鳥取中部地震で店内の壁などが崩れ、営業ができなくなっていた「レストラン&カフェ白壁倶楽部」(倉吉市魚町)が3日、近くの「はこた人形工房・夢倉(むそう)」の一部を間借りして営業を再開した。
白壁倶楽部は、国指定登録有形文化財の鳥取県第1号に認定されている旧国立第三銀行倉吉支店を活用し、2011年にオープン。モダンな雰囲気の中、障害者と健常者がともに働く場として、白壁土蔵群のシンボル的存在となっていた。
営業再開に際し、岡本修平支配人(29)は「できるサービスはどんどんして、お客さまの笑顔を見たい。本来の店舗での営業再開を心待ちにしています」と話した。当面は、午前11時半から午後5時までのランチとカフェのみの営業となる。
「夢倉」に設けられた仮店舗で客をもてなす岡本支配人(右)
2016年11月4日 日本海新聞
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