DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ハーンズ2世、プロ第2戦

2004年05月31日 02時52分43秒 | 世界ボクシング
伝説の「ヒットマン」トーマス ハーンズの実息子ロナルドが、プロ第2戦を勝利で飾っています。結果は1ラウンド1:52秒勝ち。
まあ、偉大なる父のように5階級制覇とは言わなくとも、世界王座に絡んでくる選手には成長してほしいものです。
ちなみにロナルドの現階級はミドル級。父親がマービン ハグラーととんでもない試合をした階級です。
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ボクシング 10年 (意外に面白いクラス達)

2004年05月30日 09時37分45秒 | ボクシングネタ、その他雑談
今回はヘビー級から1つ下のクラス、クルーザー級からスーパーミドル級までの3つのクラスの10年間である。

クルーザー級(190ポンドから200ポンドへ/86.18㌔>90.72㌔)
ライトヘビー級 (175ポンド/79.38㌔)
スーパーミドル級 (168ポンド/76.20㌔)

日本ではほとんど馴染みのないクラスたちである。
一言で言うと「地味なクラスたち」である。しかし、意外に面白いクラス、話題があったクラス達である。基本の忠実な欧州の選手(特にドイツ、イギリス)が幅をきかせているクラスである。
ここ10年間の動きを見てみよう。
1)ドイツ帝国の繁栄
2)それに続くスーパーミドル級の大英帝国
3)ロイ ジョーンズ王朝
そして
4)ジェームス トニー
である。

ドイツ帝国の繁栄は、これらのクラスに馴染みが我々日本人にとり薄いためそれほど感じる事が出来ないかもしれない。しかし誕生した王者たちを並べて見るとそれを感じる事が出来ると思う。

ヘンリー マスケ (IBFライトヘビー級王者、93年ー96年 10度防衛。帝国建設の立役者)

ダリウス ミハエルゾウスキー (WBO、WBA、IBFライトヘビー級王者。ポーランドからの輸入選手。94年、WBO王座獲得後3団体王座を統一。WBOだけを見ると23度の連続防衛)

ファン カルロス ゴメス (WBCクルーザー級、98年ー2001年。キューバ出身のこれまた輸入選手。現ヘビー級ランカー)

スベン オットケ (今年3月に無敗引退したIBF、WBAスーパーミドル級王者。98年に獲得した王座を21度連続防衛)

これらの記録を見ていただければ、ドイツのボクシング熱が分かると思う。


なぜかイギリスからは、ここ10年ほどスーパーミドル級に好選手を輩出し続けている。
ナイジェル ベン、クリス ユーバンクに始まり、ロビン リード、リッチー ウッドホール、グレン カットリー、スティーブ コリンズ(アイルランド)、そして現WBO同級王座を14度防衛、来月にもライトヘビー級王座挑戦予定のジョー カルザゲ。
こう並べて見ると、やはりカルザゲには他の選手たちにないスター性を感じる事が出来る。


もしロイ ジョーンズが同階級に出現しなかったら、本場アメリカでも影の薄いクラスたちだったに違いない。
天才ジョーンズの貢献度、超大。94年にIBFスーパーミドル級王座を獲得後は勢いを止めることなく2004年まで突っ走ってきた。ライトヘビ級王者時代は、マイケル スピンクス以来の、3団体統一王者に。昨年はヘビー級王座までも獲得。
まあ、アントニオ ターバー戦の苦戦、敗戦はヘビー級からの逆転向による減量苦、35歳という年齢との戦い、そしてターバー型のボクサーへの苦手意識である。この1つの敗戦によってジョーンズの同階級での評価、貢献度が落ちるとは考えにくい。


94年にIBFスーパーミドル級王座をジョーンズに奪われてから裏街道を走っていた、ジェームス トニーのクルーザー級での王座獲得、そしてイベンダー ホリフィールド撃退のニュースはうれしいものであった。
ほぼ10年間、ジョーンズの影で戦い続けたトニーもこの階級での「10年」に欠かせない役者である。

