DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

比嘉、パーフェクト・レコードで世界到達(WBCフライ級)

2017年05月31日 00時09分03秒 | 世界ボクシング
今月20日、有明コロシアムで行われた試合結果です。
WBCフライ級戦:
挑戦者比嘉 大吾(白井・具志堅)TKO6回2分58秒 王者ファン エルナンデス(メキシコ)

*エルナンデスが前日計量に失敗したため、王座は空位に。比嘉が勝利すれば、もちろん新王者誕生という変則的、そして不愉快な形で行われたこの一戦。そのうっ憤を比嘉がその強打で吹っ飛ばしてくれました。

比嘉は2回(1度)、5回(1度)、そして6回(4度)に都合6度のダウンを奪いました。しかしエルナンデスもダウンを奪われた回以外はポイントを取っており、それなりの抵抗を見せています。

2回は左ショート、5回は左フック、6回は右アッパーで始まり、後は上下へのコンビネーションでダウンを奪いまくったニューチャンピオン。沖縄からは平仲 明信(沖縄ワールド)以来、実に25年ぶりの世界王者誕生となりました。自分(Corleone)はその平仲が世界王座を奪取したエドウィン ロサリオ(プエルトリコ)戦を見るために、WOWOWに加入したという経緯があります。

兎にも角にもこの20日に有明コロシアムで行われた他の2つの世界戦、WBAミドル級レギュラー王座とWBCライトフライ級戦は、どちらも競った判定結果が出ています。その2試合が論議を呼んだ判定決着だっただけに、一層比嘉の勝利が輝いて見えますね。しかもその戦績が13戦全勝で、そのすべてがKO/TKO勝利ですからね、たいしたものです。今後どのような防衛路線を歩んでいくのか?減量苦が噂される新王者がいつ頃上の階級に上がっていくのか?気になるところです。
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チュー2世、5連勝(ミドル級)

2017年05月30日 00時09分43秒 | 世界ボクシング
先週末27日・土曜日、豪州で行われた試合結果です。
ミドル級6回戦:
ティム チュー TKO3回終了 アダム フォッシモンズ(共に豪)

*昨年師走にデビューを果たしている元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の実子ティム。今月6日にデビュー4戦目を行ったばかりです。3週間のインターバルしかありませんでしたが、この試合が4戦目のフォッシモンズを圧勝。手堅くプロ5連勝(4KO)を飾っています。

次戦を7月に予定しているチュー。今年はあと何試合こなすのでしょうか?どんどんと試合数を重ねていって貰いたいですね。
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荻堂、王座奪取ならず(OPBFライトフライ級)

2017年05月29日 01時16分59秒 | 世界ボクシング
今月21日、沖縄・琉球大学第一体育館で行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ライトフライ級王座決定戦:
荻堂 盛太(平仲)引き分け(0対1:114-114x2、112-116) エドワード ヘノ(比)

*この試合が行われた前日にWBC同級王座を獲得している拳 四朗(BMB)。そのケンシロウが保持していたOPBF王座を獲得し、その勢いで世界まで、という筋書きを描いていた荻堂陣営でしたがそうは行きませんでした。

WBC同様に4回と8回終了時に採点が公開されるOPBF戦。8回終了時までは日本人がリードしていたのですが、終盤戦にガス欠状態に陥ってしまったようです。試合直後の判定は、比国人の勝利が発表されました。しかしその後採点ミスが確認され、荻堂からしてみれば辛くも引き分けで黒星を喫する極地から免れることに成功。そういえば荻堂は、1月にこれまたケンシロウが以前保持していたWBCユース王座戦に出場し、そこでも引き分けを経験しています。

今後どうすればタイトルを手元に引き寄せることが出来るのか?荻堂陣営には痛いほどわかっている筈です。
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八重樫、あっさりと転落(IBFライトフライ級ほか)

2017年05月28日 00時02分22秒 | 世界ボクシング
一週間前の21日、有明コロシアムで行われた試合結果です。
IBFライトフライ級王座統一戦:
暫定王者ミラン メリンド(比)TKO初回2分45秒 王者八重樫 東(大橋)

