかな?
後は、原谷苑や仁和寺になる筈だけど、どうかな?
天気予報ほど外は暖かくないかも。
私自身は、桜はきらいでないけど、人が多いのが苦手ですね。
人が年々多くなってきます。
十年前はそうでもなかったのに・・・・。


↑御影堂(今、解体修理中)の側の桜。

いつもの贔屓君に抱きついていたんだけど、写真がないです。
残念。


↑亀屋良長「春水(しゅんすい)」


↑煉切、白あん

なんや訳のわからん内容になってしもた。
つんまへん。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする