真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

また異文化に・・(5)

2008年07月19日 | Weblog
新規オープンした自然の水を溜めて作ったプールの開所式に共生園の子どもたちは招待され、ピクニックも兼ねて参加したことは書き込んだのだが、実はここでもまた異文化だった。

運動会もしながらランチを食べることになっていたので、園を朝9時頃出発し開所式にまず出席するため現地に到着し、殆どの食料をトラックから降ろした。ところが、会場には開所式が行われてからしか入れないと言うでは無いか。そして、開所式は急に午後からに変更になったと告げられた。

駐車場にはすでに多くの車が駐車してあり、多くの招待客もいるのに、まだ開所式の準備をしているのだ。開所式の時間が変更になっても誰一人として文句を言うでもなく、トラック一杯に食料を再度積み込み移動することになった。案の定、すいかを落として割ってしまった。

午後2時頃、運動会とランチを終えてもとの場所に戻ってくると、それでもまだ椅子を並べている状態で、招待客は椅子に座っていなかった。でも駐車場には車が溢れていたのだ。

結局、開所式前に招待客はプールに入る事を許された。私には水遊びをしているように見えた。なぜ水遊びをしているのように見えたかと言うと、誰1人として、水着を着ている人は居ないのだ。普段着のまま水の中に飛び込み、全身ずぶぬれなのだ。

すると、一緒に来ていた人達を捕まえては、水の中に放り込み始めたのだ。私はびっくりして逃げ回ったのだが、執拗に追いかけ、水に入れ入れと言うのだ。水着も無く、着替え着も無い状態で、水の中に放り込まれては大変だと思うのだが、彼らは屈託なく平気で水の中へ次々と放り込んで行く。放り込まれた方も、別段怒る訳でもなく楽しげに笑っているのを観ていたのだが、なんか私の理解を超えていた。

放り込まれた女性に着替え着を持っていないのにどうするの?と聞くと、「しょうがないわ」と笑っている。さらに、この後別会場で夕食会があるのにどうするのと聞くと、「このまま、過ごす」とまた平気なのだ。

何もかもが計画的に整然と行われる日本とは違って、アバウトな計画で、ころころ計画が変わったとしても、変わるのが当然として受け入れている韓国人は、寛大と言うべきか、私にはとても耐えられないものだ。午前中で始まるはずだった開所式は午後5時になってもまだまだ続いていたのだ。




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