DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

細野、逆転勝利でV6(日本フェザー級)

2016年03月31日 02時46分21秒 | 日本ボクシング
現地時間の一昨日28日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本フェザー級戦:
王者細野 悟(大橋)判定3対0(97-91x3)挑戦者福原 力也(ワタナベ)

*今回が3度目の対戦となった両選手の戦い。結果的には細野が3連勝(1KO)記録を残すことになりましたが、更なる飛躍を目論む王者にとり課題の残る一戦だったのではないでしょうか。

前半戦、前に出るのは細野。しかしポイントは福原に流れていきます。これまでにも似たような経験を持っている細野ですが、どうもスロースターターという悪い癖が抜けないようです。

8回、細野のしぶといボクシングがようやく功を奏します。この回、左ボディーでダウンを奪うことに成功。そして同じパンチで9回にもダウンを追加します。2006年以来の王座返り咲き(当時保持していたのは日本スーパーバンタム級)を目指した福原ですが万事休す。数字的には大差の判定負けを喫してしまいました。

どうなのでしょうね、今後の細野の路線は。日本王者としてはそれなりの強さを見せてはいるようですが、それほどボクシングに変化が見られず頭打ちの感があります。世界を目指すなら肉体的より、何らかの精神的な変化が必要なのではないでしょうか。
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大苦戦のプロ4戦目(フェザー級)

2016年03月30日 01時02分14秒 | 強いぞジョーさん
先日27日・日曜日、大阪・なみはやドームで行われた試合結果です。
フェザー級4回戦:
辰吉 寿以輝(大阪帝拳) 判定2対1(39-38x2、38-39)三瓶 一樹(ワタナベ)

*最終4回に三瓶をぐらつかせた寿以輝。その4回以外は三瓶のラウンドだったように見えました。

10センチ身長で劣った寿以輝。大阪帝拳も体格差を承知で組んだ一戦だったのでしょう。しかし寿以輝は終始、相手の土俵で戦ってしまいました。

回を追うごとに(と言っても4回戦ですが)冴えていく三瓶の左ジャブ。そのパンチは数もありました。対する寿以輝は同じ距離から当たらないパンチを放つのみ。時々思い切って中に飛び込むのですが、それらはあくまで一発狙いで後のパンチが続きません。動き自体はこれまでより若干スムーズになったようですが、放つパンチは単発で、ほとんどが顔面狙い。その辺りが次戦への課題でしょう。
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ブルック、指名挑戦者を一蹴(IBFウェルター級)

2016年03月29日 01時16分37秒 | 世界ボクシング
先週末26日土曜日、英国で行われた試合結果です。
IBFウェルター級戦:
王者ケル ブルック(英)TKO2回2分15秒 挑戦者ケビン ビジェ(カナダ)

*自身の怪我のために、10ヶ月ぶりの実戦登場となったブルック。指名挑戦者を相手にせず、5分間の圧勝劇で3度目の防衛に成功しています。


(連打からダウンを奪う王者)

試合は王者のワンサイド・マッチ。前進するのはビジェですが、そんな挑戦者に対しブルックは左ジャブを中心としたコンビネーションをビシバシ当てていきます。パンチ力、パンチのスピード、そして体全体のスピード差は明白で、挑戦者は前に出るサンドバック状態に。2回半ば、連打からダウンを立て続けに奪ったブルックはそのままTKO勝利。指名挑戦者相手に実力差を如何なく見せつけ白星を付け加えています。


(快勝劇を演じたブルック。今後の路線は如何に?)
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福原、初防衛に成功(日本ミニマム級)

2016年03月28日 02時25分40秒 | 日本ボクシング
現地時間の一昨日(26日・土曜日)、フードパル熊本で行われた試合結果です。
日本ミニマム級戦:
王者福原  辰弥(本田フィットネス)判定3対0(97-93x2、98-94)挑戦者栄 拓海(折尾)

*九州人対決となった今回の日本タイトルマッチ。戦前の予想では、何でもWBO1位にランキングされている(!?)挑戦者が有利とされていたようです。しかし九州外での遠征試合がより多いチャンピオンが意地を見せ勝利。昨年11月に獲得した王座の初防衛に成功しています。

