ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




Log200907317月のアクセス、これは7月31日分は未だ含まれていない29日分に相当します。
既に書いていますが、甲府夏祭り・七夕祭りの「情報をインターネットから求めて」検索されてこのブログを訪問された方が実に多かったのです。7月の冒頭に集中しました。
多くの人々のその要求に甲府市中心市街地活性化事業を推進なさっておられる皆さんは残念ながら応えることができなかった、私も情報距離が遠いので詳しいスケジュールを掲載出来ませんでした。

検索語の集計を確認すると、七夕祭りの記事に到着された方々も、検索語は色々と工夫しておられたようです。 Log20090731_keyword
また、Windows の技術的情報を求めて来られた方が多かったことが分かります。その方々がどんな検索エンジンを使っているかも確認できますが、マイクロソフトのKB記事の検索には Google をお使いの方が抜きんでています、これは私が制作している別な技術サイトへのアクセスでもサーバーのアクセスログからはGoogleがダントツです。

KB とは Knowledge Base の略で「知識の基地」を意味するものと私は思っています。データベース Data Base はデータの基地です。但しマイクロソフトの日本語版ではサポート技術情報 (KB) 番号という表現が使われています。

マイクロソフト株式会社のKB記事は機械翻訳された日本語訳が分かりにくい場合は原文ページを参照して誤解しないように正確に読み取るべきと思いますが、このような知の集積を継続している Microsoft という企業はやはり凄いものだと思っています。

図書館とは図書が所蔵されているだけにとどまらず、知の集積が行なわれ発信されているものだと私は思っています。データ-情報-知識-智恵という言葉のそれぞれの意味と関係づけについてはいろいろな意見がありますが、それをまとめて「知の集積」とここでは表現しているとご理解願います。必要な時は司書の方々の手助けを受けながら一人で「知」と向い合い交流する「場」としての図書館が大切なのです。そこで他人と交流しワイワイ話をする施設が必要なのではありません。そんな施設を欲するなら一人で知と格闘する訓練を受けたことが無く、知の集積からも逃げている人々だとしか言いようがありません。

山梨名産の葡萄、桃、銘柄米などの果物、農産物、月の雫に代表されるようなお菓子、Koo-fuのような宝飾品も、すべて手に取る品物の背景に「知の集積」があるはずです。私は未だ現場を知りませんが、郡内地方の織物とか峡南地域の紙漉きとか花火とか・・・地場産業を支え続けている歴史の中で育った「知」に気付かされるサイトが全国各地に沢山あるのを見ています。

甲府、山梨のKBを発信していくこと、全国から甲府、山梨への情報距離をどうしたら短縮できるか、それを考え続けていきたいと思っています。はっきり申して観光案内で完結しているサイトはKBとしては役に立つものではありません。そこに関係あるKBがリンクされている観光記事は私にはありがたいサイトです。



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2008年11月に発生が確認されていた神奈川県立高校の生徒情報流出について、2009.01.08 未曽有の情報流出事件として書いていましたが、2009年7月30日の読売新聞が「生徒情報流出拡散させた男を逮捕」と報じました。

びっくりして前回記事でリンクしていたページを確認、IBM 個人情報流出に関するお詫びではその後の経過報告が続いていましたが、2009年7月30日 弊社著作物を侵害した容疑者の逮捕について、が読売新聞記事に次のように書かれている内容と関連しています-『個人情報保護法ではネットの個人利用者は規制対象外だが、公開された約2000人分の個人情報が含まれた第8巻にはIBMの自社文書が含まれていた。IBMは今年2月、「営業上知り得た秘密の保護が必要」として接続事業者に流出情報をさらに拡散させた容疑者の氏名や住所の開示を求め、東京地裁で仮処分が認められた。これによって、6月に警視庁に告訴していた。』

プロバイダー責任制限法と事件との関係はおそらく弁護士さんや専門のサイトで正確な説明が出てくると思います。私はIBMの広報姿勢を高く評価したいと思います。神奈川県庁の「授業料徴収システム関連情報流出に関する相談窓口を設置」ページもリンクが切れずに更新が続いているようです。これも見事だと思います。

