ゴエモンのつぶやき

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自民都議、摘発「障害者団体」から36万円…区役所に口添えも

2009年05月15日 00時35分19秒 | 障害者の自立
 自民党の来代(きたしろ)勝彦・都議(64)(港区選挙区)が、障害者団体向けの料金割引制度が悪用された郵便法違反事件で大阪地検特捜部に摘発された自称障害者団体「健康フォーラム」(東京都港区)側から、2007年10月~今年3月、計36万円を受け取っていたことがわかった。


 来代都議の個人口座に入金されていたが、政治資金収支報告書に記載しておらず、来代都議は全額返還する意向。05年には、健康フォーラムが障害者団体の認定を受ける際、港区役所に口添えしたことも判明した。

 来代都議の説明などによると、健康フォーラム代表・菊田利雄被告(61)(再逮捕)とは約20年来の知り合いで、菊田被告から「障害者団体の認定を受けたい」と頼まれ、05年、港区の担当者に電話で「支持者が行くのでお願いします」と伝えた。

 健康フォーラムは障害者団体の実体はなかったが、同6月、港区から障害者団体として認可を受けた。

 その後、菊田被告から「選挙などで支援したい」と言われ、07年10月から毎月2万円が入金された。来代都議は「支持者の依頼に応えるのは議員の仕事で善意だった。制度を悪用しているとは知らず、裏切られた気持ち」と話している。

 来代都議は警視庁の警察官を経て1983年から港区議を6期務め、05年、都議に当選。今年4月以降、読売新聞の取材に対し、「(菊田被告とは)お金のつながりは全くない。私は警察官だったんだから」と否定していた。

 一方、港区障害者福祉課は「条件に合致したので認可した。外部からの圧力を受けたからではない」としている。


賃貸住宅:高齢者、障害者、外国人など安心入居を 県が支援事業スタート /熊本

2009年05月15日 00時29分20秒 | 障害者の自立
 県は、高齢者や障害者、外国人、子育て世帯などが安心して賃貸住宅に入居できるよう支援する事業をスタートさせた。日本賃貸住宅管理協会県支部などと事業実施協定を結び、協力してくれる賃貸・仲介業者の登録拡大を目指す。

 事業では、登録された各業者の情報を一般に提供するほか、財団法人高齢者住宅財団がインターネット上で運営する「あんしん賃貸ネット」で賃貸物件を紹介。間取り、家賃のほか、部屋内の段差の有無や介助用車いすでの移動の可否などバリアフリー状況も同ネットで確認できる。また賃貸契約や入居時の立ち会い、通訳、高齢者の安否確認などの支援ができる団体の、事業への登録を呼びかけている。

 高齢者住宅財団が昨年度、県内市町村や社会福祉協議会などを対象にした現況調査によると、年齢や障害、外国人を理由に入居を断られたケースや「家賃不払いの心配を理由に断られた」などの相談が月に数件程度あったという。

 一方、家主や不動産管理会社などへのヒアリングでは「高齢者は今は元気でも倒れられたりしたら、困る」「設備の説明を(理解してくれるまで)何度もしなければいけない」「外国人は習慣の違いなどから周囲とトラブルが起きやすい」などの声があった。

 県住宅課は「困っている人たちの声に応え、支援の仕組みを整備していきたい」としている

福祉ナビ:障害者のアイデアが次々商品化されている。

2009年05月15日 00時25分23秒 | 障害者の自立
◆障害者のアイデアが次々商品化されている。

 ◇生活の「必要」を形に 一般用にも利用広がる
 体の自由がきかない暮らしの中から、さまざまなアイデアや商品が生まれ、多くの人たちに利用されている。障害者の発明家たちを訪ねた。

 ●縫い目ないズボン

 元F3レーサーの長屋宏和さん(29)は7年前のレース中の事故で、四肢が不自由になった。「昔のように愛用のジーンズをはきたい」との思いでファッションブランドを設立、4年をかけてお尻に縫い目のないジーンズを開発。特許を取った。

 すべてのズボンは尻に縫い目がある。下半身が動かず痛みを感じない車いすユーザーがはくと床擦れになりやすい。長屋さん自身も入院中に床擦れの手術をした経験がある。ファッション性に優れ、縫い目のないジーンズの開発に取り組んだ。

 腰から尻、太ももの途中までを、斜めに裁断した一枚布で覆い、尻に縫い目がこないよう工夫した。車いすユーザー以外でも、飛行機や自動車で長距離移動する人たちに「はきやすくて楽」と好評だ。ジーンズ地以外のズボンも商品化している。

 ●道具ホルダー

 愛知県岡崎市で「福祉工房あいち」を開く加藤源重(げんじゅう)さん(73)は18年前、勤めていた繊維工場の機械に右手を巻き込まれ、5本の指と手のひらの大半を失った。わずかに残ったのは、親指の付け根1センチほど。

