ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

知的障害者施設 準強制わいせつ容疑で運営団体代表を逮捕

2016年01月11日 02時33分03秒 | 障害者の自立

 東京都府中市にある知的障害者施設で20代の女性入所者の体を触ったなどとして、施設を運営するNPO法人代表、冥賀(みょうが)秀親容疑者(38)=東京都日野市=が準強制わいせつ容疑で警視庁府中署に逮捕されていたことが、捜査関係者への取材で分かった。今月7日に逮捕され、黙秘しているという。

  捜査関係者によると、逮捕容疑は2014年11月ごろ、施設内の事務所で女性の胸や下半身を触ったとしている。女性が昨年3月ごろ施設関係者に申告して発覚した。府中市や東京都などが逮捕前に事情を聴いていたところ、キスを強要したことを認めていたという。

 府中署は冥賀容疑者がこの女性に対し、13年ごろからわいせつな行為を繰り返していた可能性もあるとみて捜査。他の入所者の被害の有無についても慎重に調べている。

 このNPO法人は府中市や日野市で知的障害者のための施設を複数運営。冥賀容疑者は14年から代表を務めているという。

毎日新聞     2016年1月9日


障害者雇用 「就労継続支援A型」参入事業者が急増

2016年01月11日 02時23分55秒 | 障害者の自立

 障害者が雇用契約を結んで就労訓練を受ける「就労継続支援A型事業所」への参入事業者が急増している。国からの給付金で運営できることなどから、事業所数はこの5年間で約7倍に増え全国で約2400カ所に上る。しかし、中には障害者を雇用しながら就労実態がほとんどないなど不正が疑われるケースも相次ぎ、厚生労働省が指導強化に乗り出している。

  「仕事は全くなく、毎日本ばかり読んでいた」。福岡市の40代男性は、昨年夏に約2カ月間雇われた同市内のA型事業所での日々を振り返る。

 うつ病を発症し精神障害者手帳を持つ。ハローワークで見つけた求人票の「ウェブ制作」という事業内容にひかれ、雇用契約を結んだ。ところが、通い始めて受けた指示は「自習」。平日午前10時半〜午後3時半に家から持ち込んだ本を読むだけで、時給900円が支払われた。何人かの他の利用者も「一日中おしゃべりをしていた」。「これでは自立できない」と不安になり、2カ月で退所し別のA型事業所に移った。

 厚労省によると、A型事業所は2009年に全国328カ所だったが、14年は2382カ所と約7倍に急増。社会福祉法人の他に民間の参入も相次ぎ、現在は約半数が営利法人による経営という。A型事業所には、雇用契約を結んだ利用者1人当たり1日7000〜8000円の給付金が国から入る。給付金は家賃や職員の人件費などに充て、利用者には事業収益から各都道府県の最低賃金以上を支給する。

 しかし、福岡市で別の事業所を運営する男性は「事業収益がなくても、利用者の就労時間を短くして賃金を抑えれば給料を払ってももうけが出る」と証言する。

 行政処分に発展したケースもあり、栃木県は昨年2月、利用者16人が計40日出勤したように見せかけ、約24万円を不正に受給したとして県内の事業所を処分。福岡市は昨年11月、職員数を水増しして必要数を満たしているように見せかけたとして1カ所の指定を取り消した。市によると、この事業所は開業時にウェブ制作を計画していたが、事業の実態が確認できなかった。

 障害者の就労問題を研究・提言するNPO法人「共同連」(名古屋市)の斉藤縣三事務局長は「処分まで至った事例は氷山の一角にすぎない」と話す。

 厚労省は昨年9月、収益の上がらない仕事しかしていなかったり、利用者の希望を無視して一律で短時間勤務にしたりする不適正ケースについて各自治体に指導の徹底を求めた。同10月には、利用者の平均就労時間が短い場合は給付金を大幅に引き下げた。

 障害者の就労に詳しい九州産業大の倉知(くらち)延章教授は「急増したA型事業所には、障害者就労の専門的視点を持った職員がいないところもある」と指摘。「開業時の行政による厳格な審査と共に、障害者のケアプランを作り、A型事業所での就労を促す相談支援専門員が事業所の力量を見極めることが求められる」と話している。

毎日新聞      2016年1月10日 


精神障がい者雇用まんがリーフレット「精神障がいを知りともに働く職場づくり」

2016年01月11日 02時07分57秒 | 障害者の自立

精神障がい者雇用まんがリーフレット 

「精神障がいを知り ともに働く職場づくり」

  鳥取県、鳥取労働局、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構鳥取支部等が一体となり、精神障がい者雇用まんがリーフレットを作成しました。
  障がい者雇用に対する検討や取組みの一助としていただければ幸いです。