7月28日に書いたアリコの事件は経済的な問題が目に見えるので大勢の関心を引くでしょうが、7月30日に東京新聞が「ウイグル問題 対話の余地なく解決道筋見えず」と書いた記事に私は目を通してもすぐに忘れるでしょう、でも、7月29日の東洋経済オンラインが世界ウイグル会議カーディル議長が来日会見の記事中で、『中国政府はもっと情報を公開すべきだが、現実にはインターネットと国際電話を規制し、実態を隠している』とカーディル議長が中国政府の対応を批判したと書かれているのを読めば、インターネット民権オタクとして私の心は騒ぎます(^o^) --新疆ウイグル自治区(Wikipedia)

アドビ社日本語版サイトでAdobe Reader、AcrobatおよびFlash Playerに関するセキュリティ情報がやっと読めました。これはSecurity advisory for Adobe Reader, Acrobat and Flash Playerとして7月22日にリリースされていたものです。昨日29日までは日本語版にはでていませんでした。英語版で July 30, 2009, July 31, 2009 は日本時間では31日と8月1日です。
Flash Player も Adobe Reader もユーザーが自分でバージョンアップ処理(それを通知してくれるように設定)しないと Windows Update のようにはいきません、ご注意ください。

7月30日追記-AdobeのSecurity bulletins and advisoriesで公開された記事によると、Flash Player のセキュリティアップデートは Internet Explorer 用プラグインだけになるようです。Adobe Reader には脆弱性無しと判断されバージョンアップは無くなりました。

読売新聞山梨版で2009年7月29日の「県交付税11・5%増」という記事に気が付きました。行政の財政問題などはまったく無知なものですから、こういうものを手がかりに何か学習してみたいとソースを探してみました。かなり無駄な時間を要したのですが、総務省トップ -  政策 -  地方行財政 -  地方財政制度 -  地方交付税で見つかりました。「普通交付税の算定結果」の「報道資料」がこれらしいですが、またまたビックリ!!
「平成20年度普通交付税の算定結果」までは目次だけはHTMLページですが、「平成21年度普通交付税の算定結果」は目次からPDFファイルですよ、Adobe Reader の脆弱性問題で対策バージョンが出るまでブラウザでは Adobe Reader を使用不可に設定しておくべきとあちこちに書かれているこの時期に!! 総務省サイトですから問題はないはずで手元にダウンロードしてから読めばいいのですが、目次がPDFファイルだとその都度PDFファイルにアクセスする事になる、これが一般サイトだったら怖い仕掛けですよ~、フラッシュ画像に置かれたリンクで飛ばされるのと同じようなものです。
日本国のICT中核を担っているつもりらしい総務省に対する不信感は私の脳裏から拭うことができないのです・・・ということで、上に書いた内容と全て繋がりましたので、この記事を終わります(^o^)

「地方交付税」という名前から「税金」かと思っていたら、国から地方にお下げ渡しになる配分金という意味だった、ったくもう、自分の無知をまたまた悟りました(^_^;)



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今日3つの記事に気が付きました-「不正利用2200件、流出経路は特定できず アリコ会見」(2009年7月27日 朝日新聞)とセキュリティ専門サイトのSecurity NEXTで2009.07.28 「カード不正利用の検知件数が2200件に、内部犯行は未確認 - アリコの個人情報漏洩問題」、そしてインプレス社の「アリコ顧客情報最大13万件流出か、カード不正利用照会は2200件」です。
朝日新聞によると『同社は流出したとみられるカード番号などの情報は、08年5月ごろクレジットカード決済システムの動作をチェックするために本物の契約者情報をもとにつくった「テストデータ」である可能性があることを明らかにした。』、Security NEXT記事では『同社では外部専門家に相談しながら、流出の原因や経路の特定を急いでいるが、27日の時点で従業員が関与した形跡は確認されていないとしている。』

「テストデータ」に本物のデータを使ったために生じた事件は以前にも読んだことがあります(ブログのどこかに書いたかも知れません)。私も開発したプログラムなどのテストは苦労します。想定外の書込みを想定外とはしないように、考えられる限りのテストを繰り返したり、こんな文字列も使われる場合があるという氏名や住所に驚くこともあります。データベース プログラミングではありませんが、簡単なはずの電話番号ですら+81 55 237 1161も含めるように設定せねばならない場合もあります。山梨県庁の英語版ページはおそらくプロの目を経ているでしょう。とにかく、日頃からどういうイメージトレーニングを積み重ねているかで結果にもそれが反映されると私は思っています。

