ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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Log20111231 今年を一文字で言うなら「絆」でも「難」でもない「虚」の年だったと私は感じています。虚偽、虚言、虚構、空虚、虚ろ・・・心のなかにぽっかり穴があいたような経験を経て甲府に漂着した私が、やっと自分を取り戻せたように思いながら迎えた今年、3.11が無ければ今年はもう一歩前進出来そうな計画を立てていました。それをご破算にしても、このブログに書いてきたような事を自分で確認せずにはいられなかったのです。

3月-4月の「無計画停電」という事態が無ければ、おそらく私は被災地宮城県の知人をサポートするだけで終ったかも知れません。「計画停電」という「虚」に振り回され、それに相乗りするだけの政府・行政の姿から3.11、原発震災問題の本質を考えるに至ったのです。あとは過去記事の繰り返しになるので書く事もありません。
9か月を経て得た結論は、これほどの虚構の世界を信頼してきた自分の情けなさ、忸怩たる思い、それだけです。

2011年12月のアクセスの中に、アクセス数95と記録されているURLは twitter から来たもので、記事は、2011.12.17 田原総一朗さんは小沢一郎事件の原因を書いたのか です。twitter でリンクされて訪問者があったのは初めてでしたから、最初はこのログに戸惑いました。二日ほどの間に集中的にアクセスされて終りましたが、私は twitter を未だ使っていないので具体的にどのような経過だったのかは不明です。テーマは関心を持ち続けている小沢一郎さんの問題ですから、私としては田原さんの記事が読めたことで十分でした。

甲府市や山梨県に関する記事以外は原発問題に関係する記事でした。
12月当初に私の関心は文部科学省の給食測定補助施策に関することでしたが、森ゆうこ副大臣会見以後の情報は文部科学省でも地方自治体でも確認できていません。
給食食材を個々に測定するのではなく、給食一食分をまるごと測定する方法が文部科学省の指示で来年度から実施されるらしい情報も見ています。この方法は既に行なっている自治体もありますが、詳しい内容はいずれ確認しておくつもりです。
他の問題でもそうですが、情報がきちんと見えない場合にその裏にあるのは「虚」の世界です。今年それを私は学びました。

大晦日ですから来年への想いも書き残しておきたいですが、私自身にとって2012年が良い年になるとは期待していません。最期に悔いの残らない生き方をしたいと思っています。「門松は冥土の旅の一里塚・・・」



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あまんじゃく12月30日 「風月庵 椿」を出て歳末の用事を一つずつ片付け、全てを完了して訪問したのが「あまんじゃく」さんです。
憂き事の多かりし年の瀬の締めくくりとして、私にはふさわしい隠れ家とでも言えましょうか、こちらのマダムは私の「甲府学」の先生です。

2007.12.28 あまんじゃく、癒しのオーラ に書きましたが、初めてのお付き合いは2006年7月でした。それ以来、何かにつけて立ち寄ってはお話をしているのですが、私が何かの会合に出かけてこんな話があったと話すと、「しゅんこ」さんはそのテーマをとっくにご存じで、より深い話が伺えるという経験を何度もしています。

今日は店内の素敵な正月飾りを一枚撮りました。いつもはお人形さんたちしか居ない場所に鏡餅、光がかぶってしまっていますが上から紙垂(しで)も下げられていました。お店の中は古風な造りなので、この正月飾りがとてもマッチしていました。今年の営業は今日で終り、1月は3日からです。通常は15時~23時が営業時間です。

小出裕章さんの講演会の前売チケットをお世話していただいたのが「あまんじゃく」さんでした。講演会公式サイトを最初に確認した時にチケット取り扱い店の一覧表に見付けてすぐに電話でお願いしたのです。現在の情報では当日券は販売しない、既に満席とのことです。

小出さんと言えば、 2012年1月14日と15日に 脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA がパシフィコ横浜で開催されます。私は出かけることができないのですが、二日間のプログラムを見ていると参加できないのが残念です。
このページから知ったのですが、小出裕章×小林武史 「未来は、私たちの手にかかっている」という対談がテキストで読めました。

