その2からの続き、、、
11:20、文三郎尾根方面へ滑落しないよう、安全第一・慎重に下り始める。
↑ 中岳の向こうに阿弥陀岳
〇 赤岳山頂直下は急峻な岩場
いきなり急峻。アイゼンをつけているので、雪がついていない岩場は歩きにくい。
マジ、こえーよ。。。
アイスバーンは2か所。カチコチだ。
少しすると、急峻な岩場は終わり。ホッとする。
途中、中岳を越え、阿弥陀岳方面への尾根分岐があった。この先は夏シースンにお預けかな。
(↑ 阿弥陀岳)
〇 文三郎尾根
雪は凍っておらず、斜面は急なものの斜めステップで下っていく。
ピッケルは、左右どちらに持っても、スムーズに扱えるようになりたいですね。(特に左手)
ピッケルは、左右どちらに持っても、スムーズに扱えるようになりたいですね。(特に左手)
前方から左手に目をやると、阿弥陀岳。昨年、コースミスで冬季限定バリエーションルートを目で追いながら、あんな険しいコースを登ったんだねと。。。。
地蔵尾根滑落現場の上空を転回するヘリコプターの飛来を見届けながら、下っていく。
↑ 前回、この分岐がわからなかったんだよね。。。
なんだかんだ無事に行者小屋まで戻ってきた。腰を下ろして小休止とした。(再びトイレにも寄っておく)
雪の状態からアイゼンはそのまま。急斜面は終わったのでピッケルからストックに持ち替える。
手袋も汗でぐしゃぐしゃだったので、新しいものに替えておいた。
〇 北岳鉱泉
来るときは行者小屋までは南沢ルートで登ってきたが、せっかくなので北沢ルートで北岳鉱泉を経由して美濃戸口まで戻ることに。
ここまで上り返しがあって、疲れた脚には結構こたえる。
そこからは基本的に下り基調。しばらくして赤岳鉱泉に到着~
テラスで小休止。ここで12爪アイゼンを外して、チェーンスパイクに交換しておく。
〇 北沢ルート
北岳鉱泉を後にした。なかなか良いローケーションですね。
川沿いに一定の下り基調の遊歩道?木道?を下っていく。
やや、尾瀬っぽいかな。ややだけど(笑)
ここでチェースパイクを外す。ここから広い林道となった。
夏山のYMAPコースだと、林道で大回りするコースとなっているが、雪道では途中右手にショートカットできる脇道がある(ピンクリボンがないので、見逃して少し通り越してしまったよ)
疲れ果てて、美濃戸登山口まで下りてきた。あと45分歩いて駐車場だ。。。
〇 この先も、少しショートカットコースある。
ピンクリボンを見落とさないように。。。。
八ヶ岳山荘の駐車場には、14:30に戻ってこれた。(5:20出発)
距離約19km弱 休憩を含み9時間ちょっとでした。
今回は、北側斜面がアイスバーンで滑落の危険があったので、その先かなり慎重に行動した。精神的にも肉体的にもかなり疲れました。
冬の八ヶ岳は、しばらく遠慮して、夏の八ヶ岳に来てみたいですね。
帰りは南諏訪インター横の、いつものハルピンラーメンで塩分補給をして帰宅。
マッキーの長時間の運転とナイスフォトに感謝です。
夏の計画立てるよ~
(剣岳、白馬岳 など)