いまさらアリコの事件を書くつもりはなかったのです。Adobe Reader と Flash Player に脆弱性があり、これらツールについては当面の使用停止が求められています。米国時間で7月30日、31日に対策バージョンが公開されるようです。29日はマイクロソフトの臨時の更新があります。29日から数日は気が抜けないことになりそうです。2009/7/23 Flash Playerに新たな脆弱性、修正版は7月30日までに公開。以前にもアドビ社の問題を書きましたが、日本語版サイトのセキュリティ情報は更新が遅くて役に立ちません。だから官庁のWeb公開記事がみんなPDFファイルになっている、知らぬはなんとやら・・・というのは失礼で英語版記事も国語のように読解する優秀な官僚さん、知っていても予算が無くて一番安上がりの方法しか採用できないのか、日本国のICT意識なんてその程度なのでしょう・・・アリコの問題は事件になり報じられます、しかし決して表沙汰にはならなかった、管理者自身も気付かないような事例が官庁サイトに多数あってもおかしくない・・・

最近気になる、総選挙の時期、例年ウィルス関係で特異な期間になるお盆休みとも重なる、それに合わせた海外からのDoS攻撃、私の杞憂なら良いのですけど・・・先日は米韓向けだったようです?



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 山本美保さんの家族を支援する会ホームページで、「今年の活動・スケジュール」の中に広報されていましたのでご案内しておきます。

以前の記事で山本美保さん事件にも触れて、科学的じゃない説明がまかり通っていると感じていますが、県内事情を知らない私にはこれも「情報距離」が遠いとおもえるので、三度目の記事にする気持ちはありません。』と書いたのですが、ホームページは時々確認しています。
8月9日(日)調査報告会の予告がありました。北朝鮮の情勢に詳しい山梨学院大学教授 宮塚利雄先生をお呼びして、10時から甲府市西部市民センターの大ホールで開催です。

同じ会合の記事では2008.05.25 特定失踪者問題を考える県民の集いを書いています。今回掲載の画像は支援する会ホームページからお借りしました。

甲府市西部市民センターは甲府市西公民館と同じ建物です。



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既に総選挙に突入したこの時期にすごいニュースが流れていますね(^o^)
2009/07/26 02:02   【共同通信】配信の47NEWS(よんななニュース)がいくつかのメディアサイトで読めました。

2008.06.29 レジ袋とタスポ、山梨事情を書いた時に、『私がETCを何か変だと感じるのも基本はセキュリティとシステムの業界癒着へのハテナからです。』と書いてしまったのですが、「杞憂」というのは天が落ちてくると心配する、転じてあれこれと無用な心配をする、取り越し苦労のことを言います。私は取り越し苦労が多すぎて、7月29日に公開されるマイクロソフト-臨時の緊急セキュリティ更新などが予告されると身構えてしまいます(^o^)
東京新聞の2009年7月26日 朝刊 「たばこ協会 タスポ履歴 検察に提供」では「47NEWS」と同様な内容に加えて以下のような事も書かれていました。

タスポの情報は、カード使用者がいつ、どこでたばこを購入したかという蓄積された履歴を見れば、生活拠点や行動パターンをある程度把握できるのが特徴。さいたま地検の場合、ある罰金未納者が、特定の自販機を何回も利用した購入歴から活動エリアを絞り込み、うち一台の自販機が、ある会社の関連敷地内に設置されていたことも判明。未納者が派遣社員としてその会社に勤めていたことを突き止めたという。
同協会によると、タスポ発行枚数は約九百二十九万枚で、普及率は喫煙者の34・7%(十八日現在)。
会員規約では「個人情報の収集及び利用」という項目で「会員は協会が必要な保護措置を講じた上で利用することに同意する」と規定している。

山梨県内ではタスポの普及率が全国平均以下だとか以前に読んだことがありますが、それが正解です。住基ネットカードを図書館カードに使うという計画も「無謬性神話」がとっくに潰えている現状では到底無理な事でしょう。
ブログ検索すると大勢の人々がこのタスポ事件について記事を書いていることが分かりましたので、私は今回もROM(Read Only Man)に徹する事にしました(^o^)



