DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

マシューズ、代役に競り勝つ(WBA暫定ライト級)

2015年04月29日 03時20分33秒 | 世界ボクシング
今月18日、英国で行われた試合結果です。
WBAライト級王座決定戦(暫定王座):
デリー マシューズ(英)判定3対0(114-112x2、115-112)トニー ルイス(カナダ)

*本来なら正規王座に君臨するリチャード アブリル(キューバ)へ挑戦する予定だったマシューズ。都合何度でしょうか、そのアブリルが試合をキャンセルし、業を煮やしたWBAはアブリルを休養王者へと移行。それまで暫定王者だったダルレイ ペレス(コロンビア)をレギュラー王者に昇格させ、アブリルとの試合が決まっていたマシューズを暫定王座決定戦へ出場させています。話はここで終わらず、当初マシューズはベネズエラのイスマエル パロッソと試合を行う予定でした。しかしその対戦話も直前に流れ、最終的にはルイスとの王座決定戦を行っています。

直前に決まった対戦者相手に競った内容で勝利を収めた英国人。暫定ながらもプロキャリア13年、そして49戦目にして初の世界王座獲得を果たしています。

マシューズのキャリアを振り返ってみましたが、キャリア前半は順調に白星を重ねていました。20戦目までに英国、WBUのフェザー級王座を獲得しています。その後負けが重なった時期もありましたが、ライト級に転向しIBO、英国、英連邦、そしてWBA大陸王座(Continenntalとのみ表記されています)を順次獲得していきました。これまでに9敗(7KO)負けを喫していますが、何となく英国人としては珍しいキャリアの持ち主だな、と感じます。38勝の内KO勝利は20。多分現在の英国同級戦線でも、それほど評価されている選手ではないでしょうが、今後どのようなしぶとさを見せていくかに注目したいですね。

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