 【精神障がいを知り ともに働く職場づくり】   


  精神障がいを知り ともに働く職場づくり(PDFファイル 3015KB)
    

【掲載内容】

■障がい者雇用をどのように進めていけばいいのかマンガ形式で掲載

  (1)最初は誰でも不安…~障がい者雇用の検討~
   【コラム】これからの日本は

  (2)百聞は一見にしかず~相談・情報収集~
   【コラム】まずは見学や体験を

  (3)案ずるより産むが易し~会社全体で取り組む~
   【コラム】トライアル雇用

  (4)お互いに知り合えば~採用のステップ~
   【コラム】職場実習

  (5)心強い味方です~採用から職場定着~
   【コラム】ジョブコーチ

 ■ちょっとした配慮でより職場の戦力に!

 ■雇用に取組んだ企業の声

お問い合わせ先



障害者の新成人 感謝と自覚胸に 富山で祝う会

2016年01月11日 02時01分40秒 | 障害者の自立

 「障害者の成人を励まし祝う会」が九日、富山市内のホテルであった。振り袖やスーツ姿の新成人六十三人が二十歳への思いを胸に参加し、保護者や支援者らが祝福した。

 主催した県障害者(児)団体連絡協議会の平井隆会長はあいさつで「私も親として十年前にこの場に参加し、感無量だったことを思い出す。選挙権を得た皆さんは世の中にもっと視野を広げ、一層の社会参加をしてください」と励ました。

 新成人の決意表明では、福祉施設で働く富山市の末村遥菜さんが「成人式を無事に迎えられたのは、たくさんの皆さんの支援があったから。一人暮らしをしながら仕事が続けられるように、精いっぱい頑張っていきたい」と抱負を述べた。

 励まし祝う会は視覚や聴覚、身体障害、発達障害のある新成人を祝福するために、一九八一年から全国で初めて開催し、今回で三十六回目。 

^

親や職場の仲間、支援者らに感謝を述べる末村遥菜さん(中)

2016年1月10日     中日新聞


感性豊か 福山で障害者作品展 六方学園利用者の絵画や書47点

2016年01月11日 01時49分35秒 | 障害者の自立
 知的障害者施設福山六方学園(福山市水呑町)利用者のアート作品を紹介する「FUKUROKU ART はじめまし展」が9日、鞆の津ミュージアム(福山市鞆町鞆)で始まった。多様な感性で創作された作品の数々が、訪れた人たちを魅了している。23日まで。

 10~80代の入所、通所者計47人が1点ずつ出品した。絵画、書、立体作品とジャンルはさまざま。人の表情を表した陶芸作品を木の板に並べた「仲間」、ビーズやボタンを白い布に散りばめた「宝石」、円形のボール紙を極彩色の絵の具で着色した「earth」など力作が並ぶ。

 好きな漫画から着想を得て、合板に水性ペンで縦約90センチ、横約250センチの大作を描いた沼隈特別支援学校高等部3年男子(17)は「全体のバランスを取るのが難しかった。多くの人に作品を見てもらい、楽しい気持ちになってほしい」と話していた。

 学園は利用者の創作活動に20年以上前から力を入れている。運営する社会福祉法人創樹会の西山堅太郎理事長(75)は「どの作品も優しさや力強さに満ちている」と語る。

 はじめまし展は毎年開き13回目。入館無料。午前10時~午後5時。月、火曜休館(11日は開館)。問い合わせは鞆の津ミュージアム(084―970―5380)。
 
 知的障害者施設福山六方学園(福山市水呑町)利用者のアート作品を紹介する「FUKUROKU ART はじめまし展」が9日、鞆の津ミュージアム(福山市鞆町鞆)で始まった。多様な感性で創作された作品の数々が、訪れた人たちを魅了している。23日まで。

 10~80代の入所、通所者計47人が1点ずつ出品した。絵画、書、立体作品とジャンルはさまざま。人の表情を表した陶芸作品を木の板に並べた「仲間」、ビーズやボタンを白い布に散りばめた「宝石」、円形のボール紙を極彩色の絵の具で着色した「earth」など力作が並ぶ。

 好きな漫画から着想を得て、合板に水性ペンで縦約90センチ、横約250センチの大作を描いた沼隈特別支援学校高等部3年男子(17)は「全体のバランスを取るのが難しかった。多くの人に作品を見てもらい、楽しい気持ちになってほしい」と話していた。

 学園は利用者の創作活動に20年以上前から力を入れている。運営する社会福祉法人創樹会の西山堅太郎理事長(75)は「どの作品も優しさや力強さに満ちている」と語る。

 はじめまし展は毎年開き13回目。入館無料。午前10時~午後5時。月、火曜休館(11日は開館)。問い合わせは鞆の津ミュージアム(084―970―5380)。