小出裕章さんが対談の初め方で語られた言葉、『私のテリトリーは放射能や原子炉だけれど、今回の事故の過程を見ていると、日本という国がどういう国なのか、経済界や経営者が一体どういう人達だったか、ということが歴然と明らかになってきてしまったように思えて。』
2008年暮れから2009年の正月にかけて、私の関心は「年越し派遣村」から見えてきた経済界の姿でした。その続きは小沢一郎問題に引き継がれて陸山会事件について記事にすることが多かったです。大袈裟な言い方をすれば、日本社会の支配構造に私は継続的な関心をもつようになりました。デジタル脳の私には分に過ぎるテーマですが、その姿が私なりにはっきり見えたのが3.11以後だったように感じています。こんなバカモン共に任せてきた側に私もいる、その忸怩たる思いがつのっても今更どうにもならない、憂き事の多かりし年の瀬とはそういうことです。

自分が見て感じたものが果たして普遍的に言えるものかどうかは分かりませんが、いまさら自分のスタンスを変えることはできないので、今年ブログに取り上げたテーマは来年まで引きずっていこうと思っています。

「椿」さんの続きで「逸店逸品」カテゴリーの記事にする予定でしたが、しゅんこさんと小出さんの事を話し込んできたものですから記事もそちらシフトしてカテゴリーが変ってしまいました。タイトルにした桶屋町通りについては、別な機会に書きたいと思います。



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風月庵 椿 12月30日、甲府市中心街まで年末の用事で出かけて、いつもながらの遅い昼食は「風月庵 椿」のお赤飯になりました。一足早くお正月がきたような気分。

ふと壁に目をやると、あっ!と思いました。すっかり忘れていましたが3年ぶりの再会です・・・2008年12月30日のブログで書きましたが、風月堂の溝口様は句会に参加されていて、毎年年末の句会では書道の先生がおいでになり会員の句を筆書きしていただける・・・というお話を伺っていたのです。溝口様の句は、『憂き事の多かりし夜の寝酒かな』

風月庵 椿
風月庵 椿 風月庵 椿
同じ句会のどなたの作なのか、『東北の元気占うぶり大漁』・・・ 隣の壁に小出裕章さんの講演会ポスターが掲示されています。
正月飾りに癒されながら、宮城県で活動する知人達の復活を祈らずにはいられませんでした。



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2011年12月30日、マイクロソフト・セキュリティ脆弱性対策が公開されました・・・
MS11-100 Vulnerabilities in .NET Framework Could Allow Elevation of Privilege (2638420)  公開日: 2011年12月30日、最大深刻度 : Critical 緊急-特権の昇格です。
このページから該当するパッチのダウンロードページに入り、日本語版に切り替えてダウンロードできます。
私が処置した11時現在では ja-jp ディレクトリから英語版に飛びますが、間もなく日本語版が公開されればダウンロードも直接日本語版になるでしょう。
MS11 は今年は2桁で終りかと思っていたのですが、三桁になりました。2010年は106まで行きました、2009年は074まででした。日本から逃げ出すことが難しいのと同様に Windows からも逃げることはできないので、来年も上手に付合っていくしかありません。小学生に英語が必須になったのは良かったなぁと思っております。
マイクロソフト情報を読み取ってご両親に教えてあげる子供たちが、これからの日本を支えてくれます。リニアよりも環状道路よりも八ッ場ダムよりも、なによりもまず子供たちを守りましょう。



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◇ 首相官邸 > 官房長官記者発表 > 平成23年12月 > 平成23年12月27日(火)午前 (以下当該部分を抜粋)
 次に、「防衛装備品等の海外移転に関する基準」については、これまで副大臣会合等において慎重に検討を重ね、本日の安全保障会議における審議を経て、お手元に配布いたしました内閣官房長官談話にある基準となった旨、閣議において報告されました。
 今回の基準は、近年の防衛装備品を巡る国際的な環境変化に対応するための方策について検討を行なった結果、防衛装備品等の海外への移転に関し、平和貢献・国際協力に伴う案件及び我が国の安全保障に資する防衛装備品等の国際共同開発・生産に関する案件については、従来個別に行なってきた例外化措置における考え方を踏まえ、包括的に例外化措置を講じることとするものであります。
 なお、具体的内容については、この記者会見後のブリーフィングを行なうということで、詳しくはそちらで様々、訊いていただきたいと存じます。

