ゴエモンのつぶやき

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障害者初の身体能力測定会 佐賀・唐津で開催

2015年11月02日 03時08分09秒 | 障害者の自立

 2020年の東京五輪パラリンピックに向け、ハンディキャッパーのアスリートに関心が集まる中、障害者初の身体能力測定会がこのほど、佐賀県・唐津市で行われた。

 一般社団法人スポーツ能力発見協会(大島伸矢理事長)と佐賀県の共済で「スポーツパフォーマンス測定会in唐津」が行われ、県内の小学生250人に加え、初めて小学生以上の障害者20人が「10メートルスプリント」「敏捷性テスト」「ボールスロー」など5種目の測定に挑戦した。

 MLBやイタリアセリエAなどトップアスリートが使用する世界最新鋭の測定機器を使い身体能力を測定。通常は向いているスポーツや各種運動能力の伸ばし方などのアドバイスが目的だが、抜群の身体能力を持っている子供達を発掘するプログラムの一環でもあり、その取組を障害者にまで広げた。

 測定に訪れた健常者と障害者が一緒になって、パラリンピック種目の車椅子テニスや全国障害者スポーツ大会種目であるフライングディスクの各種目体験も実施された。会場には元ヤクルトスワローズの川崎憲次郎氏、男子200メートルハードルアジア最高記録保持者の秋本真吾氏、今年の世界テコンドー選手権女子57キロ級で、同選手権日本人史上初となる金メダルを獲得した地元佐賀市出身の濱田真由選手、さらにはJI残留を決めたサガン鳥栖の豊田陽平、金民友の両選手もゲストで訪れ、参加者を激励した。

 この測定会は2013年11月に東京都内で行われてから今回で15回目。「健常者にも障害者種目を体験してもらうことで、パラリンピックを身近に感じてほしい」と大島理事長は語っているが、健常者、障害者を問わず、全国には高い能力を持っているのに、気ずかない子供達が大勢おり、2020年に向け、未来の「金メダリスト発掘プログラム」が注目を集めている。


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