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既に目にとめておられるかも知れませんが、「元三重県職員が仕掛ける“わくわくする図書館” 図書館運営受託ベンチャーの夢、これは東洋経済オンラインの7月24日の記事です。

「新」山梨県立図書館の計画の様子が気になりだした私ですが、この記事には驚かされました。山梨県内にもこの記事を的確に評価することがお出来になる方々が多いと思います。とりあえず記事にしておきます。

私が知っている限りでは、特定非営利活動法人 地域資料デジタル化研究会やこのNPOが運営されている山中湖情報創造館ですが、関係先ブログに送る私のコメントはスパム設定にひっかかるようです(^_^;)



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2009年7月24日、JR甲府駅前では「街頭キャンペーン」として通勤時間に合わせてチラシ・パンフレット配布されました。(7:30~8:30 山梨地上デジタル放送推進協議会、山梨県CATV連絡協議会)
10:30~12:00には、オギノ リバーシティ店 ふれあい広場(山梨県中央市)で、デジタル110番相談、地デジ受信相談、チラシ・パンフレット配布などが行なわれました。(山梨県電機商業組合、山梨県家電流通協議会、山梨県テレビ受信者支援センター

このイベントは地上アナログテレビ放送終了2年前となる7月24日に、関東各都県において、関東広域地上デジタル放送推進協議会※、山梨地上デジタル放送推進協議会※、総務省テレビ受信者支援センターとともに総務省関東総合通信局が関東各都県電機商業組合による「全国統一地上デジタル街頭キャンペーン」と連携して開催したものです。

※ 関東広域地上デジタル放送推進協議会、山梨地上デジタル放送推進協議会
関東広域及び山梨県において、多様かつ高度なサービスの実現が期待される地上デジタルテレビ放送の円滑な導入に資するとともに、その普及・推進に資す る活動を行うことを目的として設立された組織で、関東管内の一般放送事業者、日本放送協会、都県、関係団体及び関東総合通信局で構成。
(編注・山梨県は 関東広域地上デジタル放送推進協議会には入っていません、再送信の関係かと思います) 【以上は24日夜に書くべき「ありました記事」の原稿です、念の為

一方では、「補正予算で厚遇されるテレビの地デジ化、2年後にはタダでテレビを配る?」という記事もあります(東洋経済オンライン 2009.07.22)びっくりするタイトルですが、『石川県珠洲市では7月、全国に先行してアナログ停波のリハーサルを行う。まだデジタルへの対応をしていない世帯も多いが、「ギリギリまで待っていれば液晶テレビをタダでもらえる」というのが地元民の間で語られているうわさ話だ。  今から2年後――。大盤振る舞いの帰結として、最終的には日本中にタダでテレビを配るという、冗談のようなバラまきが現実のものになりかねない。』というのが記事の結びです(^o^)

ちなみに、「2009.07.17 地上デジタル放送受信機器無償支援が決まった」の続報になりますが、「総務省、困窮世帯配布用地デジチューナの納入先を公募-2010年3月までに2社合計60万台の簡易チューナ納入」という記事が出ています。(インプレス社 2009年7月23日)『チューナの外見が、公募参加者の一般市場で流通している関連製品と異なる外見とし「明らかに本事業(無償チューナ配布)によるものであることが分かるような外観とすること」や、転売禁止の表記を入れることなども求めている。』 確かにこのような主旨が書かれています。

地デジに関連してはB―CAS存続の行方、地デジ視聴独占に強まる批判という記事も気になるところですが、私はこのカードの事はよく知りませんので今後の課題にしておきます。

「“地デジ完全移行2年前”イベントで草なぎ&地デジカ登場」(2009年7月24日 インプレス社 AV Watch)が総合的な記事でした。
普及世帯数が2009年3月に60.7%(3,035万世帯)と初めて6割に達し、2009年末には77%(3,850万世帯)、2011年4月に100%(5,000万世帯)を目指している。
デジサポでは各地で説明会が行なわれているほか、5月下旬からのダイレクトメールでも地アナ終了を告知しており、既に1,400万世帯に配布済み。今年度に全5,000万世帯へ配布予定としている。
 【全国5,000万世帯のDM用住所録が容易に手に入る組織はすごいなぁと思いました。頼んだ覚えが無いのにDMが届くと、内容にもよりますが、その発信者に電話して今回のDMアドレスは何処から知ったのかと尋ねます~もちろんこちらの身分は明かしません~セキュリティとはそういう心構えで一つずつ問題を潰していかないと守れないものなのです】