◇  経団連 会長コメント・記者会見における会長発言に、12月27日 「防衛装備品等の海外移転に関する基準」に関する米倉会長コメント
『今後は、新たな基準のもとでの武器輸出管理に関する制度設計が重要である。経団連としても、米国や欧州など海外調査の結果を踏まえ、具体的に検討していく所存である。』
◇ 2011年12月27日 三菱重工業株式会社 『政府の方針にしたがって防衛装備品の国際共同開発・生産案件の具体化を検討』
以下、首相官邸 発表PDFファイルから、年月日の漢数字はアラビア数字に変換した。


「防衛装備品等の海外移転に関する基準」についての内閣官房長官談話 平成23年12月27日

政府は、「平成23年度以降に係る防衛計画の大綱」(平成22年12月17日閣議決定。以下「新大綱」という。)を踏まえ、防衛装備品をめぐる国際的な環境変化に対する方策について慎重に検討を重ねた結果、次の結論に達し、本日の安全保障会議における審議を経て閣議において報告を行った。今後、防衛装備品等の海外への移転については、以下の基準によることとする。

一.  政府は、これまで武器等の輸出については武器輸出三原則等によって慎重に対処してきたところである。

二.  他方、これまでも、国際紛争等を助長することを回避するという武器輸出三原則等のよって立つ平和国家としての基本理念を堅持しつつ、我が国が行う国際平和協力、国際緊急援助、人道支援、国際テロ・海賊問題への対処といった平和への貢献や国際的な協力(以下「平和貢献・国際協力」という。)、弾道ミサイル防衛(BMD)に関する日米共同開発等の案件については、内閣官房長官談話の発出等により、武器輸出三原則等によらないこととする措置(以下「例外化措置」という。)を個別に講じてきた。

三.  新大綱においては、近年の防衛装備品をめぐる国際的な環境変化について、「平和への貢献や国際的な協力において、自衛隊が携行する重機等の装備品の活用や被災国等への装備品の供与を通じて、より効果的な協力ができる機会が増加している。また、国際共同開発・生産に参加することで、装備品の高性能化を実現しつつ、コストの高騰に対応することが先進諸国で主流になっている。」としており、政府は、こうした認識の下、平和国家としての基本理念を堅持しつつこのような大きな変化に対応するための方策について検討を行ってきた。

四.  今日の国際社会においては、国際平和協力、国際緊急援助、人道支援、国際テロ・海賊問題への対処等を効果的に行うことが各国に求められており、我が国は、平和国家として、国際紛争等を助長することを回避するとの基本理念を堅持しつつ、こうした平和貢献・国際協力への取組に、より積極的・効果的に取り組んでいく必要がある。
同時に、国際社会の平和と安定を損なうおそれがある防衛装備品等の不正な流通及び拡散を防止するため、途上国等の輸出管理能力の強化に向けた支援などにも積極的に取り組んでいくべきである。
また、我が国は、これまで米国との間で安全保障に資する防衛装備品等の共同研究・開発を行ってきたところであるが、国際社会が大きく変化しつつある中で、我が国の平和と安全や国際的な安全保障を確保していくためには、米国との連携を一層強 化するとともに、我が国と安全保障面で協力関係にある米国以外の諸国とも連携していく必要があり、これらの国との間で防衛装備品等の国際共同開発・生産を進めていくことで、最新の防衛技術の獲得等を通じ、我が国防衛産業の生産・技術基盤を維持・高度化するとともに、コストの削減を図っていくべきである。

五.  こうした観点から、政府としては、防衛装備品等の海外への移転については、平和貢献・国際協力に伴う案件及び我が国の安全保障に資する防衛装備品等の国際共同開発・生産に関する案件は、従来個別に行ってきた例外化措置における考え方を踏まえ、包括的に例外化措置を講じることとし、今後は、次の基準により処理するものとする。