こうして見て見ると、意外に見所のあるクラスたちである。
これからの「10年」、欧州勢が勢いを衰えることなく、占領するであろう。
近い将来を見ると、ジョー カルザゲのライトヘビー級の活躍次第で話題が増えて行くと思う。もちろんアントニオ ターバー戦実現が同階級の大一番である。
オーストラリアのWBC暫定スーパーミドル級王者、ダニー グリーンもメジャー進出に期待。


Corleone
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ボクシング 情報

2004年05月27日 08時18分40秒 | 世界ボクシング
さあ、ダイスポ氏の「シーズンチケット3」以来、久々の週情報です。今後週中頃にお送りして行く予定です。

1)さて、伝説のフリオ セサール チャベスの引退試合、フランキー ランドールとの第3戦の判定です。
3ー0でチャベス、98対92が2人、そして99対91が1人と出ています。
なぜ試合後に採点が発表されなかったと言うと、テレビ局の放送時間の関係でそうです。司会を務めたジミー レノン氏も採点内容は知らなかったそうです。

そのチャベスの引退試合の前座には、元WBCライト級王者ミゲル アンヘル ゴンサレス、そして元ミニマム級王者ホセ アントニオ アギーレも出場。両選手とも判定勝利を飾っています。

2)本日のFIGHTNEWSのインタビューで、統一ミドル級王者バーナード ホプキンスは自身42歳(約3年後)には引退を確実にするとのこと。
ホプキンスは6月5日にIBF王座だけを数えると、18度目の防衛戦を行います。
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その他、週末の結果です

2004年05月24日 05時37分06秒 | 世界ボクシング
その他に行われた主だった試合の結果です。

1)メキシコシティー
伝説のフリオ セサール チャベス(41)の最後になるであろう試合。
自身初黒星、初ダウンを喫しこれまでに1勝1敗で星を分けているライバル、フランキー ランドールとの第3戦。激しい打ち合いを制し3ー0の判定勝利。ライバル対決を白星で飾るとともに、引退試合を見事に飾る。
判定が読まれる時、なぜかスコアは発表されなかった。

2)南アフリカ、カーニバルシティー
40歳バージル ヒル、クルーザー級で王座返り咲きならず。
かつてライトヘビー級でWBA王座を2度獲得。通算20度の防衛に成功し、2度目の王者時にはIBF王座も吸収。そしてクルーザー級王座も獲得した、ベテラン ヒルの同級王座再獲得ならず。
フランスの王者ジャン マルク モルメクに3ー0の判定負け。
試合後には「これが多分最後の試合になるだろうと」コメント。

1984年ロサンゼルス オリンピック銀メダリスト、技巧はヒルの引退はさすがに寂しい気がする。
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フロイド メイウェザー、スーパーライト級転向第1戦

2004年05月23日 13時24分54秒 | 世界ボクシング
本日、現在もっとも実力のある選手の1人と見られるWBCライト級(61.23キロ)王者フロイド メイウェザーが、自身の1つ上の階級スーパーライト級(63.5キロ)転向第1戦を見事な勝利で飾った。
前WBO同級王者の実力者デマーカス コーリーから2度のダウンを奪い、大差3ー0の勝利(119ー107、119ー108、118ー108)。
この勝利により、メイウェザーは近い将来WBCスーパーライト級1位に指名される模様。

その同団体王者アルツロ ガッティーは、今夏にも前WBAライト級王者のレナード ドーリンとの1戦を行うとの情報。

ライト級転向時には、新たな体重の壁にしばらくの間困惑していた。今度の新たなクラスでは、どのような活躍を見せてくれるのか楽しみである。
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ボクシング 10年 (ヘビー級編)

2004年05月23日 09時22分15秒 | ボクシングネタ、その他雑談
ここ10年間、WOWOWエキサイトマッチで浜田 剛史氏が繰り返して同じ事を言ってきた、「まさしく戦国時代ですね」。ここ10年間に関して見ると私の意見は少し違う。ヘビー級をリング上から牽引してきたのはレノックス ルイスとイベンダー ホリフィールド。そしてリング外の話題を含めたマイク タイソン。
これから数年がまさしく「戦国時代」だと思う。ルイスは引退し、ホリフィールド、タイソン共に王座に返り咲く可能性はあるとしても実力NO.1にはもうなれまい。ここ数年、クリチコ兄弟次第でこの混沌状態に変化が見られると思う。