*八重樫、減量苦だったのでしょうかね?3分弱の間にあっさり3度ダウン(3度目のメリンドが放ったワン・ツーは素晴らしかったですが)。あっという間にTKO、負けを喫してしまい王座から転落。メリンドを暫定から唯一王者に格上げさせてしまいました。

試合後のインタビューでは、「ダメージは全くない」との事。もし現役続行なら、フライ級に再転向をお勧めします。八重樫、これまでにWBAミニマム級、WBCフライ級、IBFライトフライ級と獲得してきました。これまで獲得したことのないWBO王座狙いというのも妥当な路線と考えていいのではないでしょうか。

この試合の前日、拳 四朗(BMB)がWBC同級王座を獲得。その結果、WBA王者田口 良一(ワタナベ)、WBO王者田中 恒成(畑中)、そしてこの八重樫で、主要4団体の世界王座すべてを日本人選手によって占めた事になりました。しかしその天下も、僅か1日で終わってしまいました。


WBOスーパーフライ級戦:
王者井上 尚弥(大橋)KO3回1分8秒 挑戦者リカルド ロドリゲス(米)

*上記のIBFライトフライ級は接戦が予想されていました。しかしこのWBOスーパーフライ級戦は、試合前から王者の圧勝劇だろうと思わていました。しかしその通りの試合内容、結果を出すとは、井上は大したものです。
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今週末の試合予定

2017年05月27日 00時57分52秒 | 世界ボクシング
2017年5月最終週末の試合予定です。

27日 土曜日
英国
IBFウェルター級戦:
王者ケル ブルック(英)対 挑戦者エロール スペンス(米)

WBAスーパーミドル級王座決定戦(スーパー王座):
ヒュードル チュディノフ(露)対 ジョージ グローブス(英)
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中止で一安心?(色々:05‐26‐17)

2017年05月26日 03時13分07秒 | 世界ボクシング
最近(2017年5月26日ごろ)のニュースです。

1)本来なら来週末の6月3日に行われる予定だったWBAヘビー級のレギュラー王座決定戦、シャノン ブリッグス(米)対フレス オケンド(プエルトリコ)。ブリッグスが薬物反応に引っかかったため、この試合は中止になっています。試合開催が発表された当初から、この組み合わせに世界ヘビー級戦としては???が付いていた一戦なだけに、今回の中止は好ニュースと考える出来なのでしょうかね?

2)ちなみに現在のWBAヘビー級ランキングは、スーパー王者がアンソニー ジョシュア(英)、1位にこれまで2度暫定王座を獲得しているルイス オルティス(キューバ)、2位が「ブリッグス対オケンド」戦の勝者に挑戦を予定していたアレくサンデル ウスティノフ(露)が位置しています。3位がブリッグスで4位がオケンド。5位がウラジミール クリチコ(ウクライナ)で、日本の藤本 京太郎(角海老宝石)は14位にランクインしています。

3)WBAヘビー級戦が行われる予定だった3日の前日、同王座を獲得しながらこちらもドーピングに引っかかっているルーカス ブラウン(豪)がリング復帰戦を予定。現在9連敗中のマシュー グレアー(米/Greer)と6回戦で対戦します。そういえば今月マイナー団体のヘビー級王座を獲得しているジェームス トニー(米)も、以前WBA王座を獲得しながらドーピングに引っかかった経験がありますね。ちなみにトニーはオケンドには僅差判定勝利し、ブラウンには大差判定負けをした経験があります。

4)少し遡ることになりますが、日本でもお馴染みの元WBCバンタム級、スーパーフェザー級王者のシリモンコン シンワンチャー(タイ)が2月10日、シンガポールのリングに登場。94戦目の実戦となったシリモンコンですが、その試合が僅か5戦目だったアジズベック アブドゥゴフロフ(ウズベキスタン)に12回判定負け。WBCのアジア地域王座であるABCミドル級(!)王座獲得に失敗しています。アブドゥゴフロフはその後3月25日に再びシンガポールのリングに登場し、アルゼンチンのマーティン リオスに10回判定勝利を収めています。