(1) 平和貢献・国際協力に伴う案件については、防衛装備品等の海外への移転を可能とすることとし、その際、相手国政府への防衛装備品等の供与は、我が国政府と相手国政府との間で取り決める枠組みにおいて、我が国政府による事前同意なく、
 ① 当該防衛装備品等が当該枠組みで定められた事業の実施以外の目的に使用されること(以下「目的外使用」という。)及び
 ② 当該防衛装備品等が第三国に移転されること(以下「第三国移転」という。)がないことが担保されるなど厳格な管理が行われることを前提として行うこととする。

(2) 我が国の安全保障に資する防衛装備品等の国際共同開発・生産に関する案件については、我が国との間で安全保障面での協力関係がありその国との共同開発・生産が我が国の安全保障に資する場合に実施することとし、当該案件への参加国による目的外使用や第三国移転について我が国政府による事前同意を義務付けるなど厳格な管理が行われることを前提として、防衛装備品等の海外への移転を可能とすることとする。なお、我が国政府による事前同意は、当該移転が我が国の安全保障に資する場合や国際の平和及び安定に資する場合又は国際共同開発・生産における我が国の貢献が相対的に小さい場合であって、かつ、当該第三国が更なる移転を防ぐための十分な制度を有している場合でない限り、付与しないこととする。

(3) もとより、武器輸出三原則等については、国際紛争等を助長することを回避するという平和国家としての基本理念に基づくものであり、上記以外の輸出については、引き続きこれに基づき慎重に対処する。


この件に関係して思い出すのは、山梨日立建機の地雷除去への取り組みです。東日本大震災で津波被害の対策に機雷掃海艇による作業の話もあったような気がしますがソースは失念しています。子供たちを外部・内部被ばくから守る防衛産業の国際協力も経団連には是非ご検討いただきたい。

メディアのニュース記事は未だ読んでいません。たまたま別件で見ていた経団連サイトで会長コメントに気が付いたのでまずはソースを確認しました。メディア関係は年明けに読んでみたいと思います。経団連が歓迎する事で私も喜べたケースってこれまで無かったですが、この件は私には関係ないでしょう。私に関係するのはインターネットの防衛産業です・・・

クリスマス頃から特殊なアクセス(phpThumb.php アタック)が頻発しています。私がサポートするサーバーには関係無いプログラムですが、1分たらずの間に数十件のアクセスで攻撃可能点を確認しているらしいアクセスでした。ファイルはありませんというエラー(404)が大量に残っていてログの確認に時間がかかって困りました。
今は終息していますが、12月には awstats.pl 脆弱性を探るアタックも大量でした。これらの全ては侵入された海外のパソコンを踏み台にして来ているようです。awstats.pl が多かった時期に、山梨県内の公的サイトに何か問題がでたかサーバーダウンに気が付きましたが、原因は違うかも知れません。

来年は新規蒔き直しで勉強しながら私本来の仕事に集中したいなぁと思っています。剣術遣いが名刀を手に入れたくて刀鍛冶になってしまったような私ですが、結局どっちつかずに終ってしまいそうで焦っています。



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山梨県で2011年12月26日発表の県庁記事が2件ありました。

産業廃棄物への放射性物質混入可能性の追加調査の結果について
平成23年7月30日測定、8月22日発表の時も、今回も、記事本文にもPDFファイルにも、測定方法については何も書かれていません。施設がどこなのか分からないのは私が山梨県内のこういう処理施設については何も知らないからなので、それは私の不勉強ということで仕方ないです。
●それで国の暫定基準値以下ということで安心な廃棄物はどこの管理型処分場に埋められたのでしょうか。ちょっと知っておきたい気がします。
一見、まともなデータを発表しているかにみえて、読んでみても実態が分かった気がしない、不思議なものです。

