京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

ばらずし

2006年07月03日 05時03分27秒 | 


デパ地下を歩いていたら「ばらずし」という看板が目についた。
京都では、ちらしずしのことをばらずしといいます。



写真のばらずしは、京都といっても丹後地方ですが、昔からある独特のおすしらしいのです。
「ばらずし」って京都独特の言い方やね。普通は「ちらしずし」というでしょ。
「五目ずし」ともいいますね。これも京都独特かな。
ようわかりません。
京都でいうと「ばらずし」や「五目ずし」は「おばんざい」的なおすしで生ものが上にのってこないのが特徴かな。
家でつくるおすしという位置づけかな。



このお寿司の珍しいのは、鯖(さば)のおぼろをつかっている点かな。
酢飯の中にサンドイッチになっているんです。
まつぶたという長方形の木箱で段状に重ねて作り、木べらで四角に切って取り分けるそうです。
きっとお祭りやお祝い事など、人の集まる時につくったんだろうな。
家庭の味なんやろね。
とり松
コメント (2)
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