ゴエモンのつぶやき

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障害と共に旅へ 宿泊先などのバリアフリー情報発信

2010年10月17日 01時03分10秒 | 障害者の自立
 仙台市の福祉グループ「ゆにふりみやぎ」(旧ふくしマップ宮城、伊藤清市代表)は来春、全国15のNPO法人などと共同で、高齢者や障害者の旅行をサポートする事業に乗り出す。各団体が持つ宿泊施設や観光地のバリアフリー情報を共有した上でインターネット上で提供、相談を受け付け、旅行のあっせんも行う。

 事業を始めるのは、北海道から沖縄までの16団体でつくる「全国バリアフリー旅行推進協議会」(中村元代表)。会員で、障害者向けの旅行あっせんで実績のあるNPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター(三重県鳥羽市)のノウハウを共有。東京に専門の旅行代理店を置く一方、将来は各団体でも旅行をあっせんできるようにする。
 交通機関や宿泊施設、飲食店などのバリアフリーに関する情報を載せた共通の情報提供サイトを来年3月までに構築。サイトに登録してもらう施設などから得る紹介料の一部を運営費に充てる。
 この事業に、ゆにふりみやぎも参加。事業開始に合わせて、NPO法人化する予定。現在、サイトに掲載する情報を収集中で、県内約120カ所を選定し、車いす用トイレの有無やスロープがあるかないかなど取材を進めている。
 ゆにふりみやぎは、これまでも観光地のバリアフリー情報などをネット上で提供してきた。自身も車いす生活を送る伊藤代表(37)は「全国の団体と連携し、障害のある人が気軽に旅に出掛けられる環境整備を進めたい。情報提供で宿泊客が増えているケースもあり、施設にもぜひ協力してほしい」と話す。
 連絡先は伊藤代表080(3332)2094。


河北新報


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