国の放射線調査の測定方法等の見直しおよび本県の対応について
肝心な事が抜けているいるように思えます。空間放射線量が落ち着いているとはいえ、気になることは山梨県内にもあるかもしれない土壌汚染のホットスポットです。
●航空機モニタリングで差し引かれた東日本平均値を考慮した上で、丹波山地域などに対する山梨県としての考察と対応は知事記者会見の言葉で終わったのでしょうか。
●合同庁舎4箇所に配備された高精度の測定器を毎月一度使う時以外は自治体にお貸ししますという話だったと思いますが、借り出して測定している自治体があるのか無いのか、そういう実態の事をきちんと知りたいものです。
●文部科学省が補助してくれることになった給食食材測定器材について、山梨県はどのように対応されたのか、きちんと知らせて子供たちを安心させて欲しいと思っています。山梨県発表情報では給食問題が出て来ないことが最大の弱点になっていると感じています。そういう状況から判断すると、給食会という組織に何か問題があるのではないかとの思いが捨て切れません。

年末仕事のラストスパート中なので、なぐり書きですが、折角の発表なので記録だけしておきます。


◇ 福島県南相馬市在住の被ばく被害者 ぬまゆのブログ、2011年8月6日にブログを始められて、翌日、全国の、お父さん、お母さん、どうか・・ご自分の「子ども」を守ってください! との記事でご自身のことをお書きになった。12月、毎日、多数のコメントがついています。



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八ッ場ダム建設事業が事業継続に方向転換したことに関連した記事を読んでいる時に、西武新宿線が脱線・運休というニュースが流れて、えっ、爆弾テロか?と思ったほどでした。それくらい、この八ッ場ダム問題の根っこには国土交通省とそれにつるんだ地方政官業集団がある、テロ以外にこれらを潰すすべが無いと考える人がいてもおかしくない・・・と。テロじゃなくて単なる脱線事故だったようで良かったです。

前田国土交通大臣への抗議声明(科学者の会) 2011年12月22日

八ッ場ダムの建設中止を求める意見書(千葉県弁護士会) 2011年(平成23年)12月22日

八ッ場ダム建設決定に関する抗議声明(八ッ場あしたの会) 2011年12月23日

八ッ場ダム建設事業は山梨県には直接関係はないのですが、同じ組織が山梨県でやろうとしていることに、私は関心があります。八ッ場ダム問題は他山の石です。
既に甲府市中心市街地活性化事業で税金の垂れ流しをやってくれたことを納税者は忘れるべきではありません。地権者に投入されたのは地方税だけでは無い、国土交通省が扱うのは国税です。その事業の目的達成に責任を持つ人はいなくて良い役人事業、まさに八ッ場ダムと同じです。

新山梨環状道路北部区間も同じようなもんでしょう。「おもてなしのやまなし観光振興条例」違反が行なわれようとしていても、既に始まっていることを後出しの条例では縛れない・・・公務員はそういう言い訳も考えた上で条例を作った。国と県がつるんだ事業に中止は無い。

リニア推進はもちろん安泰です。根津さんの図書館を破壊したことも、防災新館の地下に甲府城跡を形だけ残すことも既に終ったこと、富士山の世界遺産申請に伴う施策も条例より先行したから問題無い。今後はこの条例を厳格に適用し、片目をつぶる対価を含めた「要綱」に従い得意の裁量で運用する。
『(5) 観光の振興は、将来にわたる持続的な観光の発展を実現するためには、良好な自然環境及び景観の保全並びに歴史的又は文化的資産の保存を図ることが重要であるという認識の下に、推進されなければならないこと。』


責任を持つ人がいなくて良い役人事業のひとつが、震災瓦礫全国受入れ問題です。
「爆発後の日々」 を訪問したら、神奈川県黒岩知事が瓦礫受入れを表明して市民から反論続出という情報を知りました。山梨県と違って知事が乗り出した神奈川県ですが、私が「爆発後の日々」のその記事にコメントしたポイントは、瓦礫を受入れるなら市民にも測定させるべきだということです。市民といっても個人レベルの話では無く、広く県民が容認できるレベルについて合意形成ができる市民グループを中核にしてという意味です。
子供は自分達自身で守るしかない、給食食材をそっちのけで売れ筋商品を大事にする人々に子供を任せていたらどうなるか。文部科学省からの通知にどう対応したかすら県民に知らせない行政の体たらくは、仕事の目的は自己保身で子供たちは念頭に無いと示している。
東京町田市のブログ 「子どもと未来をつなぐ会・町田」 をリンク集に追加しましたが、その調査記事を読んで愕然としました。今日が最後のクリスマスになるかも知れない子供たちがいるのかも・・・・