5)シリモンコンが辰吉 丈一郎(大阪帝拳)に大激戦の末、TKO負けを喫してWBCバンタム級王座から決別したのが1997年の11月。もう20年も前のことです。そのシリモンコン、現地時間の明日27日、再びシンガポールのリングに登場。4月に後楽園ホールで小原 佳太(三迫)に8回判定負けを喫しているラリー スィウー(インドネシア)と、空位の超マイナー団体であるUBOスーパーウェルター級のインターコンチネンタル王座を争います。

6)今月5日、暫定王座を含め世界3階級制覇(2階級が暫定王座)を果たしているユリオルキス ガンボア(キューバ)がしぶといロビンソン カスティジャノス(メキシコ)と対戦。予想外の7回終了TKO負けを喫しています。
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田中、激戦を制す(WBOライトフライ級)

2017年05月25日 00時14分23秒 | 世界ボクシング
先週末20日・土曜日、愛知・武田テバオーシャンアリーナで行われた試合結果です。
WBOライトフライ級戦:
王者田中 恒成(畑中)判定3対0(117-110x2、116-111)挑戦者アンヘル アコスタ(プエルトリコ)

*プロ8戦で世界2階級制覇を達成している王者田中と、ここまでプロ16戦して、そのすべてを規定ラウンド以内(早い話がすべてKO/TKO勝利)で終えてきた指名挑戦者アコスタの対戦。予想通りというのでしょうか、フルラウンドに渡って両者の攻防が入れ替わった好試合でした。

先制したのは強打のアコスタ。KO率100%の両拳を振りかざしながら田中に迫ります。王者だからと言ってしまえばそれまでですが、田中はそんな強打者相手に気後れすることは微塵も見せません。初回、続く2回とポイントは失いましたが、しっかりとした左ジャブと老獪な距離感を保ちながら対抗していきます。3回に入るとボディー攻撃で挑戦者を攻め立てていく王者。この回あたりから試合の流れは田中に傾いていきます。

5回、右ショートアッパーでこの試合唯一のダウンを奪った田中。そこから試合は完全に田中が把握していくことになりました。毎回、アコスタもパーフェクト・レコードの意地にかけてその強打で田中を威嚇していきます。我慢比べとなった各ラウンド、田中が常に最終的に打ち勝るという展開に持っていきます。11回にはこの試合最大のピンチを迎えた田中ですが、その回も最終的には田中の攻勢で終了。最終的には中差ながらも明確な判定勝利を収め田中が勝利。昨年の大晦日に手に入れた2冠目の初防衛に成功しています。ちなみに私(Corleone)は115対112で田中の勝利を支持しています。

個人的には世界王座獲得前から評価していた田中ですが、これまで獲得した2階級の世界王座は揃って王座決定戦で手に入れたもの。何となく作られた記録のような印象を持っていました。しかし今回、危険度超大の指名挑戦者を退けたことによって、その評価を盤石のものにしたのではないでしょうか。

その完全な戦績に初の黒星が加えられたアコスタですが、彼もまた、敗れたとはいえフルラウンドを戦う能力を披露。その評価は落ちていない、と言っていいでしょうね。
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拳 四朗、接戦を制す(WBCライトフライ級)

2017年05月24日 00時30分11秒 | 世界ボクシング
先週末20日・土曜日、有明コロシアムで行われた試合結果です。
WBCライトフライ級戦:
挑戦者拳 四朗(BMB)判定2対0(115-113x2、114-114)王者ガニガン ロペス(メキシコ)

*その言葉通り際どい試合内容、結果となったこの一戦。挑戦者が7回以降距離を取り始めペースを把握したかに見えました。しかししぶとい王者も最後まで諦めずに反撃。判定は2対0で新王者誕生を支持しています。私(Corleone)の採点は114対114のイーブンとなっています。

