和光市社会福祉協議会(木田亮会長)は、日常生活に支援が必要な高齢者などに、ボランティアを派遣する「和光ゆめあいサービス」を始めた。東武東上線和光市駅北口の空き店舗に、「寄り合いどころ『たまりば』」と名付けた拠点施設を置き、利用者登録などの窓口にしている。
東武東上線・和光市駅北口の空き店舗に設けられたボランティア派遣サービスの窓口施設 提供するサービスは、買い物の代行や、外出時の同行、自宅の掃除や洗濯など。依頼内容によっては、高齢者に限らず、障害者や子育て中の女性にも派遣する。
利用希望者は、拠点施設の「たまりば」に登録(年会費500円)した上で、利用券(1時間800円)を購入し、サービスを受ける。ボランティアには、同協議会から1時間当たり500円の地域商品券が支払われる。商品券は同市商工会が発行し、市内の加盟店で利用できる。
同様のボランティア派遣サービスは朝霞市商工会などでも行っているが、和光では拠点施設の「たまりば」を、障害者の授産施設のアンテナショップとしても活用している点に特徴がある。サービスの利用を登録する窓口業務の傍ら、焼きたてのパンや手工芸品も販売しており、障害者の社会参加に役立てていきたい考えだ。同協議会は、ボランティアに市内の元気な高齢者などの登録を期待している。登録やサービスの利用に関する問い合わせは、同協議会((電)048・452・7600)へ。
(2010年3月11日 読売新聞)
東武東上線・和光市駅北口の空き店舗に設けられたボランティア派遣サービスの窓口施設 提供するサービスは、買い物の代行や、外出時の同行、自宅の掃除や洗濯など。依頼内容によっては、高齢者に限らず、障害者や子育て中の女性にも派遣する。
利用希望者は、拠点施設の「たまりば」に登録(年会費500円)した上で、利用券(1時間800円)を購入し、サービスを受ける。ボランティアには、同協議会から1時間当たり500円の地域商品券が支払われる。商品券は同市商工会が発行し、市内の加盟店で利用できる。
同様のボランティア派遣サービスは朝霞市商工会などでも行っているが、和光では拠点施設の「たまりば」を、障害者の授産施設のアンテナショップとしても活用している点に特徴がある。サービスの利用を登録する窓口業務の傍ら、焼きたてのパンや手工芸品も販売しており、障害者の社会参加に役立てていきたい考えだ。同協議会は、ボランティアに市内の元気な高齢者などの登録を期待している。登録やサービスの利用に関する問い合わせは、同協議会((電)048・452・7600)へ。
(2010年3月11日 読売新聞)