 「少しでも以前と同じような生活がしたい」。また右手にはし、左手に茶わんを持って食事ができないものか。メーカーに自助具(自立生活を助ける道具)の作製を依頼したが、すべて断られた。「ならば自分で作ろう」と、指のない右手にハンマーを縛り付けたり、ドライバーを太ももと右手の残った部分にはさんで使いながら、半年がかりで開発したのが「万能ホルダー」だ。

 右手にこのホルダーをはめてハンマーなどを取り付ければ、指がなくても作業ができる。ホルダーのおかげで、これまでに片手用の洗濯ばさみやタオル絞り機、つめ切り、両手がなくても下着が脱ぎ着できる道具など60種類以上の自助具を開発した。評判を聞いた全国の人から注文がくる。個別の要望にも応じている。「あきらめていたことができるようになった」と喜ぶ人たちの笑顔が、何よりもうれしいという。

 ●ブラインドテニス

 障害者のアイデアはスポーツの世界にも進出している。

 「カラカラカラ」。スポンジボールから聞こえるかすかな音を頼りに、球の行方を追い、打ち返す。視覚障害者のための「ブラインドテニス」を発案したのは、東京都豊島区のマッサージ師、武井実良(みよし)さん(41)だ。

 全盲の武井さんが「空中のボールを打って、思い切り体を動かしたい」とテニスに着目したのは、埼玉県立盲学校高等部1年だった84年。でも音がして弾むボールがなかなか作れない。4年ほどたち、スポンジボールを使うショートテニスに出合った。スポンジボールを半分に割って中心をくりぬき、中にサウンドテーブルテニス(視覚障害者向け卓球)用のボールを入れ、張り合わせた。ルールはラケットが短くコートが小さいショートテニスを基に考案した。

 今春には日本ブラインドテニス連盟が発足。全国5地域に協会ができた。国内プレーヤーは約200人で、20年のパラリンピック正式種目入りを目指し、英国、韓国、台湾で普及活動をしている。「視覚障害者が晴眼者とスポーツを楽しみ、最後まで自分一人でプレーすることで自立心が高まる」と武井さん。

 福祉機器の研究・開発に詳しい早稲田大学の藤本浩志教授(福祉工学)は「障害のある人たちが自身の発想で工夫を重ね、道具などを開発するのは素晴らしい。障害者の意見を工学などに携わる人に届けるコーディネーター的な存在があれば、もっと多くの発明が生まれるだろう」と話す。【木村葉子】

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 ◇主な問い合わせ先
 ▼ピロレーシング(縫い目のないジーンズ)

電話   03・3460・1168

ファクス 03・3460・0995

http://www.piroracing.com/jeans/

 ▼福祉工房あいち(自助具)

電話   0564・82・4004

ファクス 0564・82・4009

http://koboaichi.jp/index.htm

 ▼日本ブラインドテニス連盟

http://homepage2.nifty.com/JTAV/


障害者楽団の軌跡を17日上映

2009年05月15日 00時23分52秒 | 障害者の自立
 知的障害者たちでつくる「楽団あぶあぶあ」を11年かけて追ったドキュメンタリー映画の上映会が17日午後1時半から、広島市西区民文化センターである。

 楽団は神戸市の知的障害者5人が中心となり1982年に結成した。ピアノやドラム、木琴などの編成で、国内外で約200回のコンサートを開いてきた。映画は昨秋に完成した。上映時間は2時間。メンバーが努力と友情で上達していく姿を記録している。

 佐伯区の市民団体「誕生日ありがとう運動 広島友の会」が結成35周年を記念して開く。兼森澄子代表(62)は「登場人物の温もりに触れて、穏やかな気持ちになってほしい」と話している。大人999円、高校生以下と障害者500円。友の会=電話082(922)5383。


セシールが不正DM35万通 障害者制度を利用

2009年05月15日 00時21分21秒 | 障害者の自立
 通信販売大手のセシール(高松市)は14日、2006年11月から半年間、障害者団体向け郵便料金割引制度を不正利用して約35万通のダイレクトメール(DM)を格安で発送していた、と発表した。

 同社は06年7月に兵庫県内の広告代理店から障害者団体向けの低料第3種郵便物制度の利用を提案され、同年11月から07年5月まで、大阪府の障害者団体の定期刊行物に同社のDMを同封。3回にわたり計35万通を顧客に発送した。

 1通当たりの発送料金は正規より約65円安い約7円だった。セシールは差額合計約2300万円について、郵便事業会社に支払いが可能かどうか検討している。

 セシールは「広告代理店から法的に問題ないとの説明を受け、疑わずに利用してしまった」としている。