真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

また異文化に・・(1)

2008年07月14日 | Weblog
4泊でソウルとモッポに行って来た。目的はモッポにある共生園という施設を訪問し、支援している子ども達と会うためとお誕生日をお祝いするためだった。共生園は四国の田内千鶴子さんと言う方が今から50年以上前に韓国のモッポに韓国の孤児達を収容したのが始まりで、今でも70人以上の子ども達が共同生活をしている。

何らかの事情で両親から離別した子ども達なのだが、下は3歳くらいから18歳までの男女が居る。今回はモッポから1時間くらい離れた所に新規オープンした自然の水を溜めて作ったプールの開所式に子ども達が招待されたので、運動会も兼ねてピクニックも行った。

70人の子ども達とお世話をする先生方など総勢90人のピクニックは、トラックに山積みの食料と飲み物を積んで出かけた。総勢90人の異動は大型バスと数台の車だったのだが、ある場所に着くと、突然アナウンスがあり、予定が変更になる。それでも目的の場所に何とか全員が集まるから凄い。

さらに小学校の校庭で運動会をするという予定は前もって学校に連絡し許可を取っていたわけではなく、その場で交渉しているのだ。「日本では考えられないですよね」と園長は平然と笑って言った。予定は有って無きが如しなのだが、なんとか帳尻が会うのだ。

韓国では、土曜など休日の場合は許可さえとれば誰でも使用できるのだそうだ。そこにテントを張って運動会をした後でランチをしたのだが、ここでもやはり異文化を感じた。日本ならさしずめお弁当が配られると思うのだが、韓国ではそうはしないのだそうだ。

様々な料理を5人くらいがグループで食べられるようにお皿にもり、好き勝手に座って皆で食べ始めるのだ。決して一人分づつ分けるようなことはないのだが、人のことなど気にもとめずに食べたいだけ食べるって感じだ。それに対して誰1人文句を言うものもいないのだ。

そして、自分の所の食べ物が無くなると、次のグループに異動してまた食べ始めるのだ。もちろんキムチは出ていて、小さな子どももキムチは好きらしい。その逞しい食欲に圧倒された。韓国に行くたびにいつも驚くことが多いのだけど、韓国人の食に対する考え方にまたまたびっくりでしたっ!。

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