2004年4月、まさしくヘビー級タイトル戦のラッシュを迎えた。

WBO空位王座決定戦:ウラジミール クリチコ(ウクライナ)対レイモン ブリュースタ(アメリカ)結果:ブリュースターの5ラウンドTKO、新王者に。

IBF戦:チャンピオン クリス バード(アメリカ)対挑戦者 アンドュルー ゴロタ(ポーランド)
結果:12ラウンド引き分け、バード、2度目の防衛に成功。

WBA戦:チャンピオン ジョン ルイス (アメリカ)対挑戦者 フリス オケンド(プエルトリコ)
結果:ルイス、KO防衛

そしてレノックス ルイスの返上したWBC王座決定戦:
結果:ビタリ クリチコ(ウクライナ)がコーリー サンダース(南アフリカ)を8ラウンドで破り新王者に。



同じような状況が、厳密には9年前、1995年にあった。

3月
WBO戦:当時最強と言われていたリディック ボウ(アメリカ)が、王者ハービー ハイド(イギリス)を一蹴。王座再獲得。

4月
IBF戦:前年、20年ぶり世界王座に返り咲きを果たしたジョージ フォアマン(アメリカ)が、アクセル シュルツ(ドイツ)に大苦戦の判定防衛。

フォアマンが返上したWBA王座決定戦、ブルース セルドン(アメリカ)が、トニー タッカー(アメリカ)に8ラウンドストップ勝ちで新王者に。

前年、WBC王座をレノックス ルイスから番狂わせで奪取したオリバー マッコール(アメリカ)の初防衛戦。もう一人の中年の星、ラリー ホームズに僅差判定で初防衛に成功。

当時、ルイス、ホリフィールドとも王座には君臨していなかった。しかし実力は現行の王者よりは上と囁かれていた。
そしてその年の夏、鉄人マイク タイソンが4年ぶりのリングへ復帰。

当時は主役が王座に居座らなくとも存在していた、ルイス、ホリフィールド、そしてタイソンと。
現在2004年は主役をまず探すことが先決。
クリチコ兄弟、白人ホープ ジョー メーシ、シドニー オリンピック金メダリスト、 英国のオードリー ハリソンが話題の中心になると思う。

こうして見ると、「10年」前あたりからボクシングの国際化、「脱アメリカ」がこの最重量級で始まったのが分かる。
そして「10年」おきに歴史的偉業が達成されている。
1994年、フォアマンの45歳での王座返り咲き。そして2003年、ロイ ジョーンズ、元ミドル級王者のヘビー級制覇と。
「10年」後にはどんなドラマが見られるか楽しみである。


Corleone
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ボクシング 10年 2

2004年05月19日 08時39分31秒 | ボクシングネタ、その他雑談
ここ10年間、世界ボクシング界を牽引してきた選手の代表格はやはりロイ ジョーンズである。93年に現在3団体統一ミドル級王者バーナード ホプキンスに僅差判定で空位IBFミドル級王座を獲得(当時、私はジョーンズをあまり評価していなかった)。翌年、当時全階級最強の1人の呼び声の高かったジェームス トニーに大差判定でIBFスーパーミドル級王座を獲得してから評価うなぎ上り。その後3団体統一ライトヘビー級王座に君臨。昨年2003年にはヘビー級王座をも獲得。伝説的ボクサーの仲間入りをはたした。
同11月にライトヘビー級再転向。アントニオ ターバーの持つ王座挑戦、獲得なるも減量苦の影響からか内容は芳しいものでなく苦い王座返り咲き。そして先日のターバーとの再戦では、相性の悪さか衰えか、生涯初の屈辱的KO負け。
「超人」ロイ ジョーンズ神話も、終焉が遠くない事を感じさせられた試合であった。