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先日ワイワイプロジェクトについて記事を書いた山梨県社会教育課ですが、新県立図書館フロアー設計の概要図が公開されていました。
Lib_notes 左のような凡例があって、1階と2階が書架、閲覧室になるようです。
2階、3階図面の白い個所は多分吹き抜けを意味するのだと思います。
地下は書庫になっています。
現在、甲府市丸の内にある県立図書館は、敷地面積は2,623平方m、延べ床面積は4,249平方mで、施設は、地上4階建て、地階に講堂、また、書庫は6層の構造。
整備検討委員会の報告書による)

新県立図書館の基本設計は、延床面積 10,452平方メートル、建築面積 3,642平方メートルです。(新県立図書館の基本設計 更新日:2009年6月10日)

基本設計のページ本文にも公開された図面にも、開架式の書架の配置やそこに置かれる図書の概算冊数(棚のサイズ、段数などが分かれば見当がつきます)が不明です。

Lib_12_640

書架の配置やテーブル配置まで表示された図面の公開も期待したいと思います。
1階にある三角形の部分は何でしょう? 新聞雑誌コーナーと隣接しているので、これがその為の椅子を示しているなら、閲覧用のテーブルもない現在の県立図書館と同じような不便なコーナーを作る計画でしょうか。
3階の調査・研究のための閲覧室のキャパシティーは何席くらいでしょうか。デスク間の隔壁なども設備されるものなのでしょうか。
多目的展覧会場だの交流ホール、交流ルームなど、図書館の機能としては不要な部分が開架書架と閲覧のスペースを奪いとっているように思えます。

地下の書庫は閲覧者用の開架書架では無いでしょう。富士通に発注した情報システムには検索システムなども含むのでしょうか。しかし国立国会図書館などと異なり大規模な開架式図書館こそがもっとも必要なのです。タッチパネル式の検索機械が使い物にならない事を今の県立図書館で私は体験済みです。以前借り出した専門図書がまったく出て来ない、書架にも無い。
この基本設計図面(平面図)は新県立図書館整備検討委員会の委員さん達も全て了承済みなのでしょうか。私にはとてもそうだとは考えられません。

もっと詳しい資料が見えないとなんとも言えませんので、図面から感じた事だけ以上メモしておきます。
新県立図書館については1月17日に野中一二さんの掲示板に投稿させていただき、2月頃に検討委員会の報告書を見たきりでその後の確認をしていませんでした。

今回公開の設計図面は審査で通った業者によるものでしょう。「公募型プロポーザル方式」公告(平成20年10月16日)にある「プロポーザル説明書(PDF:37KB)」にリストされた審査員が第二次審査基準、技術的な問題のベースとなる「新県立図書館としての基本的コンセプト」の説明をどのように受けていたのか疑問も感じました。審査員がそれを分かっていたならホールなんてOKするはずがないでしょう。

図書館フロアー設計の概要図が公開されている事は、山梨県庁サイトの新着情報で出ていたのではありません。ここには防災新館のニュースリリースは広報されています(平成21年6月17日)が、なぜ6月10日の公開を新着案内しなかったのか理由はわかりません。防災新館については知事記者会見(平成21年6月17日水曜日)が出ていますが、知事公約の大きなテーマだった新県立図書館の基本図面が出た事で記者会見は無かったのでしょうか、6月10日前後の会見記事からは見つかりませんでした。(図面のPDFファイルは5月27日の作成と思えます)
教育庁社会教育課新図書館建設室とその更新履歴を巡回先に入れておくのが良さそうです(^o^)

旧県立図書館(根津嘉一郎寄贈による山梨県民文化の象徴的施設)をぶち壊すのが山梨県庁、こんな新県立図書館を造ろうというのも山梨県庁なんですねぇ、でも甲府異邦人の私には関係ないけど(^o^)