両選手に関してほとんど知識を持っていないのですが、福原の試合後の戦績は17勝(6KO)4敗(1KO負け)5引き分け。敗戦はすべて東京の地で喫しており、その中には前WBCライトフライ級王者木村 悠(帝拳)と4階級上の現OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王者井上 拓真(大橋)も含まれています。

他サイトで今回の試合を調べてみると、かなりの好試合/激戦だったようです。

階級は最軽量級。試合地はボクシングの僻地である熊本。一般的、もしかしたらボクシング界の中でも、注目度はかなり低かったと思われる今回の一戦。しかしボクシングの底辺拡大のために、このような地方でのタイトル戦を継続的に行っていってもらいたいですね。
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益田、王座に返り咲き(日本バンタム級他)

2016年03月27日 00時17分20秒 | 日本ボクシング
今月18日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本バンタム級王座決定戦:
益田 健太郎(新日本木村)対 田中 裕士(畑中)

*11ヶ月前、昨年度のチャンピオン・カーニバルで同王座を手放している益田と、元同級のWBCユース王者田中の対戦。接戦が予想されていましたが、王座返り咲きを目指す益田が田中を常に上回り快勝。後半戦にレフィリー・ストップを呼び込み、約1年ぶりにベルトを腰に巻くことに成功しています。

日本フライ級戦:
王者粉川 拓也(宮田)判定3対0(98-92x2、97-93)挑戦者黒田 雅之(川崎新田)

*昨年7月に同王座に返り咲いた粉川と、2年ぶり2度目の日本フライ級王座挑戦となった元日本ライトフライ級王者黒田の対戦。世界挑戦経験者同士の一戦は、採点以上に競った試合展開に。最終的には手数とスピードで粉川が勝利を収めましたが、3度目の世界挑戦実現には、説得力の欠ける白星だったようです。

この興行では2つの日本タイトルが争われましたが、4選手揃って大手ジム以外の選手たちですね。何となく今年度のチャンピオン・カーニバルの傾向を表していると言っていいのではないでしょうか。
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今週末の試合予定

2016年03月26日 00時09分04秒 | 世界ボクシング
2016年3月最終週末の試合予定です。

26日 土曜日
フードパル熊本
日本ミニマム級戦:
王者福原  辰弥(本田フィットネス)対 挑戦者栄 拓海(折尾)



英国
IBFウェルター級戦:
王者ケル ブルック(英)対 挑戦者ケビン ビジェ(カナダ)



英国(上記とは別会場)
英国ミドル級戦:
王者ニック ブラックウェル 対 挑戦者/前WBA暫定王者クリス ユーバンク(共に英)

米国・カリフォルニア州
ライトヘビー級12回戦:
アンドレ ワード(米)対 スリバン バレラ(キューバ)




27日 日曜日
大阪・なみはやドーム
4回戦:
辰吉 寿以輝(大阪帝拳) 対 三瓶 一樹(ワタナベ)




28日 月曜日
後楽園ホール
日本フェザー級戦:
王者細野 悟(大橋)対 挑戦者福原 力也(ワタナベ)




4月1日 金曜日
比国
OPBF(東洋太平洋)バンタム級王座決定戦(暫定王座):
レイ メグリノ(比)対 ジョナサン バアット(比/カシミ)

OPBFスーパーフェザー級王座決定戦(暫定王座):
カルロ マガリ(比)対 マーク メリゲン(比/カシミ)

OPBFスーパーフライ級王座決定戦(暫定王座):
レネ ダッケル(比)対 ラッキー トー ブアマス(タイ)


米国・ワシントンDC
WBAスーパーライト級戦(スーパー王座):
王者エイドリアン ブローナー(米)対 挑戦者アシュレイ シオフェン(英)
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ベルチェル、まずは暫定王座を獲得(WBOスーパーフェザー級:暫定王座)