初防衛戦ではロペスに明白な判定勝利を収めているペドロ ゲバラ(メキシコ)との対戦が有力視されているケンシロウ。それを乗り越えることが出来れば長期政権も期待できるのではないでしょうか。
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村田、世界王座獲得ならず(WBAミドル級:第2の王座)

2017年05月23日 00時08分45秒 | 世界ボクシング
先週末20日・土曜日、有明コロシアムで行われた試合結果です。
WBA世界ミドル級王座決定戦(第2の王座):
同暫定王者アッサン エンダム(仏)判定2対1(115-112。116-111、110-117)村田 諒太(帝拳)

*この試合の判定結果について、色々と批判が飛び交っているようですが、それほど「ひどい判定」のようには感じられませんでした。

正直、「どっちもどっちだな」というのが私(Corleone)の感想です。ジャッジ3名は2対1で割れました。私の採点では114対113でフランス人が若干有利となっています。前半戦はエンダム。村田が右ショートでダウンを奪った4回以降の中盤戦は日本人。終盤戦はどちらかというとエンダム。手数(エンダム)か強打(村田)かで見方が分かれる典型的な試合でしたが、前半戦は村田は前進するのみ。終盤戦、村田の強打は明らかに空振り状態。今回のような試合内容で「よく自分が勝った」と思えたのか不思議でなりません。

この試合、争われた王座はWBAのレギュラー王座、そうWBA同級の第2の王座です。このレギュラー王座の上にはスーパー王座があり、そこには現役最強のゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)が君臨中。エンダムも村田も実力ではゴロフキンには遠く及ばないでしょう。もし他の選手が今回のようにWBA「第2の王座戦」に出場すれば、批判が集中するでしょうね。現にこれまで、亀田3兄弟や現WBAフライ級王者井岡 一翔(井岡)が実力ナンバー1のWBA王者との対戦を避け、格下王座戦に出場したためマスコミに叩かれてきました。しかし今回の世界戦ではそのような声は一切聞かれませんでした。村田が五輪で金メダルを獲得したからでしょうか?それとも世界に通じる帝拳ジムに所属しているからでしょうか?亀田陣営や井岡陣営が取った路線を肯定し、村田陣営を批判するつもりはありませんが、現実として、村田が選んだエンダムという選手はゴロフキンはおろか、WBO王者ビリー ジョー ソーンダース(英)より実力が落ちる安全パイと見られていた選手です。

そしてまたWBA会長の言動には困ったものです。自身の運営する団体の世界戦ジャッジが出した試合結果を、その試合直後に批判する会長がどこにいますか?ある中学の校長先生が、その中学の先生を公で非難しますか?会社の社長が、社員を批判してどうなりますが?両選手が懸命に戦った試合をこれ以上貶すのは止めてもらいたいものですね。
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村中、敵地で大差判定負け(WBAスーパーフライ級)

2017年05月22日 02時04分03秒 | 世界ボクシング
今月13日、英国で行われた試合結果です。
WBAスーパーフライ級戦:
王者カリド ヤファイ(英)判定3対0(119-107x2、118-108)挑戦者村中 優(フラッシュ赤羽)

*王者ヤファイにとって、この試合が昨年師走に獲得した王座の初防衛戦となります。初防衛戦だというからでしょうか、安全パイとして見られ選ばれたのが日本の村中。その村中、王者陣営の期待に応える結果を提供してしまいました。

2回に軽いダウンを奪われた挑戦者。その後接近戦に持ち込む、逆転勝利を目論んだ村中ですが善戦報われず。8回に低打による減点を科された王者ですが、採点は大差判定で英国人の勝利を支持。試合内容自体は、数字以上に競ったものだったようですが勝敗が覆されるほどのものでもなかったようです。

現在ヤファイの指名挑戦者として石田 匠(井岡)が1位にランキングしています。年内に「ヤファイ対石田」は実現するのでしょうか。また、その試合開催地はどこになるのでしょうか。それ次第で勝敗が決しそうな気がします。
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