八ッ場あしたの会サイトで、2011年12月27日の記事ですが、NHK解説委員が「八ッ場ダム『事業を継続』 検証は十分か」というニュース解説を2011年12月22日 深夜に流したことが書かれています。
 NHKの時論公論が「国交省の八ッ場ダム検証」を検証(2011年12月27日)
私はNHKを全く見ませんのでこんなニュース解説番組があることも知りませんでした。
読んでみればわかりますが、今頃になって何の為の解説か。 後年、八ッ場ダムに起因する問題が起った時に、あの当時皆様のNHKはちゃんと解説しましたというアリバイ番組に過ぎない。
NHK甲府支局にお願いしたいが、この松本浩司 解説委員に新山梨環状道路北部区間について調べて現状を解説することを依頼していただけないだろうか。


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甲府市での年末年始ごみ処理について書いた記事に、「カラス」「黄色」の検索語が入ったアクセスがあることに気が付きました。私にはまったく予想外のキーワードでしたので、他にどんな記事があるのか確認した結果が以下の通りです。
主要記事にリンクしておきますが、これで必要十分な情報だと思います。

1.◇ カラスは黄色に弱い? 特殊物質配合のごみ袋で効果 2005/12/05 東京新聞朝刊 を引用したWebページです。これが置かれているサイトに、
2.◇ カラスは黄色がきらいってホント? カラスと黄色いごみ袋の関係について、理論的根拠が明確に書かれています。2008.10.28 の記事で、これらは 科学ジャーナリスト 柴田佳秀のバーチャル自然研究所 の「カラス研究室」の中にあります。

3.◇ PDFファイル 70 KB-カラス対策・「黄色いごみ袋」の検証実験が終了! 17.8.25 杉並区広報課の広報記事(2005年)
~杉並区では「カラスには見えない半透明の黄色いごみ袋」の効果を検証するため区内の梅里二丁目町会で6ヶ月間の使用実験を行なってきました。~というサブタイトルになっています。
『カラスは視覚による識別能力が高く、ごみ袋の中身を見分けてごみをつつきます。その視覚を撹乱し、人間には中身が見えるがカラスには見えないという特殊な効果があるとされる黄色いごみ袋の効果を検証・・・』と始まり、記事の最後では、『黄色い袋と白い袋が混在している集積所で、カラスが黄色い袋を避けてその他の袋に向かう傾向が見られ、黄色い袋にはかなり高いカラス回避効果があると認められました。カラスは学習効果が高いといわれていますが、6か月を経た現在においては黄色い袋の効果は継続しています。』と書かれています。
3-2.現在の公式ページでは、暮らしの情報 > 住まいと環境 > 清掃、ごみ、リサイクル > カラス対策-カラスネット・黄色いごみ袋などですが、『▼ カラス対策「黄色いごみ袋」もお試しください
杉並区推奨可燃ごみ収集袋として販売されています。杉並区推奨「黄色いごみ袋」は特殊な材料を使用したカラス対策にたしかな効果のあるごみ袋として、区民の方々に親しまれています。※ただの黄色い袋では効果は認められておりません。

4.◇ 宇都宮大学の杉田 昭栄(SUGITA Shoei)さんの研究成果によりメーカーが開発した「特殊材料を含む黄色いごみ袋」というのがポイントです。黄色がポイントなのではなく、特殊材料を一番有効に出来るのが黄色だったということ。
杉田さんの個人ページで カラス研究所 もあります。