2016年03月25日 01時33分54秒 | 世界ボクシング
今月12日、メキシコで行われた試合結果です。
WBOスーパーフェザー級王座決定戦(暫定王座):
ミゲル ベルチェル(メキシコ)TKO6回1分55秒 ジョージ ジュップ(英)

*ベルチェルの試合を見たのは今回が初めてになります。6ラウンド、僅か17分弱の感想になりますが「好選手」という印象を受けました。少々褒めすぎかもしれませんが、そのスタイルは元3階級制覇王のフェリックス トリニダード(プエルトリコ)に似たものを持っています。固いガードから、こまめに力強い左ジャブを放つ。接近すれば左のショート・フック、左右のショート・アッパーで相手にダメージを蓄積させていく。それらのパンチに加え、左右のボディも忘れません。プレッシャーのかけ方もトリニダードに似てすり足気味。上体も突っ立っておらず、ボディーワークを忘れていません。

ちょうど2年前になりますが、キャリア唯一の敗戦を喫しています。コロンビアのルイス フローレスというライト級を主戦場にしている選手に99秒でTKO負け。まあ、甘い見方かもしれませんが、初回KO/TKO負けというのは大体が交通事故的なもの。ベルチェルにとって貴重な経験だったと見るのが妥当ではないでしょうか。

本来ならこの日、正規王者ローマン マルティネス(プエルトリコ)に挑戦を予定していたベルチェル。幸運な事に興行自体は中止にならず、代役選手ジュップと暫定王座を争うことになりました。

ジュップも頑張りを見せたのですが、結局は「あくまで代役」で終わってしまったこの試合。24歳の上昇気流に乗るメキシカンが常に試合を組み立てていくことになります。


(ジョッピも頑張りますが...)

力強い左で英国人をコントロールしていくベルチェル。4回中盤に放たれた左ボディーでジュップの動きを止めます。そしてその回終了間際、左右のアッパーでこの試合初のダウンを奪ったベルチェル。同じパンチで5回終了間際にもダウンを追加します。


(ライバルを攻め立てるベルチェル)

最終回となった6回、ボディーが効いていると見て英国人の腹部に攻撃を集中するメキシカン。最後は左アッパー一発で3度目のダウンを奪います。レフェリーはそこで躊躇することなく試合終了を宣告。ベルチェルが暫定ながらも見事な勝利で世界王座を獲得することに成功しています。

正規王者マルティネスとの王座統一戦に駒を進めたベルチェル。戦績を29勝(26KO)1敗にしましたが、一発屋ではなくコンビネーション・パンチャーと言っていいでしょう。今から「マルティネス対ベルチェル」戦が楽しみです。


(今後が楽しみな新王者)
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ワタナベ・トリオ、揃って登場(WBAスーパーフェザー級他)

2016年03月24日 00時14分56秒 | 世界ボクシング
4月27日、大田区総合体育館で予定される試合です。
WBAスーパーフェザー級戦(スーパー王座):
スーパー王者内山 高志(ワタナベ)対 暫定王者ダビド カルモナ(メキシコ)

*レギュラー王者にハビエル フォルトゥナ(ドミニカ)が存在しています。

WBAスーパーフライ級戦(レギュラー王座):
王者河野 公平(ワタナベ)対 挑戦者インタノン シッチャモアン(タイ)

*暫定王者の座にルイス コンセプシオン(パナマ)が就いています。

WBAライトフライ級戦(レギュラー王座):
王者田口 良一(ワタナベ)対 挑戦者ファン ランダエタ(ベネズエラ)

*暫定王者はランディ ペタルコリン(比)。



内山がV12達成後は(その可能性は大、と見ます)、WBAには暫定王座決定戦を是が非でも行わないで貰いたいですね。最初ランダエタが挑戦者に選ばれたと聞いたとき、耳を疑ってしまいました。
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ロイ ジョーンズ、言葉が見つかりません(色々:03‐23‐16)

2016年03月23日 01時34分59秒 | 世界ボクシング
最近(2016年3月23日ごろ)のニュースです。

1)軽量級の不気味な存在レイ ロレト(比)。1月22日にタイのリングで空位だったWBAミニマム級インターナショナル王座を獲得しています。来月24日に広島のリングで、日本ランカーである板垣 幸司(広島三栄)と対戦します。ロレトの来日は2012年11月以来2度目となります。

