【糸満】糸満市西崎町の障害者就労支援施設イノー(運営法人・トゥムヌイ福祉会)が28日、落成した。同施設内では、手作り総菜や県産土産、輸入食品などを加工・販売する「deli―ino(デリーノ)」と「CAFE VINCA(カフェ・ヴィンカ)」の2店舗の形態で営業し、障害者が加工や接客の業務で働く。施設は9月にグランドオープンする道の駅いとまんの構内に設置され、全国でも福祉施設を備えた道の駅は今回が初めて。
イノーでは糸満市や那覇市など本島南部6市町に住む知的や身体、精神の障害のある19人が雇用されている。施設では年内中に30人の雇用を目指す考え。
施設は鉄筋コンクリート造りの平屋建てで、延べ床面積は約857平方メートル。ガラス張りのカフェなど、誰もが気軽に入店できる雰囲気をつくりだしている。総事業費は約2億2000万円。そのうち国庫補助が9424万円、県補助2356万円。
国道331号バイパスの北向け車線に面し、道の駅構内のファーマーズマーケットいとまんやお魚センターなどの他施設との相乗効果による集客を見込む。31日にプレオープンし、当初の営業時間は午前11時~午後7時の予定。
トゥムヌイの喜納兼永理事長は落成式のあいさつで「一生懸命働く姿を訪れる市民に見せることで、共生が進み、一般企業への就職の道が開くことを期待したい」と強調した。同理事長や上原裕常市長らがテープカットし、落成を祝った。
カフェ担当の西田千恵さん(24)=那覇市=は「笑顔で接客していきたい」と抱負を語った。
イノーでは糸満市や那覇市など本島南部6市町に住む知的や身体、精神の障害のある19人が雇用されている。施設では年内中に30人の雇用を目指す考え。
施設は鉄筋コンクリート造りの平屋建てで、延べ床面積は約857平方メートル。ガラス張りのカフェなど、誰もが気軽に入店できる雰囲気をつくりだしている。総事業費は約2億2000万円。そのうち国庫補助が9424万円、県補助2356万円。
国道331号バイパスの北向け車線に面し、道の駅構内のファーマーズマーケットいとまんやお魚センターなどの他施設との相乗効果による集客を見込む。31日にプレオープンし、当初の営業時間は午前11時~午後7時の予定。
トゥムヌイの喜納兼永理事長は落成式のあいさつで「一生懸命働く姿を訪れる市民に見せることで、共生が進み、一般企業への就職の道が開くことを期待したい」と強調した。同理事長や上原裕常市長らがテープカットし、落成を祝った。
カフェ担当の西田千恵さん(24)=那覇市=は「笑顔で接客していきたい」と抱負を語った。