杉並区では指定ごみ袋では無く、カラス対策のために推奨販売しています。私のように生ごみにカラスのエサになりそうなものが含まれていないようなら、黄色いごみ袋の必要も無いし、カラスの習性がわかれば、そういうものは袋の外からは見えないように入れれば良い。
・・・ということで、甲府市の指定ごみ袋は市外からの持ち込みを防ぐために実施されたと、改めて確認できたネット検索でした。
自治体指定の黄色いごみ袋、それは杉田さんの研究成果がとりいれられた特殊材料が含まれているものか、それとも「カラスは黄色が嫌い」という俗説による単なる黄色なのか、行政には説明責任があります。前者であるなら、カラスを防ぐネットのために自治会に補助金を出す理由はおそらく別にある。野良猫を防ぐとか強風でごみ袋が飛び散らない為なのかも知れません。きちんとした集積所をつくるより行政の手間もかからず安上がり。
後者の「俗説による黄色」に過ぎないものかどうかは平和通りのカラス集団にテストされているでしょう。
甲府市街地のカラス集団を防ぐ方法を調べたのではありませんが、カラス研究所やカラス研究室にはヒントがあるかも知れませんので、まとめてリンクしました。頭が良いカラスと人間の戦いですね。



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おもてなしのやまなし観光振興条例(条例第54号)(観光企画・ブランド推進課) が2011年12月22日に公布され、即日施行されました。・・・参考・「おもてなしのやまなし観光振興条例(仮称)」の必要性(山梨県観光部)・・・山梨県例規集---おもてなしのやまなし観光振興条例(更新日:2012年1月4日 山梨県観光部観光企画・ブランド推進課)

1 この条例は、地域への誇りと愛着に基づくおもてなしを県民総参加により推進し、旅行者がやすらぎと感動を覚え、再び訪れたいと思う魅力ある地域づくりを進めること等により県の観光の振興を図り、もって観光産業が県の基幹的な産業として発展することを通じて、県経済の発展及び活力に満ちた地域社会の実現に寄与することを目的とすることとした。

2 「おもてなし」、「県民総参加」、「観光事業者」、「観光関係団体」、「県民等」、「教育機関」の用語の意義を定めることとした。

3 基本理念として、次に掲げる事項について定めることとした。
 (1) 観光の振興は、県民等が地域の自然、歴史、文化等に対する理解と関心を深め、誇りと愛着を持ち、おもてなしを実践することが重要であるという認識の下に、推進されなければならないこと。
 (2) 観光の振興は、県民総参加により、推進されなければならないこと。
 (3) 観光の振興は、観光産業が、商業、工業、農業等の産業と関連を有する産業であり、県経済の発展の上で重要な役割を担っているという認識の下に、推進されなければならないこと。
 (4) 観光の振興は、おもてなしの意義を深く理解し、おもてなしに関する普及啓発活動に主体的に取り組むことのできる人材その他の観光の振興に寄与する人材の育成が重要であるという認識の下に、推進されなければならないこと。
 (5) 観光の振興は、将来にわたる持続的な観光の発展を実現するためには、良好な自然環境及び景観の保全並びに歴史的又は文化的資産の保存を図ることが重要であるという認識の下に、推進されなければならないこと。
 (6) 観光の振興は、ユニバーサルデザイン(年齢、性別、国籍、障害の有無等にかかわらず、全ての者が利用できるように施設又は設備を設計すること等をいう。)の観点等を踏まえ、全ての旅行者が常に安全かつ快適な旅行ができるよう配慮することが重要であるという認識の下に、推進されなければならないこと。

4 観光の振興に関する県、県民、観光事業者及び観光関係団体の責務と役割を定めることとした。

5 県は、魅力ある観光地の形成を図るため、国、他の都道府県その他の関係機関及び教育機関との連携に努めるものとすることとした。

6 観光の振興に関する施策として次に掲げる事項等について定めることとした。
 (1) おもてなしの推進
 (2) 多様な観光の推進
 (3) 外国人旅行者の来訪の促進
 (4) 広報宣伝及び情報提供

7 観光の振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、観光の振興に関する基本的な計画を定めることとした。