2)WBAライトフライ級の暫定王者であるランディ ペタルコリン(比)が来月15日、豪州に赴きオマリー キウェリ(豪/Kimweri)の挑戦を受けます。今回が1年ぶり2度目の防衛戦となるペタルコリン。この試合の12日後には正規王者である田口 良一(ワタナベ)が保持する王座の防衛戦を行います。田口の挑戦者は未だに発表されていません。どうせならここで「田口対ペタルコリン」戦を実現すればいいと思うのですが。

3)6月11日にスーパーウェルター級で好カードが行われます。無敗のままWBO王座を剥奪されたデメトリアス アンドラーデ(米)が、昨年11月に豪州に渡りアンソニー マンディン(豪)を破ったチャールズ ハトレイ(米)と対戦します。現在までにこの一戦に何らかの王座が争われるかは発表されていません。

4)その一週間後の18日、ミゲル コット(プエルトリコ)が米国・ニューヨーク州で再起戦を予定しています。昨年11月、サウル アルバレス(メキシコ)に大差判定負けを喫しWBCミドル級王座を失っているコット。私(Corleone)はその一戦、コットが余裕を持って勝利したと見ていましたが...。兎にも角にもコットの再起戦の相手は未定です。

5)WBAスーパーウェルター級王者のジャック クルカイ(独)が来月9日、2度目の防衛戦を予定しているようです。挑戦者は未だに発表されていませんが、クルカイはいつの間にやら暫定王者からレギュラー王者に昇格しています。

6)先週末20日、ロイ ジョーンズ(米)が「ファン」と公式なエキシビションマッチを行い、当然の如く2回KO勝利を収めています。以前から行う事が発表されていた茶番劇ですが、ロイ陣営から見ると大人気ないというか、何と言うか。事故がなかったからいいものの。せめて公開スパーリングに留めて置けばよかったのでは?

かつてミドル級からヘビー級まで(クルーザー級はスキップ)の4階級を制覇し、超人的な強さを見せつけていたロイ。今回対戦したバイロン フィリップ氏はアマチュアとプロの総合格闘技で少々経験があるそうですが、何ともまあ。ロイもここまで地に落ちたか、という感じですね。

追加情報になりますが、ロイ対フェリップ戦、BoxRecには公式な試合結果(!?)として掲載されています。
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ブドラー、まさかの陥落(WBAミニマム級:スーパー王座)

2016年03月22日 01時47分16秒 | 世界ボクシング
先週末19日・土曜日、南アフリカで行われた試合結果です。
WBAミニマム級戦(スーパー王座):
挑戦者バイロン ロハス(ニカラグア)判定3対0(115-113x3)王者ヘッキー ブドラー(南ア)

*新王者の試合前までの戦績は16勝(8KO)2敗3引き分け。2つの敗戦と3つの引き分けはそのキャリアの前半戦に集中しています。2012年師走に喫した最後の敗戦以降の戦績は、一つの無効試合を挟んで10連勝(4KO)。世界前哨戦となった昨年8月の試合でニカラグアの国内王座を獲得しています。10回戦以上の経験はその国内戦を含めて僅かに3。

前王者の王座転落前までの戦績は29勝(9KO)2敗。今回がWBA王座の6度目の防衛戦で、それ以前に獲得したIBO王座に関していえば10度目の防衛戦。ブドラーはそれ以前に、一つ上のライトフライ級でIBO王座を獲得しています。

試合前の掛け率は36対1で王者だったそうで、昨年9月の防衛戦で接戦を演じた27歳の王者ですが、それほど衰えが目立っていた訳ではないのですが。試合は行ってみなければ分からないものです。

KO率が35%の挑戦者が、KO率29%の王者を押しまくった試合だったようです。

新スーパー王座の座についたロハスは、レギュラー王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)との王座統一戦が義務付けられているようですが、その前に日本\\\の威力が発揮しそうな予感もしますが、どうでしょうかね。
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