私は以前に図書館について2つの記事を書いています。
2007.01.23 県立図書館問題が変だ?
2007.01.25 県立図書館再論
以上の過去記事を読み返して思ったのですが、今回気が付いた図面を甲府市当局は既に了解しているなら・・・北口再開発の方向は「ワイワイプロジェクト」に任せたらよい。
しかし、図書館は集客を考える施設ではありません。そこにきちんとした図書館があることで人々は利用する、書架から得たものが人の全てを活性化していく、それが文化というものです。図書館を利用しない人々は別な方法で沢山の書籍に触れているかも知れませんが、文化を語る人々は何がしか必ず文字に馴染んでいるものです、それだけのことだと私は思っています。客寄せ施設が図書館なのではなく、来館者がその街も好きになるような街づくりが出来るかどうかにかかっています。
甲府市立図書館は車で往復するだけの、周囲の街から浮いている施設になっていませんか。街も一緒につくることを考えれば甲府旧町名の地域は市立図書館の西側です、でもその地域を中心市街地活性化事業からは外してしまったことを私は今でも残念に思っています。



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090719838 2009.07.17 甲府の町をつくった柳沢吉保でご案内した江宮隆之さんの講演会 「甲府の町をつくった柳沢吉保」 を拝聴して来ました。

甲府市北公民館3階の会場はほぼ満席、150名ほどの方が集まっておられました。主催の「甲府城下町を語る会」をサポートなさっておられるのでしょうか、甲府市選出の山梨県議会議員、皆川巌さんがおいでになっておられました。ホームページに掲載されている「甲府城に関する記事」は私が甲府に来る以前の動きもいろいろ分かり参考になります。
講演会場には後ろの方の席に宮島市長の姿をお見かけしましたが短時間で退出なさったようでした。休日でもお忙しいと思いますがこうして足を運ばれる事に驚きました。後世、甲府の街を完成した・・・として講演会のタイトルになる方なのかも知れません。

Emiya200905b 江宮隆之さんの新刊が講演会終了後にロビーでも販売されていて私も購入できました。発行元グラフ社に表紙の画像入りで「でっちあげられた悪徳大名 柳沢吉保」があります。

講演を聞きながら、甲府には一度も来なかった柳沢吉保が江戸にいながらこれだけの事業をやり遂げるには、甲府で吉保と綿密に連絡を取り、報告し指図を受けて実行したのは誰だろうと思いました。新著の第7章、247ページ~にありました。電話もFAXも中央本線も無い時代に笹子峠を往復する飛脚に頼りつつ、おそらく一、二回の江戸入り打合せで吉保の意に即した、あるいはそれ以上の大事業を成し遂げた人物こそが、甲府町つくりの仕掛け人か。いつもながら情報オタクの感想です(^o^)

講演でも言及され、新著の帯にも書かれている「三富新田について」、検索するとかなりヒットしました。「三富(さんとめ)新田の大地」「三富新田生みの親 柳沢吉保」

吉保-吉里の業績のひとつに「穂坂堰」があるとのお話もありました(著書 ・294ページ)。韮崎市の方面は未だよく知りませんので、機会があれば出かけてみたいと思います。

連休も関係なく片付けねばならない仕事があるのですが、今日の講演会はほんとうに収穫大でした(^o^)



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韮崎市商工会ブログ
2009年07月29日、臨店指導②
2009年07月29日、第6回目韮崎市商人塾、接客サービスの再構築・販売促進
2009年07月28日、第5回目韮崎市商人塾、品揃えはこう考える
2009年07月23日、第4回目韮崎市商人塾、のショッピングモール視察研修


タイトルには「商人塾 甲府市は負けた」と書きたかったほどです。

2009年06月04日、めざせ、繁盛店!「韮崎中心商店街商人塾」参加者募集!! このページに9月までのスケジュールがあります。
2009年07月01日、いよいよ韮崎中心商店街商人塾スタート!
2009年07月08日、臨店指導①
2009年07月17日、第3回目韮崎市商人塾 「経営環境の変化」

韮崎市商工会のスケジュールに沿って時々ブログを確認して記事リンクを追加するつもりです。
甲府市商工会議所の商人塾(あきんどじゅく)については2009.01.25 商人塾 甲府中心街が私の最新記事で、あとはquolaid.comを随時訪問するつもりでいます。
私が甲府市中心街に出かける時、商人塾のマップとレトボン時刻表はバッグに入っています(^o^)
ということで、このニュースはITニュース・・・

補足です-2009-02-12 商人塾卒業生と対談という記事が野中一二さんのブログにありました。甲府市議会「経済建設常任委員会」懇談会の記録です。



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