さて、10年前にまさしく「最強」の男にも終焉が近づきつつあった。
そのボクサーは、「メキシコの伝説」フリオ セサール チャベス。本当に強かった。まさしく「戦う王者」であった。3階級制覇。デビューからの連続勝利、不倒記録「87」の衝撃的な数字に伸ばしていた。その「無敵」の王者にも年齢という衰えが忍びよっていた。
チャベスの「無敵のオーラ」を剥がしたのが、後に4階級制覇を成し遂げるこれまた「ボクシング史上に残るテクニシャン」パーネル ウィテカー。1993年9月サンアントニオ(パッキャオがバレラを破った地!!)でチャベスの突進を見事捌き切る。露骨な地元判定引き分けで勝利者の権利を逃したウィテカーだが、その後明らかにチャベスは違うボクサーに変貌した。
その「伝説」にとどめを刺したのがフランキー ランドール。それまで打倒チャベス候補には、ウィテカー、ジュニア ミドル(現スーパーウェルター)級のテリー ノリス、又は次世代のオスカー デラホーヤ、コンスタンチン チュー等が上げられていた。しかし「不倒男」を初めてダウンさせ黒星をつけたのは、チャベスより1つ上のランドールであった。1994年1月のチャベス生涯初のダウンは、私にとり今でも衝撃的事件である。

「超人」、そして「最強の男」も時代の流れには逆らえないものだと痛感さえられる「ボクシング 10年」。

Corleone
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ボクシング10年

2004年05月18日 05時09分07秒 | ボクシングネタ、その他雑談
昨年2003年から今年にかけボクシング界では色々な出来事が起こっている。
1)レノックス ルイスのヘビー級王者のままでの引退
2)ロイ ジョーンズのヘビー級制覇、苦戦、そしてKO負け。
3)フロイド メイウェザー、エリック モラレス、アセリノ フレイタス等スター選手の階級転向。
4)圧倒的強さを見せ付けるバーナード ホプキンス、日本の誇り徳山の安定政権
他にも色々と。

ジョー 小泉氏に言わせれば、「新陳代謝の激しいスポーツ」
浜田 剛史氏では、「戦国時代」
そして我がボクシング狂友SPA氏は、「連鎖反応」

たしか自分が初めて見た世界戦はレパード 玉熊の王座転落試合、その次が畑中 清初防衛失敗試合である。
そして初めて購入したボクシング マガジンの見出しは、「タイソン、ラドックを返り討ち 」である。

何をここで言いたいのか?ボクシングを見てきて10数年、この世界は約10年位で大変化、世代交代があるのでは?と言う事だ。
1993ー1994年も現在のような激動の時代だったと思う。

そこで「ボクシング10年」と言うタイトルで階級ごとの変動、中心選手の活躍、交代等をシリーズで追っていきたい。

Corleone
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その他の試合結果です

2004年05月17日 08時36分46秒 | 世界ボクシング
何と言ってもロイ ジョーンズの1発KO負けに尽きる週末でした。ここでその他に行われた先週末の試合結果をまとめてみましょう。

1)WBOインタコンチネンタル ウェルター級戦が行われ、5週間前!!に3団体(IBF/WBA/WBC)ウェルター級王者コーリー スピンクスに判定負けを喫したばかりのザブ ジュダーが同王座を獲得。元IBFスーパーライト級王者ラファエル ピネダをスピードで翻弄。2ー1の判定(115ー112、114ー113、112ー115)でWBOウェルター級1位の座も同時獲得。この試合は「ジョーンズーターバー」戦の興行のセミファイナルで行われました。

2)IBFライトフライ級王者ホセ ブルゴスが、指名挑戦者で元ミニマム級IBF王者タイのファーラン サククリンに6ラウンドTKOで王座防衛に成功。

3)先週木曜に行われた試合です。
フリオ ディアスが2ー0ながら判定で前王者ハビエル ハウレギを破り新IBFライト級王者就いています。
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えっ!? 超大番狂わせ!!!!

2004年05月16日 13時41分10秒 | 世界ボクシング
何とロイ ジョーンズがアントニオ ターバーに2ラウンド左1発でKO負け!!! 両者にとり半年振りの再戦。前回の対戦ではジョーンズがヘビー級からの再転向、減量苦のための調整不足のため苦戦との大方の見方だった。しかし再戦ではターバーがなんとジョーンズをKO!!

10数年ボクシングを見続けているが、この「ジョーンズ1発KO負け」はまさに番狂わせナンバー1ではないだろうか。


この勝利によりターバーはWBCライトヘビー級王座に返り咲くと共に、ジョーンズがライトヘビー級再転向のためWBAよりあらためて「スーパー」王者に認可されていたため、統一王者に。
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