ICT工夫
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【追記 2011.11.05】 結果の発表が無いので同時期の他県の様子を確認してみました。平成23年(2011年)10月14日長野県知事記者会見で「7 放射性物質検査について(2)」の項目に阿部守一長野県知事の発信があります。「11月の上旬くらいに長野県のデータも出てくると伺っています」とのことですから、これは文部科学省などから「伺っている」という意味でしょう。山梨県でも11月上旬には、すなわち11月11日(金)までには文部科学省サイトで掲載されると思います。


【追記 2011.10.24】 この文部科学省による航空機モニタリングについては、他都県で測定終了から発表まで2週間~3週間程度なので、山梨県の測定が予定通りに10月7日頃までには終ったなら、10月28日までには結果発表されるでしょう。
私は埼玉県や東京都の結果から山梨県内でも秩父、奥多摩に隣接した小菅村、丹波山村、雁坂トンネル方面などの結果に注目しています。山梨県が実施した県内100箇所測定の結果はこの地域をさらに調べる必要があったことを示しました。但し笠取山が分水嶺と言われるように、この山岳地帯が屏風になって山梨を守ってくれたことは考えられますので、今は文部科学省の発表を待つのみです。


1.文部科学省による山梨県内の航空機モニタリングについて
 文部科学省は、これまで、広域での放射性物質の分布状況の把握、今後の避難区域等における線量評価や放射性物質の蓄積状況の評価のため・・・(以下略)、
 これに加えて、本モニタリングでは、より広域の放射性物質の影響を把握するため、山梨県についても、航空機モニタリングを実施する。
 なお、本モニタリングは、民間ヘリコプターに米国エネルギー省から借用している航空機モニタリングシステムを搭載して、(独)日本原子力研究開発機構が測定を実施する。
 ※航空機モニタリング:地表面の放射性物質の蓄積状況を確認するため、航空機に高感度の大型の放射線検出器を搭載し、地上に蓄積した放射性物質からのガンマ線を広範囲かつ迅速に測定する手法

2.文部科学省による山梨県の航空機モニタリングの詳細
 ○ 測定実施日: 9月30日(金)から1週間程度 *準備状況、天候によって実施日の変更あり。
 ○ 航空機 : 民間ヘリコプター(BELL412SP)
 ○ 対象項目 : 山梨県内(別紙参照)の地表面から1mの高さの空間線量率、及び地表面に沈着した放射性物質の濃度
 ○ 公表方法 : 文部科学省より公表

 ※モニタリングにかかる期間は、現地の天候等によって変更あり
Monitoring_mext

(モニタリング仕様)
 ・測定メッシュ : 3km(人口が多い箇所や空間線量率が高い箇所については詳細に調査)
 ・測定目標高度 : 150~300m
 ・測定期間 : 9月30日から1週間程度
 ・モニタリング項目 : 山梨県(上図斜線部分)の地表面から1mの高さの空間線量率、及び地表面への放射性セシウムの沈着状況
※概ね2,000m以上の山岳部については、雲が多く、有視界飛行が困難であること、空気の密度が低く、重量物を積んだ状態での飛行が困難であることから、当該地域を除いてニタリングを実施。

引用は一部省略しました。下線、強調は引用者です。既に測定されたデータから、秩父市の測定結果に気になるところがあります、山梨県100箇所測定で私は小菅、丹波山地域について問題があると書きました。林業にたずさわる方に放射線測定バッヂを支給したらどうかとも書きました。
9月30日、NNS-CATV23時20分からの県議会質疑応答の録画を見ていたら、横内知事も県職員も県議会議員の皆さんも既にご存じのはずですが、このモニタリング情報が出て来なかったので県民の皆さんにもお知らせしたくて書きました。議会録画中継が終った後、テレビ朝日の「朝まで生テレビ」を見ながら書いています・・・・(^o^)
地元の要望が文部科学省に聞き入れられるなら、雁坂トンネル地域、小菅、丹波山などの地域、そして茶葉の汚染があって土壌測定の情報が出て来ない南部、上野原、大月地域をヘリコプターは細かく飛んで欲しいと思います。
その他の地域はおそらく問題は無いと思いますが、行政が想定すらしようとしなかったホットスポットが見つかって対策できるなら子供たちの為に幸いです。【この記事はいつもの私のスタイルと違ってソースリンクを設定していません、後日改めて書きます】



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