8 観光の振興に関する施策の策定及び実施に資するため、統計調査その他の必要な調査を行うよう努めることとした。

9 推進体制等の整備について定めることとした。

10 この条例は、公布の日から施行することとした。

2012/01/04 13:10:21 コメントとして追記
観光庁に「都道府県における観光振興条例の制定状況」というページがあります。最終更新日:2010年4月12日ですが、2009年末の情報なので山梨県は未掲載です。
 http://www.mlit.go.jp/kankocho/kanko_jyourei.html 制定済み道県のページが設定されています。
 観光庁で同じ情報が掲載されたページ、 http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/kanko_jourei/
 全国の都道府県で制定された観光振興条例をご紹介します(平成21年12月31日現在)。
 こちらは条例の制定目的を簡単に紹介して該当ページにリンクしていますから、制定趣旨など一覧するには便利です。


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甲府市_リサイクル・ごみのホームページ に 「ごみの分別」 や 「収集日」 の記事があります。
2016年の歳末から2017年の初めにかけて、gooブログのユーザーツールにより、この記事へのアクセスが多いことが分かりました。
甲府市で生活情報が欲しい時は、 甲府市ホーム > 市政情報 > 広報 > 広報誌(広報こうふ)で毎月確認するのが良いです。配付は自治会会員のみですが公民館などには誰でも手に入るように置かれています。(2017-01-04 追記)

上にリンクした2本のページが便利だと思います。コロナ禍で年末ごみ処理の日取りなどすっかり忘れていました。備忘メモに記載しておきます。 (2020-12-25)

2019年12月・・・備忘メモに追録したので、この記事にもコピペしておきます。
甲府市・年末年始のごみ収集とごみの持ち込み日程について
・・・この記事は 甲府市ホーム > くらし > リサイクル・ごみ > 収集日 のページに書かれています。
 「リサイクル・ごみ」 がこのカテゴリーのホームページですが、ここには「新着情報」 のような記事リストは無いのですから、「窓口お休み広報」と同様に 「くらし」 の 「新着情報」 でリンクしておくと分かり易くなります。
注意することは、年始に通常業務になるまでは「新着情報」の最上部に表示されるように設定しておくことです。
【以前の記事ですが、甲府市、年末年始のゴミ収集日程 へのアクセスが多いことを goo blog の通知が知らせてくれましたので、何故だろうと考えた結果のメモです。甲府市広報12月号や自治会回覧板で知らせているから問題無いと甲府市職員様がお考えなら間違いです。 2019-12-27 追録】

2012年の年末年始については、年末年始のごみ収集と持ち込み日程について(更新日:2012年11月28日) (PDFファイルは小さいからブラウザで開いても問題無いでしょう)
 月・木曜日が収集日の地区・・・12月31日(月)まで、新年は1月7日(月)から
 火・金曜日が収集日の地区・・・12月28日(金)まで、新年は1月4日(金)から


甲府市ホームページに掲載された「年末年始のごみ収集と持ち込み日程について!」 エプソンのスキャナーを使って 1,129 KB(約 1 MB) サイズにPDFファイル化された画像によれば、御用納め以後の日程は以下の通り。

●12月31日~1月3日・・・ゴミ収集はありません。

●燃えるゴミの収集・・・平成23年度ごみ収集日程一覧表(地区別)で地区名から収集日が分かります。
 月・木曜日が収集日の地区・・・12月29日(木)まで、新年は1月5日(木)から
 火・金曜日が収集日の地区・・・12月30日(金)まで、新年は1月6日(金)から
 【甲府市の新参で住所から地区名が分からない(善光寺など)場合は、地区自治会連合会の名称と住所の対照表はありませんが参考になる地図は上記のページにあります。】

●ミックスペーパーの収集・・・ 年内は12月28日(水)が最終、新年は1月4日(水)から

●ごみの持ち込み・・・年内は12月30日迄、新年は1月4日(水)から
 委細は、自分でごみを処理施設などに持って行きたい場合の手続きを参照、ちなみに甲府市環境センター案内ページ

甲府市からの今回の情報発信についてコメントする気も無い。年末最終に間に合うように自分の予定を調整するために私は確認した。ブログに残したのはメモの代わり。



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